みなさんこんにちは。今回の口田店情報局は大相撲名古屋場所ロスで9月が待ち遠しい大桒が担当いたします。
今年は早くも全国各地で40℃近い気温が続いております。
奈良の鹿さんも日陰に避難し気だるそうに・・・いや、そんなにくっついていたらむしろ熱いのでは?
気温のピークは8月半ばから9月にかけてと言われ、まだまだ危険な日々が予想されます。
みなさん熱中症にはくれぐれもお気を付けください。
さて、こうも暑いと冷たい飲み物がグイグイ進みますね。
汗もかくし、喉は渇くし、熱中症対策としてもこまめに水分を摂ることが必要です。
私も呑み過ぎて(お酒)・・・(笑)
朝起きるとお口がゴビ砂漠状態なのでペットボトル1本分ガブ飲みしてしまいます。
人間が1日に必要な水分は、個人差はありますが約2~3ℓといわれています。
水分は食事にも含まれているので、飲み物2~3ℓではなく、食事で1ℓ+飲み物で1ℓ位+αの摂取が良いとされています。
なぜ水分の話を?と思われるかもしれませんが、暑い夏だからこそ気を付けたいことなのです。
みなさんは「水中毒」という言葉を聞いたことはありますか?毒入りの水ではないですよ。
実は水分は人体に必要なものであると同時に場合によっては命を脅かす毒にもなり得るのです。
なぜ水分が毒になるのか?問題なのは飲み方です。
摂取した水分を体が処理できるのは、1時間あたり約1ℓです。
短時間の内に大量の水を飲むとどうなるのか?
水分の処理が追い付かず、体内に溜まってしまいます。
すると体内では、血液が薄まる・細胞が膨張するという変化が起きています。
膨張するのは脳細胞も一緒です。
脳が膨張すると、頭蓋骨が邪魔をして圧迫されてしまい体に様々な不調をもたらします。
症状としては、めまい・頭痛・吐き気・むくみ・脱力感。
重度の場合は痙攣・麻痺・呼吸困難・意識障害・昏睡。
最悪の場合には命にかかわるなんてことも。
「またまた~ 短時間に大量に水分を摂ることなんてないでしょ?」
と思うかもしれませんが本当にそうでしょうか。
のどが渇いたからといって、一気飲みとか、ガブ飲みとかしてはいませんか?
食事中にたくさん飲み物をおかわりしてはいませんか?
体に良いと思って食べる量を抑えて水ばかり飲んではいませんか?
摂りすぎた分は体が排出してくれますが、それにも限界がありますので、飲み方に注意しないと気付かぬうちに体調を崩してしまいます。
注意することは難しくありません。
一度に飲む量と時間をコントロールすることです。
喉が渇いたと思ったらコップ一杯程度をゆっくりと、1時間あたり1ℓを超えない程度に抑えましょう。
ただし、例外もあります。
体が脱水状態にある場合は水分の摂り方が変わってきます。
尿の色で水分が足りているのか、どれくらい飲んだ方が良いのか判断することができるので参考にしてください。
危険な暑さが続く夏、熱中症対策のつもりが、何気ない習慣が実は体に良くなかったなんて結構ありがちです。
まめ知識として頭の片隅にでも置いておいていただけたらと思います。
それではまた。
記事担当:口田店 大桒