こんにちは!住吉情報局の高木です。
突然ですが皆さんはパチンコ・スロット旧基準機の最終撤去日がいつか知っていますか?
パチンコ・スロットともに2021年の11月30日に旧基準機の全てがホールから消えます。
最終撤去まであと1年ほど猶予がありますが寂しいですよね(´;ω;`)ウゥゥ
今回はそんな間もなく絶滅するスロット旧基準機を振り返ってみたいと思います。
スロット旧基準機とは?皆さんもご存じ「5号機」のことですが、
5号機で初めて登場した台が何だったか覚えていますか?
5号機初登場の台は2005年発売の【新世紀ヱヴァンゲリヲン】です。
正直なところ4号機がバリバリ現役で稼動していたこともあって、当時は誰も打たない空気台でしたね…。
5号機の特性が受け入れられないこともあって散々なデビューとなりましたが、
このヱヴァンゲリヲンが後々人気台になるんですからわからないものですよね。
ヱヴァの後に導入された台も例外なしで即撤去という流れでした。
≪2005年発売の他機種≫
・デビルマン ・キューティーハニー3 ・スーパーお父さん
ゲーム性が落ちてしまったパチスロにユーザー離れが進み、
このままでは5号機に未来はないと思われた矢先にこの台が登場します。
【アイムジャグラー】
なんとこの5号機アイムジャグラーが20万台の大ヒットを記録して話題となりました。
年配層ユーザーが大部分を占めていたのが助けになり、すんなり受け入れられたのが大きかったですね。
ここから2006年~2007年までに、
スパイダーマン・仮面ライダーDX・リングにかけろ・戦国無双・2027と、
機械割118%クラスのRT・ART機が続々と登場して5号機の認知度が一気に高まっていきます。
しかし完全に4号機が撤去された年も2007年だったので、
みなし機を看板にしていたホールやスロット専門店などが窮地に立たされ、業界全体で暗い雰囲気一色でした。
≪2006~2007年発売の他機種≫
・サンダーVスペシャル ・熊酒場 ・うる星やつら
・アクアビーナス ・三国志 ・デビルメイクライスリー
・スカイラブ ・青ドン ・マーベルヒーローズ
・科学戦隊ガッチャマン ・エヴァまごころ ・哲也
【当時、高木がハマっていた台】
ジャックと豆の木という台にどっぷりハマっていましたね。
当時、あまり人気のない部類の機種でしたが、夢がある台でした。
ボーナス合成が1/529~1/455と激重なんですが、
赤BBが300G、黒BBが2000GのARTが付くという今では考えられない仕様w
ビッグの重みを体感できる良い台でしたw
通常時は豆がフルフル震えているのをただぼーっと見つめるだけの、
単調なゲーム性でしたが、爆音告知で豆から木が生えた瞬間がたまらない良台でした。
2008年は山佐さんの時代が到来します。
キン肉マンから始まりバイオハザード・ウルトラマンとヒット機種を連発させます。
2008年は5号機の規制緩和があった年でもあり、
他メーカーもここから徐々に盛り上がりはじめます。
※主な規制緩和の内容
・ボーナスフラグの同一化
・リール回転中や回転終了後のフリーズ演出
・リール回転順の変化
・子役優先制御
全て演出面のみの規制緩和ですが、これだけでも効果は絶大で、
後々の名機開発に大きく貢献したことは言うまでもありません。
≪2008年発売の他機種≫
・新・吉宗 ・マッハGoGoGo2 ・ジアマゾンロード
・桃太郎電鉄 ・エヴァ約束の時 ・怒涛の剣
・バウンティキラー ・ハードボイルド ・巨人の星Ⅳ
【当時、高木がハマっていた台】
2008年は怒涛の剣をよく打っていたと思います。
この台はセット数管理型のよくあるART機なんですが、
フリーズの恩恵がそこらのART機とは訳が違いました。
恩恵は99%の継続率を持ったARTが確定してしまいます!
