皆様こんにちは。
お久しぶりに看板娘の古川が今回担当させていただくのは・・・・・、
甘い香りがたまらない、丸くて大きい、
よく箱に入っている又はかご盛りの主役になっている、
そう、アレですよ、あれ。
“果物の王様的”存在の「マスクメロン」です。
この存在感、はんぱない!!
高級感漂っていますよね~。
私にはなかなか食べる機会が訪れてこない果物ですが。( ;´Д`)
今回はこの「マスクメロン」にスポットをあてて、いくつかウンチクをご披露いたします。
どうか最後までお付き合いくださいませ。
では、ウンチクその①
◎「メロンの日」というのがあるのをご存知ですか?
毎月6日がメロンの日だそうです。
6月がメロンの出荷量が増える時期であることが、由来とのこと。
また、「6」の数字の形がメロンの形に似ていることからも理由とか。
(へ、へえ~・・・。私にとって初耳雑学でした。)
ちなみにマスクメロンは通年見かけますが、
5月から7月にかけて一番収穫が多いのだそうです。
毎月6日の「メロンの日」に是非メロンを食べてみてください(笑)。
続いて、ウンチクその②
◎マスクメロンの名前の由来はご存知ですか?
メロンのあの網目がマスクを被っているように見えるから・・・ではありませんよ。
マスクをアルファベットで書くとmuskです。
ムスク=麝香(じゃこう)で、
麝香の芳香あるメロンという意味でつけられました。
(麝香とはジャコウ鹿の分泌液から取った香料のことです。)
日本ではこの香りを持つアールス系の品種を呼ぶ名前になっています。
(これはご存知の方が多いかもしれませんね。)
ブドウのマスカットも同じ意味の語源です。
まだまだいきますよ~。ウンチクその③
◎マスクメロンのヘタはなぜT字形に切ってあるのかご存知ですか?
マスクメロンは1株のつるに実が1個という栽培方法です。
1つの実に十分栄養を行き渡らせ、大切に育てられています。
この「1株に1つのメロン」という印が、見ればすぐわかるようにされたのが、
T字形のヘタなのだそうです。
(し、知らなかった・・・。)
そして、メロンの選び方にもそのヘタが役に立っています。
ツルの左右の差が大きいものが選ぶポイントです。
太いのが幹につながっていて、
細いのは葉っぱがついていたほうになります。
太いほうから栄養が来て、細いほうへ出ていくので、
『左右差』があるほうが果実に栄養がたまった証拠になるわけです。
(な、なるほど・・・重くて、網目が盛り上がっていて、
均一になっている以外に選び方があったなんて!またまた初耳雑学!)
ウンチクその④
◎メロンはどの部分が甘いかご存知ですか?
メロンは下のおしり部分が甘いのです。
お店で縦切りではなく、真横に切る赤道切りされていたら、お尻のほうの下半分をゲットしましょう。
丸ごとを購入された場合は、甘みを平等にわけるためにも縦に切ることをお勧めします。
食べごろの見極め方は、メロン独特の香りが広がってくると熟してきた証拠です。
品種によっては香りがしないものもあるそうですが・・・。
また底の部分を軽く押して柔らかくなっていたり、
表面が黄色味を帯びてきたりするのも目安となります。
ぜひおいしい段階で食べたいものですね( *´艸`)
あ、そうそう冷やしすぎよりも、
食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れたほうが良いですよ~。
ウンチクその⑤
◎おいしい食べ方ご存知ですか??
・・・って、もはやウンチクではないですね(汗)
やはり、王道はくし型に切って、種をとり生食するのが一番!!!
それだけではウンチクにならないですね( ;∀;)
ご存知生ハムとの相性抜群なので、
果肉に生ハムを巻いて、レモン汁をかけてオードブルにしてもどうぞ。
贅沢なお酒のお供になりますね~♪
お酒好きの方ならば、
ブランデーやウイスキーを少しかけてみてもGOOD。
その場合甘みがあまり足りないものや、味が淡白なほうが良いかもしれません。
フォークなどで粗目につぶして凍らせてのシャーベットは、暑い夏におススメ♪ですし、
皮と種を取ったメロンを一口大に切り凍らせたものを、
氷・バニラアイスクリームと合わせて、ミキサーにかければ「スムージー」ができちゃいます。
お洒落な食べ方が似合うメロンですが、
ここはやはりメロンの味や食感を一番ダイレクトに楽しめる、
「王様食い」でしょう!!
メロンを半分に切って、
大きなスプーンでえぐるようにすくい、豪快にパクッ♪
お口に広がる、メロンならではの芳香な甘さと香り。
贅沢な王様気分が味わえる楽しみ方です。
ぜひ一度、果物自慢の有楽に並んでいるメロンでお試しあれ!!
いくつかのウンチク話、楽しんでいただけましたか?
ただ今、有楽の景品果物コーナーには、マスクメロンが並べられております。
ご進物用にご利用いただけますし、とても良い芳香をさせた、
まさに「食べごろ」な物も、お買い求め易くご用意いたしております。
果物コーナーで何にしようか悩まれた際には、
このお話を思いだして頂き、
美味しくお召し上がりいただける参考にしていただければ幸いでございます。
最後までのお付き合い、有難うございました。
記事担当:青果部 看板娘 古川