今回の看板娘は、9月1日が「防災の日」という事で、店舗で取り扱っている防災グッズについてお話します。
防災の日は1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんだもので、関東大震災の教訓を忘れないという意味と、この時期に多い台風への心構えをという意味で制定されました。
今年は、関東大震災から節目の100年ですが、愛知で生まれ育ち身内もほぼ県内に住んでいる私からすると、現実味がない歴史のひとつというのが正直な感想です。
ただ、伊勢湾台風はこの地域でも大きな被害があった事を祖父母などからたくさん聞いていましたし、阪神大震災や東日本大震災はテレビを通して被害を目の当たりにしたので、強烈な記憶が残っていますし恐怖を感じました。
ここ数年では、「南海トラフ地震は30年以内に高確率で起きる」と言われていますし、先日も直撃か!?という台風も発生していましたし、災害は予告もなく訪れるものなので備えておいて損はないというか、備えておくべきものです。
ただ、有楽で取り扱っている防災グッズの種類は多くてどれを紹介しよう!?
大災害時や毎年の台風での被害地域で必ずといっていいほど起きている事といえば・・・
『停電と断水』
私はいつも台風の進路が危険だと思ったら、ランタンや懐中電灯とモバイルバッテリー、あとはペットボトルの水を冷凍庫に入れて凍らせます。どれも停電への備えです。
今まで長期に渡る断水を経験した記憶がないせいか、断水への警戒心は弱めです。
する事といえば、お風呂のお湯を抜かないでそのまま溜めておく事くらいですかね。
でも日本は、断水のリスクが非常に高い環境なので備えはとても重要なんです。
水道管の老朽化も問題になっていますし、いつ長期に渡る断水が起きるか分からないので、『断水』をキーワードにしてご紹介していく事にします♪
まずはもう絶対これは必要!と思ったものですが、
【簡易トイレ】です。
地震や台風による断水は、停電によるものと水道管の破損や損傷によるものが主な原因です。
復旧に時間を要する場合は、飲み水が優先で水はとても貴重なものです。
いかに余計な水を使わずに過ごせるかが重要です。
これは洋式トイレにセットして用を足した後、抗菌性凝固剤を振りかけて袋を閉じて捨てるだけです。
トイレが使えないのは深刻な問題です。
我慢しようと思って出来るものではないので、確実に準備しておいたほうが良いものですね。
次は、【防災ウェットタオルやボディタオル】です。
お風呂に何日も入れないとなると、体の汚れやにおいも気になってきます。
心身ともに疲れている被災時に体だけでもサッパリしたら気分も少しは良くなるのかなと思います。
ボディタオルは大判サイズなので、背中も自分で拭くことができます。
長期保存が出来るものなので、いざ使用するとなった時に「中身が乾いてる!」なんて事になりにくいです。
(とはいっても定期的に使用期限のチェックはしましょう)
水が使えない時は、ウェット系アイテムは必須です。
次は、給水拠点や給水車などから配給してもらう時に必要な【給水バッグ】です。
ポリタンクを何個もというと保管場所に困るので、こういう袋タイプのバッグを何個か備えておくと便利です。
配給場所には道路の交通整理が難しい等の理由から車で行くことが出来ない場合もあるので、取っ手の付いたものやこのようなリュック型が便利です。
実際に6L入る袋を小学生に背負ってもらいました。
手に持った状態では重いので歩きにくそうでしたが、背負ったらスタスタと軽やかに運んでいました。
両手もふさがらないので安全です。
最後は言わずもがな備蓄が必要な【飲料水】と【非常食】
水も非常食も長期保存が可能なので頻繁に備蓄品の入れ替えをしなくて良いので助かりますね。
保存食って味はどうなの?と、あまり美味しくなさそうなイメージでしたが、この記事を見るとみんな絶賛してますね~
私も試しに水を入れて1時間待ち食べてみましたが、ご飯はもっちりで具もしっかり入っていて問題なく食べる事ができました。
ただ、4歳の娘は全く食べてくれませんでした。
大人はそれしかないのであれば食べる事ができると思いますが、子供の場合はそうではないのでまずは、特に小さい子供がいる家庭はいろいろ試してみて、子供が食べる事のできるものや食べ慣れたお菓子を備蓄するようにしましょう。
今回は、断水時に必要なものでしたが大災害の時はライフラインが全て寸断してしまいます。
何事もない日常生活を送れている間に、有事への備えをしておきましょう。
有楽各店の防災グッズコーナー、是非チェックしてみてくださいね♪
記事担当:青果部 看板娘 間瀬