皆さんこんにちは、今回の知多散歩は大東店、藤平が担当させて頂きます。
今回紹介するのは、愛知県大府市にある農業用溜池【星名池】です!
大府市内に76ヶ所ある溜池の一つですが、南に隣接する北崎大池、
東側の大府みどり公園(9.8ha)と共に、市民の憩いの場となっている池です。
せせらぎ水路・八橋遊歩道などの観覧設備がしっかりと整備されており、
毎年夏には蓮(ハス)の花・アジサイが咲き誇り、鑑賞しに来る人々で賑わいます。
蓮は、インド・中国・オーストラリア・日本など、温帯~熱帯域の湿地に広く分布する水生植物です。
約1億4000万年前から地球上に存在していたとされていて、
水の底に塊茎(カイケイ)という大きな根っこを作り、そこから茎や葉っぱを伸ばして成長します。
草丈は50~100㎝ほどで、茎の先に花を咲かせます。
根は「蓮根」、花を支える花托は「ハチス」と呼ばれ、
葉っぱや芽など植物全体が、食用や薬用、様々な方面で利用されてきました。
・蓮の花言葉や由来
『清らかな心』
泥水を吸い上げながらも美しい花を咲かせることに由来します。
『休養』
午前中に咲いた花が午後には閉じてしまう様子を表したものです。
また、エジプト神話に出てくる雄弁な神オシリスに捧げられたことから、
『雄弁』という花言葉をもつようになりました。
・蓮の開花時期と見頃の季節
7~9月に開花期を迎え、7月中旬~8月中旬に見頃を迎えます。
蓮の花は短命で、花びらが開き始めてから3~4日で散ってしまいます。
また、午前中に咲いた花は午後には閉じてしまいます。
満開の花を観賞するには、開花2日目の朝7~9時頃がおすすめです。
アジサイは、日本原産の落葉低木です。
日本原産のガクアジサイが西洋に渡り、品種改良を重ねられ、西洋アジサイとして日本に逆輸入されてきました。
最近は西洋アジサイ、ガクアジサイの中でも品種によって色、形の種類が豊富にあります。
次々に新品種が登場してくるので、追いつけないほどです。
・アジサイの花言葉や由来
『団らん』『和気あいあい』『家族』
小さな花がひしめき合って咲いているように見えることに由来しています。
また、アジサイは、咲いている時期の中でも土によって花の色がいつの間にか変化したりします。
その性質に由来して『変節』『移り気』『浮気』という花言葉がついたともいわれています。
これらのことから、アジサイには高嶺の花といったイメージがあるのかもしれませんね。
・アジサイの開花時期と見頃の季節
アジサイの開花時期は5~7月上旬頃、つまり梅雨が最も見頃の時期です。
梅雨の時期には、全国各地のアジサイの名所が中心となって、催し物やアジサイ祭りなどが開催されています。
またあえて秋までアジサイの花を切らずに残して、緑や赤へと変化する姿を楽しむ「秋色アジサイ」が流行っているので、
機会があれば足を運んでみてください。
星名池は、隣接する北崎大池や大府みどり公園まで含めて、散策路もきれいに整備されているので、
蓮や豊かな自然を楽しみながらウォーキングできるコースとしてもお勧めです!
またアクセスも国道23号北崎インターから車で5分と行きやすいので、是非皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか♪
散歩したスタッフ:大東店 藤平