皆さん、こんにちは~(*^-^*)
今回の記事担当は、駅前研究所の星野が、
熊本県オリジナル品種のイチゴ“熊紅”について、お届けいたします。
はじめに、イチゴについて勉強をしていきましょう。
◆いちごの生産トップ県と、主な品種◆
1位 栃木県<とちおとめ・スカイベリー>
2位 福岡県<あまおう・紅ほっぺ・さがほのか>
3位 熊本県<ゆうべに・ひのしずく・とよのか>
4位 静岡県<章姫・アイベリー・紅ほっぺ>
5位 長崎県<ゆめのか・さちのか>
ここでは、一部の産地ですが、イチゴの品種は2018年度までで、
なんと47品種が出ているそうですょ。ビックリですよね~( ゚Д゚)
◆イチゴの栄養素◆
・ビタミンC
イチゴは、ある程度の量をまとめて食べることが多いので、ビタミンC摂取に最適です。
風邪予防や、疲労回復、肌荒れに効果があります。
・アントシアニン
イチゴの赤い色素成分、アントシアニンは、ポリフェノールの一種で、
眼精疲労回復、視力回復に有効とされています。
また、活性酸素を減らし、がん予防にも効果があると言われています。
さて、コレは何て読むのでしょ~か?
「熊紅」クマベニ?
ん~、難しいですね・・・(;^ω^)
答えは、“ゆうべに”です。
どのようにして“ゆうべに”と名前がついたのでしょうか?
熊本の「熊」を音読にすると「ゆう」
イチゴの紅色や、クリスマスを華やかに彩る赤色の意味を込めて「べに」
2つの言葉を合わせることで命名されたのが “ゆうべに”、熊本県オリジナル品種です。
有楽グループ全店では、熊本産のイチゴ「ゆうべに」が納品、陳列されています。
見かけた方は、いらっしゃいますか?
パッケージに熊本県のゆるキャラ、くまモンが見つめているイチゴです(#^^#)
とっても、カワイイですよね~。
“ゆうべに”は、2015年、100年に一度の「イチゴ(15)イヤー」に熊本で誕生したイチゴで、
熊本のイチゴ栽培面積の半分以上を占めている「さがほのか」に代わる品種として、
約10年間にわたり開発され、極上の一粒を作り上げたそうです。
(赤い着色や、食味の良い品種のイチゴを種親にし、
花粉親を「かおり野」と交配して生まれた系統から選抜、育成された大玉のイチゴです。)
こちらのイチゴは、5月頃まで楽しめる品種で、
安定的に出荷されるので長く、楽しめそうですね( *´艸`)
◆ゆうべにの見た目・香り◆
大玉でキレイな円錐形(えんすい)が特徴で、スマートな形をしています。
また、育成されているハウスの中は、ゆうべにの香りがしっかりと感じられ、
その香りがゆうべにの証であり、特徴です。
果肉はややしっかりめで、断面にわずかに赤く色が入ることも、あるそうです。
花芯の空洞もわずかですが、みられることもあります。
◆ゆうべにの甘さ◆
甘さと、酸味が絶妙なバランス。
酸味はやや控えめなので、甘さが引き立ちます。
果汁たっぷりの瑞々(みずみず)しい食感のイチゴです。
各店舗に、納品されていますのでお目にかかりましたら、
是非一度、手に取ってみてください (*^^)v
記事担当:青果部 看板娘 星野