皆樣こんにちは♪森岡店情報局のお時間です!!
突然ですが皆様はお酒を飲まれますか?
また飲まれる方は、どのようなお酒を飲まれるでしょうか。
色々な種類のアルコールの中で、私の周りはビールを飲まれる方や健康のために焼酎を飲まれる方が多く感じます。
そのような中、私はあるきっかけで「日本酒」を飲むようになりました。
健康面からすると、日本酒はビールと比べ、糖質や痛風の原因となるプリン体のどちらも少ない数値で、ビールよりは健康には良さそうです。
そのきっかけとなったことというのが、昨年の暮れに「超特撰國盛 大吟醸 生酒 超」というお酒と出会ったからです。
その高価なお酒「超」は、私が日本酒を好んで飲んでいた数年前のイメージ、辛口でたくさん飲むと悪酔いするような感じとは一転、一言で言うと「フルーティー」という言葉がピッタリな味わいで、一気に虜となってしまいました。
そこでフルーティーな日本酒について調べてみると、世間でもこのフルーティーな味の日本酒はちょっとしたブームとなっているようです。
そのきっかけとなったのが「獺祭」というお酒です。
元総理の安倍首相がプーチン大統領やオバマ大統領など、各国トップにプレゼントしたことでも話題になりましたね。
当時私は飲んだことはありませんでしたが、獺祭という名前は記憶にあります。
またそのフルーティーという味についてですが、例えば「大嶺 3粒 無濾過生原酒 出羽燦々」という私が実際に飲んだお酒。
柑橘系の香リがして、パイナップルやメロンのような甘みがしました。
また「甲子林檎 / きのえねアップル 純米吟醸 生酒」。
名前の通り林檎のような香りと風味が感じられます。
他にもバナナや白桃、いちごなど色々な香りや味を楽しめる日本酒ですが、なぜ日本酒からりんごやバナナなどの香りや風味がするのかというと、果汁を添加しているわけではなく、簡単に言うと精米歩合を高くしてよく磨いているからです。
「吟醸酒」「大吟醸酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」がそれにあたります。
また、色々な風味を生み出す「酵母」を使用します。
この酵母により、林檎やバナナやマスカット、いちごなど色々な風味の日本酒ができるようです。
また日本酒の味もそうですが、日本酒の魅力に季節ごとに味が楽しめるということがあると思います。
多くの酒蔵が季節毎の限定酒を販売し、どれも売り切れ必至となっている程人気になります。
春には、ピンクのボトルや桜をモチーフにしたものが多く販売されています。
「うすにごり」うっすらと濁っていてお米の旨味が強く感じられる「おりがらみ」などの日本酒が多く販売されます。
私がこの春が購入した「寒菊 OCEAN99 凪 -Spring Misty- 純米大吟醸 うすにごり無濾過生原酒」。
この酒は「微発泡うすにごり」で、少し甘口で爽やかな泡の感触がしました。
なぜ微発泡するのかというと炭酸ガスを加えているのではなく、先ほどにも出てきた酵母による自然発泡で、この発泡のシュワシュワ感が良い感じです。
このお酒が今まで飲んだ中で一番美味しかったも・・・。
このお酒の酒蔵は非常に人気で、限定酒はすぐに売り切れてしまいます。
これからの季節、夏になると、青や水色、透明のボトルなど夏を感じさせるものが販売されます。
夏に向けて購入した「Ohmine 3grain 夏のおとずれ」。
まだ飲んではいませんが、ラムネの様な清涼感、りんご、シャルドネのような甘味と酸味が感じられるということなので楽しみにしています。
ちなみにこのお酒を選んだのは、ズバリジャケ買いです。
他にもジャケ買いした「楽器正宗 別撰生詰」というお酒です。
ラベルもおしゃれですが、商品名もおしゃれですよね。
どちらも人気の酒蔵で売り切れ必至。味も保証付きです。
他にもおしゃれなラベル、ネーミングのお酒があり、ジャケ買いするのも私の日本酒の楽しみ方です。
そして秋には、瓶詰め前の火入れをしない「ひやおろし」やおいしく熟成した「秋あがり」という秋にしか味わえないお酒が販売され、冬には、その年の秋に収穫したお米で造られる「初しぼり」や「しぼりたて」という文字の書かれた新酒が販売されます。
私のような、にわかの日本酒ファンにはあまりよくわかりませんが、今から楽しみにしています。
このように色々な楽しみ方がある日本酒ですが、少しでもその魅力が伝わったでしょうか。
最初に少しブームになっているとは書きましたが、アルコール消費量全体からみると日本酒の消費量は5%程度となっています。
海外では日本食ブームとともに消費量も増えているようですが、国内での消費量はピーク時の3分の1以下まで落ちこんでいるのが現状です。
特に20~30代の約7割が1年以上日本酒に触れてないというデータもあるようで、若い方の日本酒離れが深刻なようです。
しかし物流と冷蔵技術の発達で、美味しい日本酒が身近になりブームになっていることも事実なようです。
この記事をきっかけに、若い方にも日本酒に触れていただいて、その魅力を感じてくれたらいいなと思います。
☆森岡情報局毎月18日更新☆
記事担当:森岡店 山田