皆様こんにちは!
コロナウィルスが蔓延し始めて、はや三年が経とうとしています。
徐々に通常の生活が戻りつつありますが、まだまだ感染は収まりそうにもありませんね。
コロナウィルスには、早く『さようなら』したいものです。
ところで、医学の未発達な時代、人間にとって、疫病は大きな脅威でした。
そのため、疫病に罹らないように、いろいろな呪術や儀礼が行われてきました。
最近の花火大会も、そういった意味を込めて行っているところもあります。
歴史的記録に残る最古の花火大会は、江戸幕府8代将軍徳川吉宗が大川(現在の隅田川)にて、
疫病による死者の慰霊と悪疫退散を祈り、水神祭を行った際に花火を打ち上げたのが最初とされています。
この地方でも、2022年7月23日(土)に衣浦花火大会が開催されました。
有楽グループも『地元魂』・『アミューズ魂』をもって、協賛させて頂きました。
そのお礼として、花火のレプリカを『門守(かどまもり)』として頂きました。
ゲッツ!!
『門守(かどまもり)』とは、家というプライベートな空間に、疫病神や魔物を入れないように、
玄関を始めとする出入り口に掲げたり、置いたりするもののことです。
元三大師(がんざんだいし)の札
蘇民将来
魔除けの印―五芒星(ごぼうせい)
家のなかでも、疫病除けの縁起物として
朱鍾馗
朱の魔除けとして
・赤い郷土玩具
・赤い浮世絵
・赤い着物
等があります。
疫病に罹らないように行われた呪術や儀礼には、実際の効果を期待することはできません。
しかし、人々が祈り、慎み、みんなで協力して『マスク』・『手洗い』・『うがい』を徹底し、
疫病に立ち向かおうとする強い気持ちが大事だと思います。
早く、平穏無事な生活を送ることが出来ることを祈ります。
記事担当:本部 山田