みなさんこんにちは♪♪
今回の看板娘担当は、最近苦手な料理に挑戦している下越がおすすめ果物をご紹介します。
ずばりテーマの果物は『名月』(めいげつ)です。
「名月」って聞いて何の果物??と思いませんか?(私は正直思いました。)
正解はりんごなのですが、近年さまざまな品種のりんごがでてきています。
私の母が青森出身なので教えてもらった古くからある品種「世界一」「紅玉」「王林」などは知っていましたが、
この「名月」は有楽に入社して初めて知りました。
ということなのでこの機会に名月の魅力をみなさまにもっと知っていただきたいと思います!!
まずは簡単なご紹介。
名月は1991年に群馬県で誕生したことから「ぐんま名月」とも呼ばれています。
元々群馬にしか栽培されておらず希少価値が高かったため「幻のりんご」と呼ばれていましたが、
近年りんごの作りに定評がある長野県安曇野(あずみの)でも本格的に栽培し始めました。
今有楽グループの店頭に並んでいるのは安曇野産になります。
見た目
黄色いりんごですが少し赤みがかかっていますね!これは名月の特徴の一つであります。
うっすらと赤い部分があるのは、実が日に当たった部分です。
名月は「ふじ」と「あかぎ」を交配して誕生したのですが、実は「ふじ」も「あかぎ」も赤いりんごなのです。
なぜ赤いりんご同士から黄色のりんごが誕生したのか不思議だと思いませんか??
それには「あかぎ」に秘密があって・・。
あかぎの親種子が黄色のりんご「ゴールデンデリシャス」だからです。
つまり名月はゴールデンデリシャスからの隔世遺伝によってできた、黄色のりんごだったのです!!
隔世遺伝って動物だけかと勝手に思っていましたが、植物でも起こるのだと初めて知って驚きでした!
もう一つ名月には大きな特徴があります。
それは黄色のりんごの中でダントツ蜜の量が多いことです。
同じく黄色のりんごといえば「王林」ですが、その断面がこちら。
そして名月の断面がこちらです!!
どうですが断面を見比べてみると明らかに名月の方が蜜の量が多いですよね!
この蜜の量を見ただけで甘さが伝わってきて食べるのが楽しみです(*’▽’)
まずはそのままで食べてみましょう☆★
想像以上に甘くて食べやすいです!
そして思ったより酸味がない。
触感は少し硬めですが、硬めのりんごが好みなら自信をもっておすすめできます!
もし硬めが苦手なら、ジュースやお菓子にしてもおいしさは変わりません!
今回はクリスマスが近いので食卓を彩るものを調理してみました。
「簡単アップルパイ」
包丁が苦手な私にはちょっとハードルが高いですが、女子力を上げるために挑戦しますよ!!
【材料は5点のみ】
・名月 1個
・グラニュー糖 大さじ2
・レモン汁 小さじ4分の1
・シナモン 適量
・冷凍パイシート 1枚
【作り方】
名月を4等分にして芯をとります。皮はそのままで!!
4等分したものを全て薄切りにします。
ボールに切った名月、グラニュー糖、レモン汁、シナモンを入れてレンジで3分加熱したのち、
混ぜて余分な水分と粗熱をとります。
小麦粉を引いた冷凍パイシートを伸ばし縦に幅1.5㎝、長さ20~30㎝に切ります。
分けたパイシートの上に写真のように名月を端まで並べたら、くるくる回します。
ここが一番作っていて楽しかったです♪♪
オーブンを180度に予熱にセットした後30分焼きます。
☆★完成★☆
※彩りを良くするために有楽の店頭にあったシナノホッペも混ぜました。
自分でも思ったよりいい出来栄えで満足です!!
せっかくなのでスタッフにも味見してもらったところ「おいしい!!」と好評でした!
このように装飾してみると一気に食卓が華やかになりますよ( *´艸`)
バラを生かしてもっと多く作ってかためて並べてブーケのように装飾してもかわいくなりそうですね!
お好みで粉砂糖を振りかけるものGood!
どうですか??みなさん。
まだ有楽の店頭にこちらの「名月」がありますので是非購入してみてくださいね!
記事担当:青果部 看板娘 下越