みなさん、こんにちは~♪
口田店情報局です。
はい、みなさん。
先日の私のウイスキーの記事は読んでくれましたか?
「トワイスアップ」というウイスキーの飲み方や、
サントリーの新商品ウイスキー「知多」をご紹介したのですが、
じつは先日、知多蒸留所に見学に行ってきたんですよ。
普段は一般公開していない知多蒸留所なんですが、
サントリーさんは、新商品『知多』の魅力を知ってもらおうと、
特別なお得意様だけに工場見学を行っているんですって。
そこで有楽グループにも見学の招待があり、
その情報を素早くキャッチした私が、
どれだけウイスキーを愛しているかを必死にアピールし、
見事、連れてってもらうことに成功したわけです♪
なので今回も、またまたウイスキーを語ると共に
知多蒸留所の見学リポート&グレーンウイスキー『知多』の魅力をお伝えしたいと思います。
まずは、いきなり工場見学からではなくスライドで『知多』に込められた想いや
グレーンウイスキーとは?の説明をしてくれました。
はい、みなさん。
国産のジャパニーズウイスキーには3種類あって
その中でも、このグレーンウイスキーはどんな立ち位置なのかって覚えてますか?
グレーンウイスキーは、あくまでブレンド用に作られていて、
これ単体で商品にすることは稀なんですよね。
グレーンウイスキーというのは、
モルトウイスキーに比べ個性が弱いためサイレントスピリッツと呼ばれているんです。
スライド写真の歴史を見ても分かるように、
知多蒸留所は、今から40年以上も前に1972年に設立されていましたが、
これまでに単体で商品化されることはありませんでした。
はい。そもそも「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」は何が違うのか?
もちろん原料も違いますが、もう1つ大きな違いがあります。
それは蒸留方法なんです。
「モルトウイスキー」は、【単式蒸留器】を使って
職人が微妙な温度調整をしながらゆっくり蒸留させていきます。
原料の持つ成分を残しやすく、香味高い個性の強い原酒を造りだすことができるんですね。
一方、「グレーンウイスキー」は、【連続式蒸留器】を使って
高温で一気に原料の持つ成分を残さず、
クリアでクセのないアルコール高濃度(94%)の原酒を安価で大量に造りだすことができます。
この違いで、ど~しても
「モルトウイスキー」=手造り、高級、香り豊か、深い味わい
「グレーンウイスキー」=大量生産、安価、個性がない
こんな感じで実は私、グレーンウイスキーをちょっとナメていました。
「所詮、グレーンウイスキーでしょ?」と。
しかし!
この次のスライドを見た瞬間に私の意識は、ちょっとずつ変わっていきました!
コチラです。
私の勝手なイメージですと、とにかく連続式蒸留器で大量にガンガン造ってしまえ~!
みたいなのを想像していたのですが。
スライドに「世界も稀な複数タイプの原酒」とあるように、
蒸留塔の使い方でヘビー・ミディアム・クリーンと3種類の原酒を造り出しているんですよね~。
これにはちょっとビックリしました。なかなか手が込んでいるではないですか。
そして熟成で使う樽の種類。
シェリー樽やワイン樽など、複数の樽で熟成させた原酒を使い分けているんです。
なかなかやるではないですか。
さすが「グレーンウイスキーでも勝負できる!」と販売しただけのことはありますね。
スライドの後は、工場の模型を使ってウイスキー造りの工程の説明です。
写真の左側が、仕込みですね。原料のとうもろこしを粉砕したり水に浸したりするところです。
その後、中央のタンクで発酵させ、それを右側の連続式蒸留器で蒸留させていく感じです。
そしていよいよ実際の工場を見学です。
模型を見ているときは、当然のように屋内に工場があるって思い込んでいましたが、
実際に行ってみると、屋外に工場があるっていうのにちょっと驚きました。
最後の写真が、サントリー自慢の連続式蒸留器です。
この蒸留器で3種類のタイプの違う原酒を生み出しています。
案内してくれた女性のスタッフの、
「そこらの連続式蒸留器とワケが違うんだぞ~!」みたいな感じで誇らしげだった表情が印象的でした。
さあ、待ちに待ったテイスティングです。
私は山崎蒸留所の工場見学にも行ったことがありますが、
やっぱり一番の楽しみは、このテイスティングです。
そこでしか飲めない原酒や非売品のウイスキーが飲めるチャンスだからです。
今回は、この4種類のテイスティングです。
テイスティングの飲み方は、もちろんトワイスアップ。
上左の「クリーン」と上中「ヘビー」の2つの原酒は、
原料はもちろん、熟成で使った樽も同じで違うのは蒸留塔の使い方のみなんですよね。
それなのに、口に入れた瞬間から風味の違いは明らかで、
「ヘビー」は原料の風味がとても感じられました。
連続式蒸留器でもここまでできるんですね。誇らしげだった理由が分かる気がしました。
一通りトワイスアップでテイスティングした後に、
サントリーが『知多』の飲み方でイチオシのハイボールが登場しました。
グレーンウイスキーの後味がスッキリした特徴が、とってもよくマッチしてました。
知多市のよく晴れた日。
青空の元、すぐ隣りにある海から軽やかな心地良い風を感じる。
そんな爽やかな知多市のイメージを、このハイボールで表現しているんですって。
その名も【知多 風香るハイボール】なんともステキですね♪
皆さんにも、ぜひ一度は味わって頂きたいです。
サントリーウイスキー知多 公式ホームページ:http://www.suntory.co.jp/whisky/chita/
サントリーウイスキー知多 公式Facebook:https://www.facebook.com/SuntoryChita
サントリーウイスキー知多 TVCM
記事担当:口田店 森岡