皆さんこんにちは、猛暑日が続く中いかがお過ごしでしょうか?
私は、自室にエアコンが無く寝苦しい毎日が続いています・・・
2回ぐらい危ない時がありましたが、なんとか頑張って生きています!
1週間連続で家に居るはずのない人物の声で、明(あきら)起きろ!!という声に反応し起きていました・・・
毎日寝て起きると、汗だくのカラカラ状態で干上がっています(-_-;)
寝るだけで、体重が1kg減っている状況です。
ダイエットには成功して痩せたのですが、今度は全く太らない様になってきました!
こんな暑く苦しい日々に打って付けの情報を記事で書こうと思ったのですがヤメました(;´∀`)笑
今回の情報局は私の大好きな馬の話を書きます♪
皆様、【デアリングタクト】という競走馬をご存知でしょうか?
2020年に日本がコロナ渦で閉鎖的で暗い時に競馬会に明るいニュースが、あったのです(*^^)v
無敗の三冠馬が同じ年に2頭生まれたのです!
牡馬三冠の【コントレイル】と牝馬三冠の【デアリングタクト】です!
コントレイルは競馬を知らない人でも名前を聞いた事のある【ディープインパクト】の子供で、
ディープ産駒の最高傑作と言われるほどのサラブレッド中のサラブレッドです。
そして、牝馬三冠の【デアリングタクト】は、【エピファネイア】の子供で、
当時、競走馬のセレクトセール(競り)で買い手が付かないほどの貧弱な馬体で競りに出ていた馬です。
この年の平均落札額はおよそ4000万円で、デアリングタクトは破格の1296万円で落札されました。
1296万円の馬が現在で、約5億8000万円稼いでいるのですから凄い回収率ですよね!?
エピファネイア産駒は、この【デアリングタクト】の活躍もあり、
種付け料が次の年から爆上がりしたのは言うまでも有りませんね♪
何回も書きますが牝馬で無敗のまま三冠を取ったのは【デアリングタクト】だけです。
あのメチャクチャ有名な【アーモンドアイ】ですら、
新馬戦で2着からの牝馬三冠ですからそれだけ凄い事をやってのけたのです。
私が【デアリングタクト】を知ったきっかけは、やはり先ずは一冠目の【桜花賞】です。
前に行った馬が有利な展開で、芝もグチャグチャの中で泥んこになりながらも、
強烈な末脚で見事な差し切り勝ちでした!
予想もドンピシャで当たったので、一気に【デアリングタクト】と【松山騎手】のファンになりましたね♪
松山騎手は、謙虚な姿勢と攻めの騎乗で、
人気のない馬でも良く3着以内に突っ込んで来てくれるので、つい毎レース応援してしまいますね!!
2020年の有馬記念で強い馬がたくさんいる中で、11番人気の【サラキア】を2着に持ってきた時は、
特に印象に残り脳汁が出ましたね( *´艸`)
話しは戻り【デアリングタクト】は、あえてトライアルを使わないというローテーションで二冠目のオークスも勝利!
このレースでは、最後の直線で進路が無い中で何度も進路変更をして、かなり不利な状況からの差し切り勝ちでした。
勝負根性のある強い競馬だったと思います。
三冠目の秋華賞では、4コーナーを回って来た時に、勝ったなと思えるぐらい安心してみていられる様な競馬でした。
三冠目が掛かったレースは、松山騎手にとっても相当なプレッシャーになったと思います!
なんせ無敗の牝馬三冠馬ですからね(*´▽`*)
私もテレビに向かって全力で応援していました!笑
そして三冠を取った次のレースは、伝説のジャパンカップです!!
このレースは、まだ記憶にも新しくまさに頂上決戦でしたね♪
冒頭でも書きましたが、2020年は3冠馬が2頭出た年だったのですが、
この2頭と2018年に牝馬3冠を取った【アーモンドアイ】が最初で最後の対決だったので、
競馬ファンの盛り上がりは凄かったです!
最強のメンバーが最高のレースを繰り広げてくれました。
久しぶりに出馬表を見るとメンバーが凄く豪華ですよね!
