『Full of smiles』
誰でも、仕事をしていてお客様や上司の方から、ご指摘やお叱りを受けた経験があると思います。
私自身の昔の体験ですが、お客様のドル箱に入っている玉をこぼしてしまったことや、間違えて交換してしまったことがありました。
指摘やお叱りを頂いた時、笑顔も出せず、気持ちが沈んでしまいますが、そこで終わってしまうと成長はできないと思います。
有楽グループで働き、役職者という立場にさせて頂いた時に、このままではダメだと感じ、色々と模索をして自分なりの解決策を見出すことが出来ました。
ただ、一人では解決できない事も多くありました。
ある時に上司の方から「周りの人に相談することも大切だよ」という言葉を頂いたことを今でも覚えています。
この経験で、私は『思いやりの心』を持って人に接する事の重要さも同時に学ぶことができました。
多少なりとも、私と同じような悩みを持っているスタッフもいると思いますので、この経験を活かし、自分が体験をした事をスタッフと共有することも大切だと考えます。
その為には、私自身が一緒に働くスタッフの事を思いやり、スタッフが働き易い環境を作っていくことも必須条件だと私は思います。
その為には何をすれば良いかを考えた時、私自身が楽しく働く事で周りに良い影響が与えられるのではないかと考えました。
そうすることにより自然とスタッフも楽しく働くことができると私は思います。
ただし、楽しく働くといっても、ふざけた事をしたり、雑談などで盛り上がることはまた違う事だと思います。
そのあたりの線引きをしっかりと行ったうえで、楽しく働く事が出来る環境を意識しています。
実際、私が楽しく働く為に心掛けているポイントは、笑顔でいる事です。
人は笑顔でいたり、笑う事によって幸福感を感じるという事を聞いた事があります。
笑顔になるだけで楽しく1日を過ごせる事は、とても素晴らしい事だと思います。
生きていると、日々過ごしていく中で嫌なことがあったり、気持ちが沈む日もありますが、そんな時ほど、私は笑顔で物事を楽しむ事を意識しています。
業務中も笑顔でいると気持ちが軽くなり、楽しく1日を過ごせます。
ただ、私1人だけが楽しく働くのではなく、一緒にいるスタッフにも楽しく働いてもらいたいと思っています。
そうすることによって、お互いを褒め合ったり、認め合う場面が少しでも増えていけば、失敗したことに対して、前向きに進んでいけると思います。
そういった気持ちを持ったスタッフが多くなれば、ご来店頂いたお客様に、雰囲気の良いお店と思って頂いたり、ありがとうを沢山頂けるお店に近づいていくのではないかと考えています。
その為に、私がするべきことは、スタッフに楽しく働いてもらう為に、困った事があった時には相談にのったり、嬉しいことがあったら一緒に喜んだりと、気持ちを共有する事だと思います。
そうすることで、スタッフの笑顔が自然と多くなっていくのではないかと考えています。
楽しく笑顔でいると、自然とお客様への感謝の気持ちが芽生えてくるのではないかと思います。
そして、感謝の気持ちを持てば、おのずとお客様から「ありがとう」を頂ける場面が増えてくるのではないかと、私は思います。
私の考えが正解なのか不正解なのかは私自身まだ分かりません・・・。
ただし、5年後にはお客様もスタッフもみんなが、笑顔溢れる楽しいお店になっているように努力をしていきます。
『Full of smiles』これが私の奏でる、想いの一曲です。
有楽グループ りんくう店
主任 飯田 真里