みなさん、こんにちは~♪
口田店情報局です。
ついにこの日がやってきました~~♪
「情報局でウイスーキーを語れる日!!」
有楽グループに入社して、はや十数年。
まさかこんな公の場で堂々と、ウイスキーを語れる日が来るとは思ってもいませんでした。
はい、以前にも言いましたが私は有楽1の酒通でして、
中でもウイスキーにはめっぽう強く(知識がです。飲むのはすぐにKOです)
いつか語れたらな~と思っていたんですよね。
もちろん語るからには販売してますよ。
ほら、コチラ。
ほんとはですね~、以前にも語るチャンスはあったんです!
「マッサン」の放映中にウイスキーブームが到来していたときに書けばよかったんですよ!
そのブーム中に口田店に余市あたりが入荷されれば書こうと思っていたのですが、なかなか入荷されず、
(注文しなけりゃ、そりゃ入荷されませんわな)
ついにはタイミングを逃してしまい、「ヘタこいた~!」と思っていたんです。
そんなこんなで、ちょっと落ち込んでいましたが、
女神は私を見捨てていはいませんでした。
なんと、サントリーから「知多」が発売されることになったんですね~♪
「今度こそ、このタイミングを逃さんぞ!!」
てなわけで、さっそくウイスキーを語らせてもらいます♪
まずは種類ですね。ウイスキーは産地によって大きく5つに分けられます。
・国産の「ジャパニーズウイスキー」
・スコットランドの「スコッチウイスキー」
・バーボンで有名な「アメリカンウイスキー」
・アイルランドの「アイリッシュウイスキー」
・カナダの「カナディアンウイスキー」
この5つは「世界5大ウイスキー」と呼ばれています。
上記写真の「知多」「余市」は、もちろんジャパニーズウイスキーですね。
マッサンを見ていた方なら知っていると思いますが、
国産ウイスキーはスコッチから学んで造られたので、
国産とスコッチの製造方法は非常に似ているんですね~。
国産とスコッチは、
麦芽のみで造られた個性の強い「モルトイウスキー」と、
トウモロコシと麦芽で造られたライトな味わいの「グレーンウイスキー」、
その2つをブレンドした「ブレンデッドウイスキー」、
この3つに分けられます。
銘柄を当てはめるとピンときますかね?
【モルトウイスキー】
国産…山崎、余市、白州、竹鶴など。
スコッチ…マッカラン、グレンフィディック、ラフロイグなど。
【ブレンデッドウイスキー】
国産…響、ROYAL、OLD、角、ブラックニッカなど。
スコッチ…バランタイン、ジョニーウォーカー、オールドパーなど。
ウイスキーを飲まない方でも、聞いたことがある銘柄も多いのではないでしょうか。
あれっ??
「グレーンウイスキー」は??
はい、実はこのグレーンウイスキーというのはですね~
販売されてはいるんですが、ほんの少数でですね~
これ単体で販売するために造られるのではなく、あくまでブレンド用という立ち位置なんですね~。
ウイスキー好きな私でもグレーンウイスキーは2,3種類しか飲んだことがありません。
そんな日の目を見ないグレーンウイスキーでしたが、
ついに脚光を浴びるときがやってきました~!
それが、有楽グループのお膝元、知多半島で造られたグレーンウイスキー「知多」なんです!
ただ単に、「知多」が発売されたから飲んでみよう!ではなく、
そんなグレーンウイスキーの背景を想いながら味わうのもお酒の醍醐味だと思います。
みなさんも是非、そんな「知多」を味わってください♪
・・・とは言っても、
ウイスキーと聞いてしまったら、
「アルコール度数が高くておいしく飲めない」「お酒が弱い人は飲めないお酒」
こんなことを思われる方が多いんですかね??
たしかにね~。アルコール度数40度ぐらいあるしね~。
だからといって、水やソーダで割るのもなんかもったいなさそうだし、
ロックにしたところでまだキツいしな~。
こんな感じでしょうか?
でも大丈夫です!
そんなお酒が得意ではない人でもウイスキーが楽しめる飲み方を、
今回ご紹介したいと思います♪
しかし、そもそもですね~、なぜほとんどのウイスキーのアルコール度数は40度以上なのでしょう??
少数ですが、稀に37度のウイスキーがあります。
でもそれ以下のウイスキーは国内には絶対にありません。
これだけたくさんあるウイスキーなんだから
1本ぐらい30度ぐらいのウイスキーがあってもいいじゃん?って思っちゃいません?
なぜでしょう??
40度ぐらいが一番おいしい度数だから? いえ、違います。
答えは単純で、日本の酒税法で決まっているからなんです。
36度未満だとウイスキーと名乗れなくなってしまうからなんですね~。
だから最低でも37度のウイスキーしか存在していないのです。
じゃあ仮に、もしこの酒税法で30度まではOK!ってなったとしましょう。
そーしたらどうなると思いますか?
多分ですが30度に近いウイスキーが販売されることになると思うんですよ。
そーなってくると、ここで一つの疑問が生まれませんか?
「どうやってアルコール度数を調節してんだ?」
市販されているウイスキーのアルコール度数は、ほとんどが40~45度ですが
稀にマニア向けで50~70度ぐらいの物もあるんですよ。
これらをどうやって調整しているかっていうと
これ、意外と知られていないのですが実は、水を加えて調整しているんです。
樽で熟成されているときのウイスキーのアルコール度数は
実は50~70度ぐらいなんです。
先ほど言ったアルコール度数の高いマニア向けのウイスキーというのは
これをそのまま瓶詰めして販売しているんです。
でも、これはほんの少数で
ほとんどのウイスキーは、樽熟成させた後に水を加えて
アルコール度数を40~45度に調整してから瓶詰めしているんです。
そうなんですよ!
ほとんどのウイスキーは店頭に並んでる状態で、もうすでに「水割り」なんです!
これを知っちゃうと、ウイスキーを水で割るのに、なんの躊躇もなくできちゃいますよね?
そうです!
最初っから水割りなんだから、自分に合う度数にガンガン水で割っちゃえばいいんですよ!
そこで登場するのが私がオススメしたいウイスキーのおいしい飲み方
【トワイスアップ】
サントリーHP トワイスアップ
http://www.suntory.co.jp/whisky/beginner/drink/two.html
この飲み方は、作り方は超簡単なのに、
ウイスキーの香りを引き立たせるのに一番最適な飲み方と言われていて、
注意する点は、ただ1つ。ウイスキーも水も「常温」であること。
もちろん氷は入れません。
冷えていると大事な香りが立ちませんからね。
ウイスキー工場で働くブレンダーさん達は、日々この飲み方で試飲しているらしいです。
「トワイスアップ」で使うお水は
水道水ではなくミネラルウォーターを使ってくださいね。
国産のミネラルウォーターがオススメです。
基本的には「ウイスキー1:水1」の割合。これでウイスキーの度数は半分になります。
それでもまだキツいな~と思われるようでしたら、もう少し水の量を増やしてもいいと思います。
そして、飲み続けていけば自然と慣れていくはずです。
慣れてきたら徐々に水の量を減らしていき、最終的にはストレートで飲めるようになるでしょう。
さぁ、「トワイスアップ」を知ってアナタはグッっと大人になりました。
勇気を出してウイスキーを買おうではありませんか!
「トワイスアップ」で「知多」と「余市」を飲み比べてみて下さい。
その違いは歴然で、もっともっとウイスキーを知りたくなるでしょう。
記事担当:口田店 森岡