皆様こんにちは!看板娘の美味しい情報のお時間です♪
今回の記事担当は、森岡店の車掌の古川が務めさせていただきます。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
今回のおススメする果物は、小玉スイカの中でも特別な美味しさを持つ『ひとりじめ』です!!
「えッ!?この時期になぜスイカがおススメなの?」と思われる方が多いかと思います。
スイカといえば「夏」というイメージがありますが、
「小玉スイカ」の旬は4月中旬~6月で実は「初夏の風物詩」となっています(*^^*)
「小玉スイカ」は、「普通のスイカが大きくなる前に収穫したもの」と思っている方もいるようですが、
それは間違いですよ~(‘Д’)
品種改良の積み重ねとバイオ技術の導入により生まれた、れっきとした小型の品種のスイカなのです。
小玉スイカの品種の一つである『ひとりじめ』は、奈良県にある株式会社萩原農場さんが開発し、誕生しました。
小玉スイカが出回った当初は、大玉スイカに比べて、シャリシャリ感や糖度が劣ると言われてきました。
その為、『ひとりじめ』は糖度が高くシャリシャリ感のある大玉に負けない品種として開発されたのです。
名前の由来は、「独り占めしてね」という開発者の想いが込められています。
小玉スイカの中でも『ひとりじめ』は小さい品種なので、名前の通り一人で食べられそうな大きさのスイカです(*’ω’*)
手のひらに乗っかるくらい小ぶりです。
『ひとりじめ』の種類はいくつかあり、
「ひとりじめNEO」「夏のひとりじめ」「ひとりじめ7」「ひとりじめBonBon」「ひとりじめスマート」
などがあります。
『ひとりじめ』の特別な美味しさの特徴は「3つ」です(‘ω’)ノ
其の① 大玉スイカにも負けないシャリシャリ食感。
嫌な繊維感もなく、口の中で爽やかにほぐれます。
其の② 糖度が13~14度と、はっきりとした甘さ。
一口食べると、瑞々しさと甘みが口いっぱいに広がります。
其の③ 皮がとても薄い。
皮のギリギリまで、鮮紅色の実がたっぷり詰まっています。
比較的、種も少ないので食べやすいです。
『ひとりじめ』のオススメの食べ方は、やはり「ひとりじめ」!!
半分に切ったスイカを、豪快にスプーンですくって食べるべし♪
冷し過ぎると甘みを感じにくくなる為、
食べる2時間ほど前から冷し始めると、15℃くらいになり、ちょうど良い温度になります。
『ひとりじめ』は1玉そのままなら涼しい所で1週間、
カットしたものなら冷蔵庫で2日を目安に食べると、シャリシャリ感が楽しめ美味しく食べられます。
スイカは鮮度が大切ですよ~!
メロンと違って、収穫後に追熟することはない為、購入後は新鮮なうちにお召し上がりを。
「小玉スイカ」が、平成の頃から人気に火が付いた理由は、美味しさだけではありません。
今の時代背景が密接に関係していると言われています。
★核家族化・・・少人数世帯の家庭で食べるのに丁度良い大きさです。
★ごみ問題・・・小玉スイカは皮が薄いため、生ごみの量が少ないです。
★保存場所・・・丸ごと入れても冷蔵庫のスペースに困りません。
★持ち運び・・・軽量化は今の時代の欠かせないキーワードです。
なるほど。
こうしたことも踏まえて、贈答品としても大人気なわけなのですね。納得。
小さくても、すいかの栄養の宝庫は変わらないので、食後のデザートやおやつにもぴったりですよ。
小玉スイカのレア品種『ひとりじめ』を店頭で見かけましたら、
初夏の時期の短期間にのみ味わえる美味しさを逃さないよう、ぜひお手に取ってくださいませ。
記事担当:青果部 看板娘 古川