みなさんこんにちは♪
いきなりですが「国道」と聞いて何を思い浮かべますか??
「あの青い逆三角形に番号が書いてある国が管理している道路だよね。」
と思っているそこのアナタへ
実は国道はとても奥深いんです。
現在の国道の数は459路線ありますが、1号から507号まで存在しています。
「あれ数が合わないのでは?」と思いましたよね。
それは昭和39年の道路法改正後からは一般国道には3桁の番号が付けられているため、「59号~100号は欠番になっている」ためです。
他には統合や変更などで一部なくなっている番号もあります。
道路だけかと思いきや鹿児島県鹿児島市から沖縄県那覇市をフェリーで通る58号線は日本一距離が長い「海上国道」になっています。
さらに青森県にある339号線は車侵入不可!!
歩行者のみ通行可能な「階段国道」もあるんですよ。
また道幅が狭くガードレールなしの断崖絶壁、走行が危険な「酷道」と言われる道路もあります。
国道愛が止まらずたいぶ前置きが長くなってしまいましたが、本題は有楽阿野店の目の前の道路「国道1号線」についてお話しします。
国道1号線は国が政令で指定した最初の一般道路で江戸時代の東海道がベースになっています。
当然、重なる道とそうでないところがあり、東海道は京都まででしたが1号線は大阪まで延伸しました。
始点は東京都中央区の日本橋で、終点は大阪府北区梅田新道。
総延長758キロに及ぶ道路です。
途中、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府を経由し、その中に有楽阿野店がある豊明市も含まれています。
さて有楽阿野店と同じく国道1号沿線には一体何があるのでしょうか?
阿野店スタートでまずは東京方面から紹介していきます。
こちらが東京方面になります。
ここから約1.7km進むと愛知県尾張と三河地区が分かれる「境川」があります。
さらに東に進むと岡崎市に入り、かつでは東海道37番目の宿場町として栄えていた道の駅「藤川宿」に着きます。
新鮮な野菜や果物がある市場や地元の特産物など数多くの品物を取り揃えております。
また岡崎市は徳川家康の生誕の地であり、ここでは記念の銅像も見ることができます。
岡崎市に行く機会があれば是非立ち寄ってみたいですね。
そこからさらに東に進むと静岡市にある「薩埵(さった)峠」に着きます。
バイパスから少し離れますが薩埵峠展望から眺められる駿河湾と富士山の景色は1号線随一の絶景ポイントになっています。
江戸時代の浮世絵師、歌川広重の作品「東海道五拾三次 由井薩埵嶺」は薩埵峠の景色をモチーフに描かれていることから、昔から変わらず愛された名所だったのだなと思いました。
この絶景を晴れた日に一度は見てみたいです!
東京方面でこんなに歴史を感じるスポットがありましたので気になる反対の大阪方面はどうでしょうか?
こちらは阿野店から見る大阪方面です。
ここから約2.5km進むと名古屋市に入ります。
それまでの道中にはスギ薬局、マクドナルド、吉野家、ケンタッキー、コメダ珈琲、他たくさんのお店が充実していて私も普段お世話になっております。
さらに西に進むと東海道47番目の宿場町、三重県亀山市にある「関宿」に辿りつきます。
江戸時代の家屋が広がっていて、まるでここだけタイムスリップした街並みになっております。
銘菓子が多くあり、代表的なのは北海道産のこし餡を上新粉の生地で包んだ「志ら玉」です。
他にも食べ処がたくさんありますので、ノスタルジックな旅をしたい時におすすめです。
ここからもっと西に進むと滋賀県を経て京都に辿り着きます。
京都で1号線沿にあるものを検索してみると、今年の漢字でおなじみの「清水寺」が出てきました。
何度か行ったことがあるのに、1号線沿にあったんだと改めて驚きました。
いつ行っても四季折々の景色を楽しめることができます。
この断崖絶壁に聳え立つ清水寺、「清水の舞台から飛び降りる」の舞台になったのはまさしくここです。
確かに高さがあり怖いですが、街並みを一望できる絶景が見られるので京都に行く際はおすすめスポットです。
国道1号線は私にとって身近すぎるので普段は何も思いませんが、調べてみると一番歴史があり、重要な道だったのだなと感慨深くさせられました。
名所を調べているうちに改めて東京と大阪で繋がっていて進むといつか辿り着けるんだなと思いました。
時間があれば今回紹介した以外の名所に「1号線ツアー」として行ってみたいです。
ちなみにYouTuberの方が車で東京-大阪間を国道1号線だけで走破したら12~16時間くらい掛かっていました。
途中休憩を何回か挟んでいましたが、想像通り過酷そうでした。
同じく東京-大阪間を高速だと約6時間になりますので、比較するといかに高速道路が便利な道路だということがわかりますね。
みなさん是非、国道1号線沿いにある有楽阿野店に遊びに来てください♪♪
こちらの外観が目印です!
記事担当:阿野店 下越