年を重ね、季節の移り変わりに敏感になったように感じます。
日中も過ごしやすくなり、いろいろと行楽に出かけたくなります。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
2019年10月13日に『第3回とこなめ山車まつり』が開催されます。
山車といえば半田市が有名ですが、山車まつりは知多半島全体で行われており、
りんくう店のある常滑でも毎年開催されています。
毎年、春にはりんくう店にも山車が来て、お祝いをして頂いています。
今年の様子はこちらをご覧ください。
りんくう店にお祝いをして頂いている山車は、【海椙車】と言います。
山車を間近で見ましたが、なかなかの迫力でした!!
1台でも見ごたえ十分なのに山車まつりでは、
たくさんの山車が集まるのでものすごい迫力になると思います。
山車について、疎い私…。
様々な疑問があるので、今回山車についていろいろ調べ、勉強してみることにしました。
まず、山車の型について。
常滑市にある山車は『名古屋型』と『知多型』の2種類があるそうです。
・名古屋型
愛知県名古屋市を中心とする尾張地方広域に分布する山車の形式の一つだそうです。
名古屋を中心とした愛知県西部の山車全てを指すそうですが、形態の特徴から、
「知多型」「犬山型」「津島七切型」「岩倉型」と分別することもあるそうです。
・知多型
愛知県半田市を中心とする知多半島全域(旧知多郡域)と、
西三河南部地方の一部に分布している山車の形式の一つだそうです。
半田市を中心に発展したため、「半田型(半田型山車の略称)」とも呼ばれるそうです。
なお、知多地方では一般的に山車をさす呼称として、
「御車(おくるま)」という呼び方をしているそうです。
山車の作りについて。
大きく4つに分けると、
『上山(うわやま)』『前山(まえやま)』『胴山(どうやま)』『台輪(だいわ)』
で構成されています。
その中から、私が興味を抱いた箇所をご紹介していきます。
山車の真ん中あたりにある彫り物。
こちらは『壇箱』と言い、山車によって様々な彫り物がされています。
壇箱1つ1つにストーリーがあり、
調べてみると私の大好きな歴史に関するものがたくさんありました。
『壇箱』についてもっと細かく載っている記事はこちらをご覧ください。
山車の個々の部分をじっくり鑑賞する楽しみ方もでき、
歴史好きの方も違った目線で楽しめると思います。
山車の保管について。
山車の保管する場所は、
山車倉・山車蔵・サヤ・鞘蔵・保管庫・格納庫・納庫・郷倉・車小屋など、
呼び方はその土地によって様々あるそうです。
サヤは知多型の山車で、祭礼前に組み立てられた知多型の山車を、
一時収納するための建物を指し、当初は仮設的なものだったようです。
しかし、現在では年間を通し組んだまま保存されている山車(地区)もあるそうです。
なるほど、色々な呼び方があるけど、この辺りでは『サヤ』と呼んでいるんですね。
私の家の近くにも、サヤがあるので歩いて散歩してみました。
2019年10月13日の『第3回常滑山車まつり』に向け、山車について少しですが勉強できました。
おまつりに参加したり、見たりするときに、今までとは違う目線、感覚で見ることができそうです。
皆さんもぜひ『第3回常滑山車まつり』を一緒に楽しみましょう♪
記事担当:りんくう店 飯田