皆さま、こんにちは!
今回の青果部看板娘は大東店の萩原がお届けいたしますヾ(ゝω・`)
今回ご紹介する果物は、甘くてジューシーな「ゴールドキウイ」です。
以前こちらの記事でもキウイフルーツについて紹介していますが、
今回は「ゴールドキウイ」にスポットを当てて、詳しくご紹介します!
ゴールドキウイのほとんどは、ゼスプリが開発している「ゼスプリ・ゴールド」という品種です。
主にニュージーランドで生産されており、その生産量のなんと約75%が日本向けだそうです。
ゼスプリは1970年代後半、中国から数多くの原種を導入し、
ニュージーランドのホートリサーチ園芸研究所で自然交配を数千回実施し、
甘くてトロピカルな風味の黄色い果肉のキウイフルーツの誕生に成功しました。
その後、ゼスプリ・ゴールドの親木が選出されたのが1987年で、
初めてゴールドキウイが世界へ紹介されたのが1999年なので、
商品化までには実に20年もの歳月が費やされています。
ゼスプリ・ゴールドはお尻を閉じたような形と、産毛が短くすべすべとした外皮をしており、
酸味が少なくとても甘いのが特徴です。
少し前までは、ゴールドキウイといえば、この「ゼスプリ・ゴールド」が主流でした。
しかし、近年主流となってきたのは、ゼスプリが10年以上の歳月をかけて開発したという新品種、
その名も「ゼスプリ・サンゴールド」です!
サンゴールドは2012年6月から販売が開始されました。
サンゴールドはグリーンキウイと同じような俵型をしていますが、
表面はゼスプリ・ゴールドと同様に、産毛が短くすべすべしています。
サンゴールドは驚くほどジューシーで、甘さの中にも程よい酸味があります。
また、栄養価も高く、ビタミンC、食物繊維、カリウム、ビタミンE、葉酸、ビタミンB6、
ビタミンK、マグネシウム、鉄、銅などの重要な栄養素を豊富に含んでいます。
中でも特にスゴイのがビタミンCの含有量で、
サンゴールド1個で1日に必要なビタミンCを摂取出来るほど、たっぷり豊富に含んでいます!
ビタミンCは、肌サイクルやエイジングケアに役立つ栄養素で、コラーゲンの生成を助けたり、
メラニン色素の過剰生成を抑えてシミ予防をしてくれるだけでなく、免疫力をアップしてくれたり、
抗酸化作用で体がサビつくのを防いでくれたり、と様々な役割を持っているまさに美肌と健康のスーパーフルーツ!
しかし、残念ながら体内に貯めておくことが出来ないそうで、日常的に摂取する必要があります。
また、加熱すると壊れてしまうという特徴を持つため、生でそのまま美味しく食べられるサンゴールドなら、
効率良くビタミンCを補給するのにピッタリというわけです(*‘∀‘)
また、ビタミンEにも高い抗酸化作用があり、血行を促す働きもあります。
ビタミンCと一緒に摂取することで、相互作用により更に抗酸化力がアップします!
1日1個なら気軽にとれるので、私も美容と健康のために毎日食べてみようかなと思いました(●´U`●)
ところで皆さまは、ゼスプリゴールドキウイに国産品もあることをご存じですか?
初めて国産のゴールドキウイが販売されたのが2003年、国産サンゴールドは2016年のことです。
ゼスプリは1年を通じて食卓へキウイフルーツをお届けするために、
南半球のニュージーランドとは収穫時期が異なる日本でも栽培しているそうです。
日本では愛媛県、佐賀県、宮崎県に契約農場があり、国産キウイを栽培しています。
国産品は、ゴールドが11月末から12月末頃、サンゴールドが11月中旬から12月上旬頃店頭に並ぶそうです。
今の時期はニュージーランドから輸入されているサンゴールドですが、
ゼスプリは店頭に並ぶ頃ちょうど食べ頃になるように、船上から出荷まで独自の追熟管理を行っているそうです。
購入されたらすぐに美味しいサンゴールドをお召し上がりいただけますよ!
市場の入荷状況にもよりますが、有楽グループでは大玉のサンゴールドを取り扱っていますので、
見かけたらぜひお手に取ってみてくださいね(*´v`*)
トロピカルでジューシーな甘さの虜になること、間違いナシですよ!
せっかくなのでサンゴールドを使って何かスイーツでも、と思いましたが、
個人的に生でそのまま食べる方が好みなので、
今回はキウイの飾り切の中から『ローズ切り』にチャレンジしてみました(p`・ω・´q)
まず、皮を剥いたキウイを縦半分にカットします。
続いて横方向にうすーくスライスします。5mm以下の厚さが望ましいです。
スライスしたキウイを横方向にずらしていきます。
端からクルクルと巻いていくと…
ジャジャーン!バラっぽく見えますか?
初めてにしては、それなりにキレイに出来たような気がします(w´ω`w)
これをお皿に盛り付けて完成です♪
初めてでしたがとても簡単に出来ましたので、皆さまも興味があったらぜひ試してみてくださいね!
記事担当:青果部 看板娘 萩原