『The Way to Fun Work』
「会社や店舗で働くスタッフ全員」が、
自分から思いやりの心をもってより楽しく仕事に取り組める環境にする!
今、どの業界も人手不足が深刻な問題となっています。
有楽りんくう店でも例外では有りません。
曲タイトル
The Way to Fun Work
は、この人手不足を5年後に打ち消すために必要なことを、曲タイトルに込めました。
期待を胸に有楽グループに入社し、残念なことに
仕事を続けることが出来なくなってしまうことがあります。
「なぜ?仕事を続けていけないのか?」
「何か訳があるのではないか?」と考える様になりました。
そこで、なんだろうか?と色々考え辿りついた言葉があります。
それは、「思いやり」の心です。
自分がこれだ!と思う、
思いやりの心について体験を踏まえ少しお話します。
古くから地元半田では山車文化が今も続けられています。
山車文化は、先人から子々孫々の為に多くの人が携わっています。
長年山車文化に携わってきた多くの人の中に入り、期待を胸に若輩者でも
携われる喜びがいつしか自分の楽しさへと気持ちが変わりました。
7年間楽しい日々を過ごしていたのですが、ある日突然すごく困ったが起きました。
それは自分が初めて中心となり進めていけなければならない番が回ってきた時のことです。
これには初めて取り組まなければいけない事が多く、更に全くわからないことだらけで困ってしまいました。
「どうしたらいいのか?」
「どう対応すればいいのか?」
「この場合の進め方はどうすればいいのか?」など、
さまざまな思いが頭を駆け巡りました。
あげくのはてには、
「彼奴で大丈夫か?」「彼奴こういう所あるぞ」など、
誹謗中傷まで聞こえてくる始末です。
携われる喜びが楽しい気持ちへと変わったはずだったのに・・・。
いつしか悩みと不安で楽しくない気持ちになってしまったのです。
楽しくない気持ちになってから
「辞めたい!」という気持ちが込み上げてきました。
そんな時、自分から悩みや不安を相談していないのに多くの人達がアドバイスをしてくれたのです。
その時は「感謝」の気持ちでいっぱいになり、嬉しくなりました。
私の周りにいた多くの人達の思いやりの心が、私の不安や楽しくないと思っていた気持ちを打ち消し、楽しもうと思う気持ちに変えてくれたのです。
さらに
「よくやれたな!」「よう頑張った!」など、多くの称賛の声を頂くことで、
「辞めたい」なんて気持ちはいつしか何処かへ吹き飛んでしまったのです。
自分自身で乗り越えたのではなく、
多くの人達の思いやりの心が形となり声を掛けてもらったことが、
強い「信頼関係」を作り上げ、結果として自分も今、
「感謝」の思いを伝えていくべく、山車文化を辞める事なく続けています。
きっとあの時、誰からも思いやりの心ある声掛けをもらっていなかったら
「不安」と「悩み」を打ち消されることなく押し潰され
山車文化を続けることはしなかったと思います。
これは仕事でも同じことがあると思います。
この体験談のように特に新しく入社してきたスタッフは、
初めて仕事に携われる喜びから楽しく仕事がしたいと思う気持ちになります。
ところが周りが知らずしらずにその気持ちを阻害してしまっていたのではないか?
思いやりが伝わらず、思うだけで形として表れていないのではないか?
誰でも初めてのことに悩みや不安はつきものです。
山車文化の体験から、それを素早く察知できることが私の使命だ!と思い至りました。
その一歩として、まさに今取り組んでいる「トレーナー制度」を全店に広めていくこと!
まず初めに自店での取り組みを行い、その悩みや不安を素早く察知することが出来るトレーナーの育成をすること!
トレーナーと新しく入社したスタッフの関係がいつしか
何でも話し合える関係=信頼へと繋がることこそが「真の信頼関係」となり、
感謝の気持が形として仕事を続けることになると思います。
私の思う「真の信頼関係」には「思いやりの心」が重要だと考えます。
ただの思いやりではなく、自分から「心」ある思いやりで接することで
「信頼関係」や「感謝」へと、相手の気持ちを変化させ高めていくことに繋がります。
そうすれば、既存のスタッフも新しく入社してきたスタッフも
気持ちよく、そして楽しく仕事が取り組める環境となります。
まずは私から一歩踏み出し、
思いやりの「心」を持ち接することで信頼関係が築かれ、
たくさんの感謝の気持ちとして返ってくることが体験できる、そんな店舗を作りたい!
その結果、スタッフ全員が楽しいと思える会社にする!
そのための私のミッションは、トレーナー制度構築!であると思っています。
これが、私がこの曲名に込めた想いです。
有楽グループ りんくう店
店長 堀尾 文孝