みなさんこんにちは!!
いきなりですがみなさん国の果物(国果)ってご存知ですか・・・???
みかん?りんご??
実は「柿」なんです。
(ちなみに国旗は日の丸で国花は桜になります。)
日本人に親しみのある「柿」ですが、
国内には1000種類ありまして看板娘でもこれまでに2種類取り上げられました。
柿シリーズ第3弾ってことで、
今回は代表格の「富有柿(ふゆうがき)」の情報をお届けします★☆
でははじめに富有柿の豆知識から☆
富有柿の発祥の地は「岐阜県瑞穂市」です。
その歴史はもともと瑞穂市居倉の在来種で、甘柿の「御所柿」に注目した福島才治が別の木に接木して育成したものが、1892年に「富有柿」と名命し、1898年柿品評会で1等賞になり広く知られるようになりました。
瑞穂市居倉には富有柿が誕生した「原木」があり、指定天然記念物として石碑が建立されています。
他にも瑞穂市のポストは富有柿のデザインになっていて一緒に市のマスコットキャラクター「かきりん」もいますよー★☆
↓↓かきりん↓↓
機会があれば社会見学として行ってみたいですね(●^o^●)
富有柿は国内で一番生産量が多い柿の品種で、
他の品種と比べて果肉の食感が良く糖度が高いことから「甘柿の王様」と呼ばれています。
見た目は丸みがあり、「富有柿はあごで食べる」とも言われているほど柔らかいんです。
種はあります。もちろんない方が食べやすいかと思いますが、それでも柔らかくて甘みがある柿が好みの方は断然「富有柿」をおすすめします!
さらに富有柿は柔らかくなっても凍らせてシャーベットにしていただくのもgood★
そしてもう有楽の果物売り場に並んでいますよ!
その時においしい柿を見分ける方法は
① どっしりと重みがある。
② 「ヘタの近くまで色づいているもの」色が均一で鮮やかなもの
③ 「ヘタ」が深緑色で軸が真ん中にある
④ 「ヘタ」が実にピタリとついているもの
ポイントを見て是非購入して下さいね!
この記事を書いている時はちょうど福岡産の富有柿で貯蔵用タイプのものでした。
貯蔵用の柿は1つ1つにポリエチレンの袋に入っています。
この理由は袋に入れて密封することで、果実の呼吸から出る二酸化炭素と袋のフィルムを通して入ってくる酸素のバランスが良くなるため、袋の中の二酸化炭素が果実を熟れるのを防ぐ働きをしてくれるからです。
手間は掛かっていると思いますが、それほどこれを作った農家の人たちはおいしいものを食べて欲しい想いが詰まっているんですね。
この貯蔵用の柿は2月頃まで並んでいる予定になっています。
まだまだ旬な富有柿☆是非この機会にいかがですか?
記事担当:青果部 看板娘 下越