ボーナスでARTがパンクしない仕様なので期待値は驚愕の7000枚!
そしてもっと驚愕なのが確率なんと20億分の1!
引けるはずが無い!!
確率も期待値も5号機史上最強のフリーズだったんです。
もちろん私がフリーズを引くことはありませんでした(´;ω;`)ウゥゥ
2009年から業界は完全に立ち直ります。その兆候が表れ登場したのが、
【緑ドン】&【エウレカセブン】
他にも名機がたくさん生まれました。
大都技研の初代忍魂や萌えスロのはしりツインエンジェル2も2009年でしたね。
≪2009年発売の他機種≫
・ケロット ・がんばれゴエモン ・ガンダムⅢ
・絶対衝撃 ・めぞん一刻2 ・デコトラの鷲
・銀河英雄伝説 ・バジリスク初代 ・一騎当千
【当時、高木がハマっていた台】
悪魔城ドラキュラ(初代)にハマっていました。
ビッグ中の曲を聞いた時に『KPE始まったな!』と思いましたね。
「trezire de spirit」という曲なんですが、神曲です。
是非みなさんも一度聞いてみてください。
ゲーム性もセット数継続型の台でしたが、よく作り込まれていて好きでした。
2010年は不発台が多い1年だった気がします…。
名機の続編が続々と発売されましたが、
ほぼ全ての台がこけてしまうという大惨事が起きていました。
しかし悪い流れを止めてユニバーサルが名機リメイクを成功させます!
【緑ドン-VIVA!情熱南米編-】
他にもサミーの傑作、新鬼武者や一撃1000G乗せで有名なブラッド+など、
しっかりと名機も排出されていました。
≪2010年発売の他機種≫
・みどりのマキバオー ・ひぐらしのなく頃に祭 ・蒼天の拳
・ギラギラ爺夏 ・超時空要塞マクロス ・サイボーグ009
【当時、高木がハマっていた台】
デビルマンⅡ-悪魔復活-この台は本当に名機です!
ゲーム性はセット数管理型のART機で、
台上部についているメガパトランプとド派手なセット乗せ告知音に完全にやられていましたねw
設定1の機械割の甘さもあり導入当時からよく打っていました。
2011年は東日本大震災が発生した年です。
多くの方が被災され世の中が悲しみ一色になっていた事を思い出します。
当時、業界の対応の悪さがニュースになっていたこともありました。
(節電無視や当時の状況にそぐわない広告など)
このことがきっかけになり広告やイベントも規制の対象となってしまいました。
業界が追い込まれていく一方で2011年も名機が量産されていきます
大都技研から【押忍!番長2】
サミーから【北斗の拳 世紀末救世主伝説】
山佐から【モンキーターン】
現在でも続編やスピンオフとして活躍している名機中の名機が2011年に生み出されました。
≪2011年発売の他機種≫
・秘宝伝-封じられた女神- ・戦国BASARA2 ・創聖のアクエリオン
・笑ゥせぇるすまん ・政宗 ・銀と金
【当時、高木がハマっていた台】
ハナハナを打ってましたw
大量に名機が排出された年ではありましたが、
相性が悪くノーマルAタイプに逃げていた私個人としては辛い時期でした…( ノД`)シクシク
試しに打ってみたハナハナでしたが気が付けばどっぷりとハマってしまい、
1年近くハナハナばかり打っていました。あの華の光り方は癒しの光りですよね♪
さて、2005年~2011年まで振り返りましたがいかがだったでしょうか?
皆さんの好きだった機種がいっぱいあったんじゃないですかね。
まだまだ2012年~2020年までの振り返りとランキングが残っていますが、また次回とさせて下さい。
さすがに15年分となると紹介する台の量が多くて、情報局一回分ではまとめきれませんでした。
では次回の情報局『5号機名機ランキング≪中編≫』をご期待下さい。
え!中編ってことはあと2回もあるの!?と思わないで次も見に来て下さいね( ´∀` )
記事担当:住吉店 高木