もうこんなレースは2度と見られないと思えるぐらい凄く感動しましたね♪
最後の直線は見ごたえが凄かったです。
結果は
1着【アーモンドアイ】
2着【コントレイル】
3着【デアリングタクト】
でした!
見事に1・2・3番人気で決まりこんなことあるのかと思いました!
A店のK主任とテレビで応援していて見事に二人ともガミったのですが、
(馬券は当たったけど、配当金が少なく負けた事)
負けましたけど、見ていて凄く楽しめました!
現役馬に3冠馬が3頭いるという事実だけでも、歴史上例を見ない事ですし、
その3頭が20年のジャパンカップという舞台で顔をそろえた事も、
コロナ禍で疲弊した私達に潤いを与えてくれるようなドリームレースでした。
【デアリングタクト】は、3歳牝馬なのに立派な3着でした♪
【アーモンドアイ】が有終の美を飾ってG1 9勝で、引退した所も歴史に名前を刻みましたね!
【コントレイル】も次の年2021年にジャパンカップを勝利し有終の美を飾って、
4歳という若さで引退・種牡馬になりました。
そして年は2021年になり【デアリングタクト】の初戦の金鯱賞。
断トツの1番人気だった【デアリングタクト】は、まさかの差し切れず2着で、
1着を取ったのは、殿人気の【ギベオン】でした!
ギリギリ差しが届かなくまさに中京競馬場だなと思いましたね・・・
ネットでは「ギベオンする」などの言葉も生まれていましたね!
そしてここから、【デアリングタクト】に過酷な試練が待っていました。
2021年5月の事です。
初めての香港遠征のクイーンエリザベスⅡ世C(G1)で、
20キロ体重がマイナスの中レースを行い何とか3着に食い込むと帰国後、馬体に異変が見つかりました・・・
右前脚に『けいじん帯炎』を発症し全治9ヵ月の診断を受けました。
予定していた2021年の宝塚記念への出走は白紙に戻されました。
馬にとっては、競走馬生命にかかわるような重たいケガらしいです・・・
(心配で、色んな記事やリハビリの様子など、結構調べましたね。)
5月中に幹細胞手術をした後、競走馬がリハビリする福島の競走馬リハビリテーションセンターに移りました。
1年以上の過酷なリハビリと長い休養を余儀なくされた【デアリングタクト】は、
めっきり筋肉が落ちてしまい、まん丸の可愛い体になり温泉につかっているシーンは可愛かったです・・・
そして今年2022年に復帰戦となるビィクトリアマイルに出走して、
適正距離のレースではなかったのですが、勝ち馬に0.5秒差の6着に大健闘しました!
2着馬には0.2秒差です。
最後の直線では、一瞬来るかもと思わせる程です!(^^)!
正直ここまでやれるとは思わなかったです♪
無事のゴールを願うばかりでしたからね。
流石3冠馬です!次のレースに期待が膨らみました。
次のレースは、去年出走予定だった宝塚記念(G1)です!
このレースでは、4番人気に支持された【デアリングタクト】でしたが、
結果は【タイトルホルダー】が1着でレコード勝ちして、その強さを見せつけられましたし、
2着の【ヒシイグアス】も凄く強い競馬でした。
そして3着争いですが、【デアリングタクト】が強烈な末脚で、
去年の有馬記念2着の【ディープボンド】との争いを制し3着に入り復活をアピールしました。
声を出して全力で応援したのは久しぶりでしたね(*^^)v
予想は、【タイトルホルダー】と【エフフォーリア】2着固定の3連単フォーメーションだったので、
ハズレましたが、惜しかったです・・・笑
予想がハズレるであろうことはなんとなく解っていましたが、全力で応援出来て楽しめました!
今後は、もう5歳牝馬という事もあり引退して、お母さんになる日も近いと思います。
競馬場で見られるのも今年いっぱいかも知れませんが、最後まで全力で応援し続けます!
最近では、人気アプリの『ウマ娘』に現役馬として初めて登場して話題を集めていますね♪
どうでしたか?
デアリングタクトという小さな牧場から生まれた競走馬のシンデレラストーリーをサクッと書いただけなので、
語り切れませんが、私は最後のレースまで買い続けます(*´▽`*)
記事担当:大東店 藤平