こんにちは!大東情報局です。
皆さん、いきなりですが「青の洞窟」ってご存知ですか?
世界的に一番有名なのはイタリアのカプリ島にある洞窟でしょうか。
洞窟内部に進入すると、入り口から差し込む太陽光が海底に反射することで、
青く照らし出された海面を見ることができるため、
「青の洞窟」という名前で呼ばれています。
日本国内だと沖縄の恩納村・岩手県の陸中海岸が有名ですね。
調べてみると他にも沢山あるようですが、
今回取り上げるのは北の大地「北海道」の「青の洞窟」です!
北海道で「青の洞窟」といえば……小樽!!
海産物とガラス工芸で有名な街ですが、
お土産屋さんやガラス工房が軒を連ねる通りを背に小樽運河沿いに移動していくと、
ちらほら「青の洞窟」と書かれているのぼりが見えてきます。
その中の一軒が今回お世話になった、
「元祖 青の洞窟クルージング ツウセン」さんです。
実は、2年前にも予約をしていたんですが、
2年前は残念ながら天候に恵まれず中止になっていたので、
今回はリベンジでもあります。
青の洞窟ツアーはお店ごとにいろんな形態で行われているようですが、
(過去、阿野情報局ですこーしだけ情報が出てました。)
ツウセンさんは一番ベーシックなクルージング形態のツアーです。
受付を済ませ、ベンチコートと救命胴衣をお借りして乗船します。
船に乗り込むとそのまま奥に進むよう案内されたので進んでいくと、
となりにボートが…そして、なぜかボートと船に板が渡してあります…
「そのままボートに乗ってくださ~い」
笑顔が素敵な船長さんに促されるままボートに…
マジか…これで行くんか…
乗員13名ほどのボートの最後尾に陣取って出発です!
もっと大きめの船で行くもんだとばかり思っていたので、
かなりびっくりしましたが、船長さんにお話を伺ったところ、
「皆さん驚かれるんですが、ボートじゃないと洞窟に入ることができないんです」
とのことでした。
運河を抜けて防波堤を越えて外海へ出ていくんですが、
ボートで外海に出ると風と波がダイレクトに感じられてすごく気持ちがいい!!!
天候に恵まれたおかげか船酔いするほどの揺れでもなかったので、
遊園地のアトラクションを楽しむような感覚で乗っていることができました。
洞窟まで片道40分、意外と長いんですが、
いくつかの景勝ポイントで船を止め説明や案内までしてくれるのでとっても楽しめます。
そんな景勝ポイントの一つで事件は起きました。
カモメやウミウがたくさん留まっている岩の近くを通った時のことです。
カモメがたくさんいるポイントなのでボートを止め船長さんのお話を聞いていると、
たくさんのカモメがボートの周りに集まりだしました。
こんな間近でカモメを見たことなんてなかった私は大興奮!!
出来るだけ大きくカモメを写真に収めようと頭上にカメラを構え、シャッターを切りまくり。
そうこうしている間に一羽のカモメが近づいてきて…
「痛っ!!!!!!」
土井、カモメにかじられる。
私の指が美味しそうに見えたんでしょうか…。
指持っていかれそうになりましたwwwww
ボートが動き出してからもしばらくカモメたちは追いかけてくるので、
ボートの中は大賑わいです。
カモメたちはとてもかわいかったですよ!
かじられたけれども。ww
カモメがついてこなくなって、
しばらくすると「青の洞窟」に到着~
透明度が非常に高いので海面下の岩壁まで見えます。
エメラルドグリーンに見えるのは5月ごろの特徴だそうです。
真っ暗な洞窟の中にいるのに海だけが青く見えるっていうのは、不思議な感覚です。
夏場になると違う色に見えるようなので、
今度は違う時期に行ってみたいですね。
おまけで船長さんがみせてくれたのがこちら
ボートに積んでいるライトを海中に入れてライトを点灯させると、この青さ!!
思わず感嘆の声が漏れるほど美しかったです。
夢見心地のままボートは帰路へ。
カモメ岩へ近づくにつれ、ボートの周りに集まるカモメたち。
(行きと同じだ~)と思っているとボートを止めた船長さんから
「これはうちのサービスだから」
と『かっぱえびせん』を手渡されました。
カモメたちのお目当てはこの『かっぱえびせん』だったんですね。
どーりで寄ってくるわけだ。
こりゃあ、私の指は『かっぱえびせん』に間違えられてかじられましたな。
確実に。
行きしな、私の指をかじったカモメはさぞかし驚いたことでしょうwww
ものすごい数のカモメに囲まれながら、
乗客みんなで『かっぱえびせん』をカモメに強奪されます。
こんなサービス楽しすぎだろ!!!!!
ボートが動き出してからも興奮冷めやらぬ乗客たちと、
「まだ諦めない!」と言わんばかりに追いかけてくるカモメたち。
非常に珍しい経験をさせていただいたツウセンさんに感謝です。
内海に入り運河を通って船着き場へ到着しツアーは終了。
ボートを降りてしまうのが残念なほど楽しいツアーでした。
今これを書いていて、再度「もう1回!!」と思っています。
船長さんに情報を載せていいとの許可を頂いているので、HPのURLを載せておきますね。
http://www10.plala.or.jp/tuusen/
もし、小樽に行かれることがあったら是非体験してみてください!
楽しいことこの上ないですよ!
記事担当:大東店 土井