今回散歩するのは、遠方からも客足が絶えないラーメン店!
武豊町にある「麺屋 一八」さんのご紹介。
HPにも「麺に愛、スープに魂を。いっぱいの感動をお届けします。」とある様に、
とにかくこの「麺屋 一八」さん、素材や調理に対するこだわりがとても凄いです。
ラーメンと言えば、スープと麺と具だと思いますが、その全てにこだわりが詰まっていて、その全てが自家製なんです。
まずは、麺のこだわり。
ラーメン初心者からすると、麺はどこかの製麺店から購入するんだと思っていましたが、
店舗内の製麺機で自作しているんです。
その自慢の麺は、内モンゴルの天然岩塩から作られた「かん水」と国産小麦を使用しており、小麦本来の香り高さが特徴。
細麺・中太ちぢれ麺・太麺(平打ち)の3種類の麺をスープとの相性を考えて使い分けているとの事です。
そして、スープのこだわり。
自然な味わいを引き出すため、化学調味料は徹底して使用しない事にしており、
大量の名古屋コーチン、煮干しなど、スープを構成する為の素材選びを慎重に行い、
上質な素材から旨味成分を贅沢に使っているとの事です。
大量の煮干しを惜しげもなく寸胴に!
それを化学調味料を使わずに、なんと17時間かけてコトコト煮込んでダシを抽出。
名古屋コーチンもリンゴもニンニクも丸ごと寸胴で煮出します。
もうこの時点で美味さが伝わってきますよね?
てっきりラーメンに入っている鶏ハムは、ダシを取った後の肉かと思っていましたが、それは大きな間違いでした。
素人目線だと、この名古屋コーチンも食べたくなってしまいますが、
17時間もコトコト煮込んでダシを最大限抽出するわけなので、パッサパサで全く美味しくないとの事です。
なので、「美味しくない=美味しさが全てスープに移った」と言うのが証明されている事になります。
一八さん曰く、「猫も食べないと思うよ~」と言っていました。
そんな訳で早速注文するのですが、この種類の豊富さに驚きです。
ざっと数えても10種類以上の味の違い。
トッピングを付けたりラーメン以外のメニューも加えると、ちょっと種類が数えきれません。
自分が購入しようとしている券売機の背後に次の人が待っている状態を想像すると、優柔不断な人には大変困ります。
取材日も後ろの方のプレッシャーを感じてしまったので、全部メニューを把握する前に、
目についたボタンをうっかり押してしまいそうになりましたが、「創業当時の味」の文字がとても気になったので、
「しょうゆ新味(武豊たまりらぁ麺)」とおすすめの半チャーハンとレアチャーシュー1枚増量を購入しました。
期間限定の商品もあるそうですが、一旦この券売機の写真を見て自分の食べたい一杯を把握しておきましょう。
ちなにみ創業は1997年。
創業当時の味は伊達じゃない!
凄くコクがあり、優しくて懐かしい味!!しょうゆ新味(武豊たまりらぁ麺)
レアチャーシューのレアを希少とか珍しい方の意味と思ったら、そっちのレアじゃなく、火加減の方のレアでした。
柔らかく、それでいて食べ応えもあるのに、あっさりしていて、
それはそれで珍しい方のレアでもあり、何枚でも食べたくなりました。
そしてこの半チャーハン。
広東の巨匠 西村氏の元でチャーハン作りを修行してきたチャーハン。
言うだけあって、拉麺の味を邪魔しない味付けで、半チャーハンでは足りませんでした。
そして、この方が「麺屋 一八」代表の渡辺さんです。
ラーメン一杯をこだわり抜いている男って感じでとても男前です。
一瞬パッと見た感じは怖そうな雰囲気だったのですが、
このちた散歩の取材で少しお話させて頂いたのですが、凄く話しやすい方でした。
店名の「麺屋 一八」の名前の由来
拉麺が好きで一か八かで拉麺屋をやってみようと、周りの反対を振り切って始めたそうで、
その時に思った気持ちを店名に込めたそうです。
取材の際、おすすめを聞いたので、後日そのおすすめを食べに行きました。
そのおすすめが麻辣担々麺の細麺!!
後半にお酢を入れると爽やかな味に変化するので、それもおすすめです。
自家製辣油はこの様にして作っているそうです。
これはかなり危険ですので、素人はマネしないでください。
動画を見ただけで、辛さが伝わってきて汗をかきました。
この辣油の香ばしさで、更に食がすすみました。
その他、水餃子・餃子・ラード飯・味玉飯など、拉麺以外にも楽しめます。
そして、コロナ対策もしっかりしていますので、安心して食事をする事が出来ます。
これさえあれば、お隣を気にせず拉麺に向き合えます。
色んなこだわりが詰まった「麺屋 一八」。
知多半島ドライブデートの途中にこだわりの一杯を楽しんでみてはいかがでしょうか?
※もちろん一人でも
散歩したスタッフ:本部 新美