みなさま、こんにちは~( *´艸`)
夏、真っ盛りですが体調は、いかかですか?
私は、もう・・・バテバテです(;´Д`)
さて、前回の看板娘は「巨峰」について、あつあつに語っていただきましたが、
実は!似ているようで、似ていない「ピオーネ」について、駅前研究所の星野が、お送りいたします(‘◇’)ゞ
まず初めに、ピオーネは黒葡萄の一種で、
名前は「開拓者」という意味のイタリア語に由来していて、ピヨーネとも呼ぶことがあるそうです。
(なんだか、「ピヨーネ」って、可愛い呼び方ですね( *´艸`))
種無しになるよう栽培された品種は、「ニューピオーネ」と呼ばれるそうです。
「黒い真珠」と広島県の三次市では呼んだりするそうで、呼び名を、商標登録をしているそうです。
(「黒い真珠」・・・と言われると、高級感が増しますね。)
◆ブドウの白い粉はなんだろ~?◆
白い粉は「ブルーム」と言って、
果実を、雨や病気、果実の水分蒸発を防ぐための、大切な役割があります。
ブルームは、果実に含まれている脂質から作られている鑞(ろう)が、
表面に出てきたもので、農薬や汚れなどと、思ってしまう方もみえますが、新鮮な証拠です(*´▽`*)
(白色系のブドウなどもしっかりと「ブルーム」は付いています。)
また、ブルームは、ブドウだけでなく、ブルーベリーや、
すもも(プラム)、りんご、野菜のブロッコリーにも、ついているそうです。
ブルームがある事で、乾燥もしない新鮮な目安になるので、
ブルームが均等についているものを選ぶのがおススメです(^_-)-☆
≪ここで、ちょっと豆知識!≫
浅漬けもおいしい「きゅうり」も、もともとはブルーム(白い粉)が付く野菜ですが、
「農薬が付いていて、食べるとき、危ないね~」との声が、
生産者の方へ多く出たため、現在では品種改良されており、ほとんどついていないそうです。
◆巨峰と、ピオーネの違い◆
<見た目>
巨峰と並んでいると区別がつかないくらい、難しく、とてもソックリなのです!
(いかがですか?似ていると思いませんか?)
<味覚>
巨峰は甘さが凝縮されていますが、
ピオーネはマスカット(カノンホールマスカット)と交配されているため、
マスカットに近い、爽やかで、まろやかな甘さがあるそうです。
(甘さと、爽やかさの両方を欲張りたい方でしたら、「ピオーネ」がおススメですょ~(‘ω’)ノ)
◆ピオーネの歴史◆
ピオーネは昭和32年頃、静岡県の井川秀雄さんが、
「巨峰」×「カノンホールマスカット」を交配し作り出されたのが始まりで、
巨峰よりも香りが強く、他のブドウと比べ、日持ちが良い品種です。
甘みも強く、さわやかな酸味を持ち合わせており、多汁で、
糖度も16度以上になり、後味はマスカットの風味もあり、スッキリとしています。
また、大粒なのに身がギッシリと詰まっていて食べ応えは抜群です。
(とても大粒で、ジューシーなピオーネが大好きです♪)
◆ピオーネとニューピオーネの旬◆
ハウスで栽培されたものは、4月頃から出始めるそうで、
路地栽培されたものは、8月に入るころから出始めるそうです。
一番の出盛の時期は、8月下旬から10月の初旬まで楽しめます。
(露地栽培が盛んになる時期は、ピオーネや巨峰などを計り売りをしているのを、
近くのスーパーや、通勤する道中で見かけることもあります。
また買い物に出かけると、つい手に取り、買ってしまいます。)
◆ピオーネの魅力◆
ピオーネは、粒が他の品種よりも大粒となっている品種です。
果皮の色合いも、巨峰の黒紫色を受け継いでおり、外観の美しさも魅力的なひとつです。
甘味を十分に楽しめながらも、ほのかな酸味がある事で、
スッキリとした後味を楽しむ事ができ、糖度は16度以上になるそうです。
また、香りの面においても、巨峰より芳醇な香りが楽しめるのも魅力的で、
さらに果肉がびっしりと詰まっていて、ジューシーなのも人気の一つです。
果皮を剥くと、甘味が凝縮された果汁が溢れ出てきます。
ボリューム満点で、甘さを楽しめるブドウとして、高い人気を誇る品種です。
凝縮された甘味と爽快な香り、そして粒の大きさ、
全てにおいて魅力が満載となっているブドウなのです(*´▽`*)
◆効能、効果◆
ブドウの魅力は、美味しさや見た目、香りだけでなく、
健康にいい栄養成分が多く含まれており、様々な効能もあるため、とても魅力的な果物のひとつです。
ブドウが持つ、主な効能や効果は・・・
エネルギー補給、疲労回復効果、美肌、肌老化防止、視力改善、動脈硬化予防、心筋梗塞予防、高血圧予防、
脳梗塞予防、発ガン抑制、活性酸素抑制、抗酸化作用、利尿作用、むくみ解消、新陳代謝の促進、貧血の予防など、
様々な、効能・効果があります。
このように、多くの効能、栄養があり、とても健康的な果物なため、
大切な人への贈り物にする際、「いつまでも健康でいてね」という、
意味合いもありますので、贈り物にすると大変、喜ばれます。
◆保存方法◆
どの種類のブドウでも、早めに食べる場合は、常温保存し、
少し長めに保存をする場合は、枝の部分を少しだけ残した状態で粒を取り外し、
表面の水分をしっかりキッチンペーパーでふき取り、
密閉できる容器などになるべく重ならないよう平らにし、冷凍することで、長く保存ができます。
(粒を外すときは、少し枝が残っている状態にすることで、果汁が流れ出ることを防ぎます。)
また、冷凍保存したブドウを少しだけ解凍すると、
シャリシャリとした、シャーベットのような食感も楽しむことができます。
(今の時期は、とても暑い日が続きますので、冷凍したピオーネを頬張り、ひんやりするのも良いですね)
全店で納品されていますので、是非!ご賞味ください。
記事担当者:看板娘 星野