4月17日から有楽グループは全店営業を自粛して約1ヶ月が経過致しました。
色々な人と現状の話をすると、その殆どが「人生で初めての経験」と言う様な暗い方向の話になります。
楽しさを提供する有楽としては、この情報局だけでも明るく楽しく前向きな内容にしていかなくては、と思っております。
と言う訳で、今回は営業再開に向けて裏側で活動していた事を綴りたいと思います。
お客様用にアマゾンで購入した非接触型の消毒噴霧器が思ったより早く納品されたので、さっそく電池を入れて試しに動かしてみたものの、電源ランプはしっかり点いていたのにも関わらず、消毒液が噴霧されない。
海外製品はこれだから困る。しかも15個も買ってしまった!!
と肩を落としました。
新品の電池を渡されたと思い込んでいたら、実は渡された電池が古い使いかけだった事が判明。
新品の電池を入れたら消毒液が出過ぎなぐらい本来の動きを見せてくれました。
だが、「写真では結構大きく見えたのに、これ使い物になるのかな?」と不安になるぐらい想像より異常に小さいのが大問題です。
何かの時の為に、一枚一枚マスクを小分けにしたり。
(しっかり消毒噴霧器で全員消毒した手で行いました)
パチンコ台とパチンコ台の間に付ける飛沫防止ボードも製作中です。
店舗毎に設備環境が異なりますので、店舗に合わせた形状が必要なのと、膨大な数量が必要となるので、大変な作業ではありますが、安心できる遊技環境を作る為にも急ピッチで製作しております。
自分の絵心が心配です。
さらに、カウンターにも飛沫防止ボード?もお手製で設置いたしました。
この状況で必要な材料が入手困難なので、今入手できる範囲内の材料でどう作るのかを色々と考えました。
最初は木で作ろうとしましたが、何とも言えない雰囲気でしたので、最終的に不格好ですが塩ビ管で作製しました。
昔、塩ビ管をノコギリで切断した経験がありますが、真っ直ぐ切断するのがとても難しく、これは材料を切るだけでも苦労するだろうなと思っていたら、こんな道具がありました。
この道具の名称は「塩ビカッター」
もっと前にコイツに出会っていたら、塩ビ管との付き合いがもっと深いものになったのに!と思うぐらい簡単に切断できる凄いヤツ!
以外に不器用な私にも綺麗に切断する事が可能な「塩ビカッター」
女性でも簡単に力も入れずに切断する事が可能な「塩ビカッター」
どうですか、この切れ味。
親指の絆創膏は「塩ビカッター」でケガしたわけではなく、
営業自粛の問題で運動不足を解消する為に自転車で通勤し、帰宅時に自転車で転倒して出来た怪我です。
これもコロナの影響です。
何気なくこの「塩ビカッター」をぼんやり見ていると、全く別物のが思い浮かびました。
年齢によって思い浮かぶモノが異なるとは思いますが、皆さんは「塩ビカッター」を見て何が思い浮かびますか?
私は40代半ばの男性ですので、これらのモノが思い浮かびました。
まずは、ペダン星人が開発したロボット「キングジョー」
画像を見れば一目瞭然、とても強い。
石油タンカーらしき船を軽々投げつける事が出来るので、ウルトラセブンもびっくり。
とにかく塩ビカッターと色合いがほぼ同じ。
そして、コレ
カプセル怪獣「ウインダム」
ウルトラセブン側の味方ですが、ロボットなので暴走する事もありました。
ロボットなので電波系の攻撃に弱いです。
なんだか写真の状況も揉めている感じがします。
色合いはシルバーなので違いますが、頭部の形状が特に塩ビカッターに通じるモノがありますね。
そして、コレ
鉄不足のバンダ星人が作ったロボット「クレージーゴン」
蟹とスクラップ工場が融合した様なこの見た目。
【クレージーゴン写真1】
塩ビカッターと色合いがほぼ同じで、蟹のハサミが見るモノをそう感じさせますね。
ちなみに右のハサミが妙に大きい蟹を「シオマネキ」と言うそうですが、時々左のハサミが大きいシオマネキも少ないですが存在します。
クレージーゴンも右利きなので、星が違っても右バサミを大きくするのは地球と共通しており、右利きと言うモノに何か特別な意味があるのだろうなと感じました。
みなみに、ロブスターのハサミも左右の形状が違うのですが、ご存じでしょうか?
大きいと言うよりゴツくて太い?ハサミの名称を「クラッシャー」と言い、固い貝や甲羅などを砕く為にゴツい形になっています。
小さいと言うよりも、薄くて尖っているハサミの名称を「カッター」と言い、貝や甲羅を砕いた後の身を裂いて口に運ぶので薄く尖った形になっています。
写真の右側のハサミが「クラッシャー」で左側が「カッター」となるわけですが、やっぱり地球外生命体なんだなと感じさせるクレージーゴンの行動が観察により明らかになりました。
下の写真をご覧ください。
【クレイジーゴン写真2】
スクラップ工場のシャッターが開いていて、そこにトヨタスポーツ・800を思わせる車が運ばれている様に見えますが、実はこれ、クレージーゴンが自身の右のハサミで口の部分に運んでいる状態の写真です。
何か変だな?と思いましたよね?
そうなんです、トヨタスポーツ・800が潰されていないんです。
【クレイジーゴン写真1】の時は右のハサミ「クラッシャー」で車(車種不明)を潰している最中なんだな、と思って観察していましたが、【クレイジーゴン写真2】では「クラッシャー」であるはずの右のハサミで、潰されていないトヨタスポーツ・800を口の部分に運ぼうとしています。
となると、左のハサミは一見「カッター」の様ではあるが、口に運ぶ事すらしないハサミであり、右のハサミは「クラッシャー」であり「カッター」でもあり・・・。
クレージーゴンの右ハサミは大きいので「クラッシャー」と思いがちですが、トヨタスポーツ・800を潰さず口に運ぶ事から考えると、クレージーゴンにとってトヨタスポーツ・800は潰さなくてもそのまま食べられる大きさと言っている様なものです。
なので、クレージーゴンの右ハサミは「カッター」という事になります。
となると、クレージーゴンの左ハサミは未成熟の「クラッシャー」となるわけですが、ロブスターの中には両方のハサミが「カッター」になっている亜種も存在しているので、一概に「クラッシャー」と言う事は出来ません。
ちなみに、両方のハサミが「クラッシャー」になっているロブスターは私の知る限り存在を確認していません。
結論
クレージーゴンの右バサミは「カッター」
クレージーゴンの左ハサミは「小さなクラッシャー」もしくは「カッター」
などと、塩ビカッターで色々と考えさせられました。
長々となってしまいましたが、
営業再開までまだ数日掛かりそうですが、安心して遊技できる環境をしっかり整備しておりますので、営業再開の案内をお待ちいただければと思っています。
記事担当:有楽グループ 本部長 新美健一