『Do one’s best』
前回の想いリレーからちょうど五年経ちました。
私が書いた内容は『協力』をテーマにしていましたが、今でも苦手意識はあります。
ただ、自分なりには五年前よりは上手くやれているのではないかと前向きに思えるようになりました。
それもこれも未熟な自分を、日々支えてくれた周りの皆さまのおかげです。
感謝の気持ちしかありません。
そしてできればこれからも足りない部分は支えて頂けるとありがたいです。
その五年間、色々な事がありました。
平成は令和になり、持ち玉からパーソナルシステムに移行したり、お世話になった上司が退社されたり、コロナウィルスが流行したりと、仕事内容にも影響するような事があり、私の中の当たり前は段々と通用しなくなってきています。
そしてさらに五年後を想像しても、なかなかイメージが浮かばないのが本音です。
ただ明日の事なら分かります。
そんな私が「ハッピーサイクルオーケストラの一員として、五年後の理想のお店像」の為に作る曲名は『Do one’s best』、“今日も笑顔でいられるように、自分なりの最善・ベストを尽くす”という意味です。
ハッピーサイクルのステップ1は「まずは、自分から楽しんでやってみる」です。
楽しんでやる為には、「これぐらいでいいかな?」という甘えがあると後々思い返した際に、「もうちょっとやれたのではないか?」という心にしこりが出来てしまいます。
そんな心のしこりを残さないように、ベストを尽くす事で楽しめる。
そんな日々を一日、一日と積み重ねて毎日を楽しめるようにする。
そんな気持ちを働くスタッフと共有できるお店にしていきたいのです。
具体的には、美化だったり、接客だったりと日々の業務を一つ一つ丁寧にこなす。
毎日の繰り返しとなる業務の中でも、その日のお客様の気持ちを考え、それを行動に移せる。
お客様とのコミュニケーションが得意な人、トラブル対応が得意な人、細かい所に気が付き先手で行動できる人、人によって得意不得意は様々です。
そんな様々なスタートラインでも、一人一人が自分に出来る事をベストを尽くして取り組んでいく。
そうする事で、自然とお互いをサポート出来たら毎日が楽しくなると思っています。
ただ全力で取り組んでも、失敗はあると思います。
これから入社してくるスタッフは、全力を尽くしても上手くいかないことも当然あると思います。
もちろんベテランのスタッフでも、経験が上手く活かせずに失敗することもあります。
誰にだって失敗はあると思います。
そんな時に、まずは「頑張ったね」と褒められるような環境を作っていくことで、次の成功やチャレンジに繋がると信じています。
私は班長という立場で、お店の経営と現場の中間を担っていると思っています。
ですので、ホールのスタッフとも接する回数が多くなります。
そんな中、少しでもお手本となるように、この先歳を取っても、仕事が出来るかっこいいおじさんとは言わずとも、いつも頑張っているおじさんに見られるようにしていきたいです。
現在私が働く新田店のゴールを達成するためのSSS品質の一つに、「Smileで最高のチームワークを」というものがあります。
ここでの「Smile」とは達成感から得られる笑顔のことを指します。
皆がお店を盛り上げていくという一つの目標に対して、全力で取り組めば自然と笑顔とチームワークが生まれるという意味です。
この先どんどん歳をとり、新しく入社するスタッフとは歳が離れていきますが、その日自分なりのベストを尽くすことで、考えや歳が違ってもハピプロと仕事を通じてお互いを笑顔で尊重しあえる。
様々なスタッフが活躍出来る場を作る事で、会社やお客様に貢献したいです。
五年という間も一日一日を積み重ねて、自分も周りも成長出来るような、今日も頑張ったねとお互いを褒めて笑えるような、そんな環境作りとお店を目指して、明日もベストを尽くしていきたい。
『Do one’s best』
これが私の作る一曲です。
有楽グループ 新田店
班長 大神 武範