『下も向いて歩こう』
私が思い描く5年後の理想のお店。
それは、やっぱり「楽しく、笑顔で溢れるお店」です。
以前にもこの「想いリレー」で書いたこともありますが、変わらずその思いは続いていますし
今、私が働く口田店のコンセプトの意味にもある言葉です。
ただ、仕事をするうえで
「楽しく、笑顔で溢れる」と言うのは難しい事かもしれません。
ふざけたり、遊んだりする中では笑顔になると思いますが仕事となるとそうはいきません。
失敗などで落ち込み笑顔になれない状況などもあると思います。
私も有楽グループに入社してからの約20年、色々な事がありました。
出来ない事を悔しがったり、失敗したことで上司から怒られたりと苦い思い出があります。
そして、その時は仕事がいやだなーと思ったこともあります。
ただ、今となればそれはいい経験だったと思います。
そこから学んだ事は、その中から何を活かすことが出来るのか!です。
世の中には出来ない事だらけです。
失敗をしない人もいないと思います。
以前、私はパソコン業務等がほとんどできませんでした。
パソコンは今でこそ当たり前の時代ですが、以前はほとんど触ったこともなく全然です。
作りたいものも、やりたい事もできる人にお願いするしかありません。
しかし、少しずつ覚え今ではそこそこ使えるようになりました。
その結果、仕事の効率も上がりゆとりもでき、他のことに時間を回すこともできます。
そして、覚えていく中で新しいことが出来るようになった喜びや、
ゆとりが出来たことにより、さらに新たな事にも挑戦できます。
また、お客様から「この機種はどうやって打つの?」と聞かれた際にも
自分の知識の少なさから詳しく説明できず、もう少し説明できればと思ったこともあります。
そうすれば、お客様はより楽しく遊技できもっと笑顔になれたと思います。
他にも、これまで出来なかった事や失敗した事など沢山ありました。
そして、約20年の経験を経て思う事は、
私はその時の失敗などから出来ない事に気付けたという事、
そこから行動できたという事です。
私の働く口田店のゴールを達成する為の条件に
「分からないがない人」があります。
意欲的、積極的、向上心のある人という意味です。
出来ない事に気付き、そこから向上心を持って行動することで
効率を上げ同じ時間でもより多くの事が出来るようになり、
やりがいと言う楽しさも生まれてきます。
お客様にもより内容の濃いサービスを提供することができ、笑顔にすることが出来ます。
私の5年後の思い描く理想のお店「楽しく、笑顔で溢れるお店」
その為に必要な事は「出来ない事を知る事」です。
先ほども書きましたが、世の中は自分の出来ない事だらけです。
そもそも自分は何が出来ないかを知らない事がほとんどだと思います。
出来ない事に気づくきっかけは様々で、
単純に出来ない事に直面したり、失敗したり、自分が出来ていると思っている事でも、
もっと凄いことをしている人に出会ったりすることで知ることが出来ます。
大切なのは、出来ないと気づいたことを素直に受け入れ向上心を持って積極的に行動していくことです。
その結果、きっとより多くの楽しさ、より多くの笑顔に出会えるはずです。
その積み重ねが5年後「楽しく、笑顔で溢れるお店」を造り上げていると信じています。
私がこの曲名「下も向いて歩こう」に込めた想い。
確かに上を向いて目標を高く持つことは必要だと思います。
ただ、その目標を達成する為には、まず自分自身に何が出来るのか、
出来ない事は何なのかを知ることで目標への一歩が踏み出せると思います。
有楽グループが更に愛され、楽しく笑顔で溢れていく為に
自分自身の足元もしっかりと見て成長し、周りにも伝えていく事が私の役割であり、
この曲名「下も向いて歩こう」に込めた想いです。
有楽グループ 口田店
次長 近藤 真哉