みなさんこんにちは♪
だいぶ肌寒い日々が増えましたね。体調の方は大丈夫でしょうか??
今回お届けする果物の情報は梨の「南水」です。
梨といえばこれまでに洋梨も含め過去4回登場してきました。
全部覚えていた人は相当なマニアですね!いつも読んでくださってありがとうございます。
答えはこちらの記事を読んでみてくださいね↓↓
ということなので梨シリーズ第5弾、
過去の記事と被るところもあるかもですが「南水」の魅力をお伝えしたいと思います。
南水は「越後」×「新水」からできた赤梨です。
新水といえば幸水と豊水を含む梨の三水の1つであります。
品種登録されたのは1990年。
ちなみに幸水が品種登録されたのが1959年、豊水が1972年になりますので梨の中では比較的新しい品種のものです。
その由来は南水が長野県で誕生したところにあります。
長野県の南信農業試験の「南」と新水の「水」から取って名付けらました。
長野県発祥ですので国内生産の80パーセントを占めていて長野県の代表する梨なのです。
ただ代表的な幸水、豊水と比べて生産地が限られているのでまだまだ浸透していない品種ですが、
近年ふるさと納税の返礼品おすすめ梨ランキングでこの「南水」が上位に入ってきたのでその人気は広まりつつあります。
大きさが350gほどの中玉、だいたい幸水と同じぐらいで扁円な形をしていて、
果汁が豊富ですので持った時にしっかり重みを感じらます。
南水の最大の特徴は、「甘み一番極上和梨」と呼ばれるくらいその糖度の高さにあります。
「果樹栽培ナビ」にて主要和梨の糖度ランキングがこちらです↓↓↓
順位 糖度 果物
① 14.0 ~ 15.0 南水
② 12.5 ~ 13.0 豊水
② 12.5 ~ 13.0 愛甘水(あいかんすい)
④ 12.5 ~ 13.0 新興(しんこう)
④ 12.0 ~ 13.0 秋月(あきづき)
⑥ 12.0 ~ 12.5 幸水
⑥ 12.0 ~ 12.5 新高(にいたか)
⑧ 11.5 ~ 12.5 愛宕(あたご)
⑧ 11.5 ~ 12.5 夏しずく
⑩ 11.5 ~ 12.0 喜水(きすい)
⑪ 11.0 ~ 12.0 20世紀
一目瞭然!!!甘みが強い梨だったいうことが分かりますね!
同じく豊水も甘い梨ですが、豊水はさっぱりした甘みで南水はしっかりした甘みです。
さらに酸味も少なく果肉も柔らかいのでお子様にも食べやすいものになっています。
私も実際食べてみて一言『甘くておいしい!!!!』ただそれだけです。
コンポートにしてもおいしく召し上がれると思いますが、正直にいうとそのまま皮を食べた方が一番おいしいしおすすめです。
甘みが強いってだけでも十分魅力的な部分があると思いますがもう1つ南水には魅力的な特徴があるんですよ(><)
こんな経験ありませんか?せっかく果物を買ったり頂いたのに食べきる前に傷んでしまったということは・・・。
(中には買ってから追熟させたほうがおいしくなる果物もありますがそれは別として)
南水ならそんな心配はございませんよ!
なぜなら南水は収穫期なら常温で2週間~1か月、さらに冷蔵保存することによって、
2か月~3か月貯蔵が可能だからです!!
そう南水のもう1つの特徴は貯蔵性に優れていることにあります。
もちろん切ってしまったらおいしく頂くために早めに食べることをおすすめしますが、
その際はその時食べられる量だけを切っておきましょう♪
南水の収穫時期は9月中旬からですので、
涼しいところに保管して頂ければ寒くなってきた時に温かい室内で召し上がれることだってできるんです☆
成分面では幸水の記事のときにアスパラギン酸に疲労回復効果があるとされ夏バテ防止に良いと紹介しましたが、
寒くなってくるこれからの時期には風邪を引いた時に食べることをおすすめします。
なぜならソルビトールという物質が甘く冷涼感のある糖アルコールで咳き止めや解熱効果があるとされているからです。
それに梨は水分が多いので水分補給ができて一石二鳥!
さいごに選ぶ時のチェックポイントをご紹介します♪
形がふっくらしたもの。色が適度に褐色になっていてキズになっていないものを目安にすると良いでしょう。
どうですか?みなさん南水を食べてみたくなりませんか??
もう有楽グループの店舗に並んでいますので是非食べてみてくださいね!
記事担当:青果部看板娘 下越