『人生、日々勉強』
これは、私が社会人になる前に、父親から言われた一言です。
社会人になると学生の頃とは違い教科書は無く、会社の先輩に身ぶり手振りで教えてもらい、
メモを取るなどして自分なりに勉強しなくてはいけません。
何年たっても教えてもらう事が多く、今も勉強を怠らずに取り組み、尚も成長途中にあると思っています。
そんな中、チーフにしていただき教育係をすることもあり、後輩への指導をする場面も出て来ましたが
結果的には教える事により、自分自身の成長に繋がるのだと感じています。
今、私が働いている駅前店ではコンセプトの『わくわく発見研究所』を完成させる為、
どうしたらお客様に喜んで頂けるかを考え、勉強し、情報を共有しています。
お客様に合わせた接客や、サービスなど日々進化(深化)させていく努力を重ねています。
また、ゴールの『新まごの手を作り上げよう』を全員共通の目標にして
わくわくした楽しい気持ちで業務を行い、視野を広く持つことにより発見し、
研究する材料を探し、成長を止めないように皆で頑張っています。
しかし、私は遊技台のトラブルが苦手で、自分自身の力では直せず時間が掛かり、お客様を待たせてしまったり、
後輩への指導の言葉が足りず、上手く伝えられなくて他の方からのアドバイスを頂いたりする事も多くあります。
また、チーフになったばかりの頃は右も、左も分からず悩むことが沢山あり、
周りの先輩方に頼ってしまい、足を引っ張っていました。
先日、入社して10年の節目を迎えましたが、このような出来事が重なり勉強不足だなと感じることもあり、
駅前店の研究員の一員として、どんな小さなことでも良いので、貪欲に日々進化しなくてはいけないと痛感します。
今のままでは教科書にもなれないので少しずつ出来ないことを減らす勉強をし、
努力を継続していこうと心に決めています。
やっとあの時、父親に言われた一言が理解できるようになり、
学生だった頃とは違い教科書は無くても見る全てのことをお手本とし教科書となるのだと思います。
現在、先輩方や上司の方が私の教科書になり、
私が教える立場になったときは自分が教科書になる努力をしています。
プライベートでお店に出掛けたときも、商品の並べ方や、接客へ自然と目が行き
この瞬間も勉強しているのだと実感すると、少しうれしくなります。
工夫をすること、考えること、教えられることなど全てにおいて勉強へと繋がると思います。
これからも少しずつですが勉強をして、
駅前店のゴール『新まごの手を作りあげよう』の言葉が実現出来るよう、
他の研究員と共に研究をし、たくさんのお客様に発表が出来るようにしていきます。
有楽グループ 駅前店
チーフ 星野 葉子