『Let’s take a step ~一歩踏み出そう!~』
今から5年後の2024年にはどのような世の中になっているでしょうか?
例えば「スマホ」が登場する5年前には現在の様にほとんどの人がスマホで動画を見たり、
ゲームをしたりするのが当たり前になっている状況を予想できた人は殆どいなかったと思います。
パチンコ業界でもこの後の5年間で想像もつかない変化が訪れる可能性がかなりあります。
近い将来では受動喫煙の問題で遊技台での喫煙が出来なくなり、
愛煙家のお客様が喫煙所と遊技台の行き来をして、遊技を楽しんで頂くことになります。
パチンコ・スロット共に各台計数機設置の店舗がほとんどになってきて、
景品カウンターも無人化されてきているような店舗もあるように、
現在「人」が行っている作業を「機械」が行うようになるケースが
今後の5年間でさらに加速していくのではないでしょうか。
とは言っても、もちろんこの先も企業・店舗において「人」の存在が重要な役割を占めることは
言うまでもない事だと思います。
ではこの先、自分自身はもちろん店舗のスタッフも
どのように行動していけば、この後の厳しい状況に対応していけるのでしょうか?
『Let’s take a step ~一歩踏み出そう!~』
私が所属している阿野店の目指すべき目標「ゴール」である
「価値あるハッピーギフトを作ろう」の中のハッピーギフトの一つに
「THANK YOU=ありがとうを届ける一歩」というものがあります。
お客様にありがとうと喜んで頂ける為にも、
まずは自分から一歩踏み出してアクションを起こしてみようというものですが、
この「自分から一歩」というのは思ったより難しい事だと思います。
決まっている事・言われた事だけを行っていれば成功もない代わりに失敗することもありません。
余計なことを言い出して怒られる位なら、大人しくしておこうと思うスタッフも中にはいるかもしれません。
しかし、一歩踏み出すと言っても何も大きなプロジェクトを立ち上げようとか
そういった話ではなく、自分が気付いたささいな事からでいいのです。
例えば、仕事時間中に少し手が空いたので普段あまり使わない場所の清掃をしようとか、
いつも当たり前にそこに置いてある物でもこっちに移動した方が効率がいいなとか、
通常に決まっている作業以外の所に少しでも目を向けてみる事から始めて欲しいと思います。
現在の私の次長と言う立場では、店舗のスタッフにこの小さな一歩を踏み出してもらう為にも、
まずはスタッフそれぞれの考え方や思っている事などを聞ける場面を増やし
気軽に意見やアイデア等を出してもらえるような間柄を作っていけるように
コミュニケーションを取っていく事がこの先さらに重要になってくると思います。
当然その為にやらなければいけないことは、私自身が自分から一歩踏み出す事です。
他の人間に一歩踏み出そうなどと言っておいて、自分は何もしないなんて本末転倒もいい所です。
私はこの後の5年間で、
現在の店舗で次長という2番目の職位から、店舗長・店長を目指して行動していく立場です。
上司に対しては自分から踏み出す一歩でアピールしなければなりません。
部下に対しては自分から踏み出す一歩で模範的な行動を取り
尊敬・目標にされるような存在でなければなりません。
やはり消極的な人間よりも積極的な人間の方が輝いて見えると思いますし
何より自分自身がポジティブに生活した方が良いに決まっています。
そう考える私の踏み出す一歩の具体例として、
先ず思い浮かんだのが遊技台の清掃・メンテナンスです。
お客様の中には入店して遊技台を選んで座り、1回も当たらないまま退店されるという方もいらっしゃいます。
そうなると景品カウンターで景品を選ぶ事も、我々スタッフが応対する場面もないまま
というケースも多々あると思います。
そうなるとこのお客様のお店に対するイメージは遊技台・遊技環境が全てになってしまいます。
そこで玉の飛びが悪かったり、メダルが入りにくかったり、イスが傾いて座りにくかったりすると
かなりのマイナスイメージを持たれたまま退店されてしまう事になります。
ホールの人間にとっては当たり前であるこの清掃・メンテナンスにはここまでの意味があって
行っているということを自分自身が今よりさらに積極的に行い、店舗全体に浸透させて行きたいと思います。
当たり前の事を当たり前に行うこと。
誰にでも簡単に出来そうに見えて、しっかりした意思を持って取り組まなければ
継続する事の難しい行動を率先すること。
5年後に振り返った時に、私は胸を張って自分から一歩を踏み出す行動が出来た!
と言えるように日々仕事に取り組んで行きます!
これが、私の「想いの一曲」です。
有楽グループ 阿野店
次長 森下 克彦