りんくう店のある愛知県常滑市は「やきものの街」として有名です。
りんくう情報局やちた散歩では、過去に陶芸体験や、
やきもの散歩道にあるお店などをご紹介させていただき、常滑焼の魅力をお伝えしてきました。
常滑焼といえば、急須や招き猫が有名ですよね。
以前、りんくう店スタッフがちた散歩で、
セラモール内にある『咲茶楽(ささら)』さんにて陶芸体験をさせて頂きました。
貴重な体験ができ、更に可愛らしいどんぶりを作ることができたと喜んでいました。
常滑焼は日本六古窯の中でも最古の歴史をもつといわれています。
平安時代から急須や食器などの日用品のやきものがつくられ、
室町時代には甕(かめ)や壺など大型のやきもの、
明治時代には土管や煉瓦、タイル、衛生陶器などもつくられるようになりました。
今回は数々のやきものの中から「衛生陶器」にスポットを当ててみます。
常滑市には衛生陶器メーカーの本社や工場があり、主要産業のひとつとなっています。
古くからやきものの技術を使って、たくさんの便器が作られています。
常滑焼は常滑で焼かれるやきものという事なので、
常滑でつくられているトイレは「常滑焼」と私は思っています。
常滑市に工場があるトイレメーカー「LIXIL」「TOTO」「ジャニス」で、日本のトイレシェア約9割にもなりますから、
もしかしたら皆さんのおうちのトイレ「常滑焼」かもしれませんね~
そんなトイレの産地常滑に新たな名物が登場しました!!
その名も「トイレの最中(さいちゅう)」
さっそく中を開けてみましょう。
中には便器の形をした『美味しそうな』最中と袋に入った餡子が・・・
まさか・・・と大体、想像がついたと思います。
そうですそのまさかです!
便器に餡子を入れて楽しむ最中なんです(笑)
餡子の量や形は入れる方のお好みで💛
中に入っている説明書には「決してトグロを巻かないように」と注意書きがありますが、
書いてあるとやりたくなっちゃいますよね~。
餡子を全て入れたのがこちら。
モリモリ餡子、早速いただきましょう。
「え、最中サクサク!!めちゃ美味しい!!!」
そりゃそうでしょう。
これ作ってるの常滑市の老舗和菓子屋さんの「大蔵餅」ですから。
毎年、夏には大きなフワフワかき氷が人気ですし、
美味しい和菓子も人気で私も贈り物などで利用させていただいています。
そんな老舗和菓子屋さんが衝撃なお菓子作っちゃうなんて、更に注目度高くなっちゃいますよね(笑)
このトイレの最中はLIXIL榎戸工場とのコラボ商品で、大蔵餅かINAXライブミュージアムで売ってます。
私はINAXライブミュージアムで購入しましたが、
ショップのお姉さんは「人気で土日は早くに完売しちゃいます」と教えてくれました。
実際に土曜日に買いに行ってみたら、午前11時に本日分完売の貼り紙がありました。
賞味期限も3ヵ月くらいあるので、誰かにあげたくなっちゃう面白お菓子です。
ただ、贈る相手はしっかり見極めて贈らないといけないのでご注意を。
今年も残りわずかとなりました。
今年もりんくう情報局をご覧いただきましてありがとうございます。
皆さまにとって良い1年になりましたでしょうか?
今年の嫌なことは、このトイレに流す・・・いや、パクっと食べて良いお年をお迎えください。
来年もりんくう情報局をよろしくお願いいたします。
記事担当:りんくう店 間瀬