皆様こんにちは、衣浦情報局のお時間です。
今回で3回目の登場となりました、私、峰松パティシエがお送りしてまいります。宜しくお願いします。
ようやく冬の寒さが一段落して日中は暖かな陽気を感じられる日が少しずつ増えてきて嬉しい限りですね。
一日も早く過ごしやすい本格的な春が来てほしいものです。
昨今の情勢から自宅で過ごす時間がとても多くなってきているもので、自炊とまではいかないものの、
食事の中の「一品」や「おつまみ」になる様な物をおうちで自作することが増えてきて、
段々とそれが楽しくなってきました。
今回はその中から、おうちでも出来る『お豆腐作り』に挑戦してみました!
【材料】
・大豆 250g
・にがり 大さじ1
【用意する道具】
・豆腐の空き容器、空になった果物のプラスチックトレーなど
(容器の底に数カ所小さめの穴をあけておきます。お豆腐を成型する際に使用します)
・木綿、もしくは薄手のガーゼなど
・ミキサー
・ゴム手袋
・調理用の温度計(おうちにあれば)
【作り方】
①大豆は表面をよく洗って、5カップ程の水に前日から一晩つけこんでおきます。
②下準備しておいた大豆を、2~3回に分けて、つけておいた水と一緒にミキサーにかけます。
表面が滑らかなペーストになってきたら頃合いです。
③水を5カップ程鍋にかけて沸かしておき、大豆ペーストを加えていきます。
強火のまま温めていき、焦げてしまわないようにかき混ぜていきます。
あたためて行くうちに泡が吹き始めたら弱火にして、そのままかき混ぜながら約8~9分ほど煮てください。
泡状のアクのようなものが浮かんでくるので取り除いていきます。
④泡が落ち着いて、煮ているうちに青臭みのある大豆のにおいが感じられるようになってきたら火を止めて、
木綿(またはガーゼなど)で材料をこして豆乳にしていきます。
※この際、ペーストはとても高温になっているため、素手で触れたりなどして、
やけどをしてしまわないように注意してください。
⑤絞った豆乳を鍋に入れて約70℃~80℃くらいに温めていきます。
適温になったら火を止めてにがり(大さじ1)を全体的に回し入れていきます。
強く温めすぎてしまうと表面に湯葉のようなシート状の部分ができてしまうので、取り除いてやや火を弱めてください。
⑥2~3分ほど経過して少しずつ小さな豆腐のかたまりができ始めてきたらOKです。
そのままふたをして10分ほどおいておきます。
(豆腐として固まる部分と、薄黄色の液体とに少しずつ分離していきます。)
豆乳の様子に変わりが見られなかった場合、
もう一度にがり(大さじ1/2)を加えて全体をゆっくりとかき混ぜていきます。
⑦豆腐の空き容器の底に穴をあけておいたものにキッチンペーパーを敷いておき、
鍋から豆腐のかたまりを移していきます。
表面が平らになる様にならしていき、かるく押すようにして形を整えていきます。
穴をあけた底から水分が抜けていくので、網などを敷いたバットに入れておくとよいでしょう。
⑧しばらく経過させて、しっかりと水分が抜けきったら出来上がりです!!
そのままスプーンですくって食べることが出来ます。
続けて冷蔵庫に入れておくと、より締まりのある食感にすることも出来ます。
実際にお豆腐作りを体験してみたところ、にがりを加えてかためて成型していく工程が想像していた以上に大変難しく、
「ふわふわ」な食感や「つるっ」とした見た目に作り上げるには相応の知識と経験が必要なようです・・・・。
普段の生活で食べているお豆腐を作ってくださっている職人さん方に感謝と尊敬の念が止まらない、
峰松がお送りしました。
★衣浦情報局 毎月2日&16日更新★
記事担当:衣浦店 峰松