みなさん、こんにちは~♪
そしてメーリークリスマス☆
いや~ホントに1年というのはあっという間で、
2015年も残りわずかになってきましたね~。
この私の記事で2015年ラストの知多散歩を締めくくるぞ~!と、
気合を入れて書こうと思っていたら・・・。
まだありましたね。
今年の最後の最後の大晦日に、砂川店担当の公開が残っていました。
きっと最後にふさわしい、有楽グループ2015年の集大成になるような、
とっても素晴らしい記事になるんでしょうね~♪
いや~楽しみ楽しみ♪
よし。砂川店のハードルを上げるのはこれぐらいにしといて、
今回の知多散歩は、サントリーの新商品ウイスキー『知多』を製造している、
『サングレイン知多蒸留所』のご紹介です。
このサングレイン知多蒸留所は、一般公開はしていないんですよね。
ひょっとしたら、見学に行ってみたいなとネットで検索して、
一般公開していないのか・・・と、しぶしぶ諦めた方もいるのではないでしょうか。
そんな方のためにも、しっかりお伝えしようと思います。
まず、部屋に入って最初に目に飛び込んできたのが、サングレイン蒸留所の模型。
そして、バックバーに『知多』がズラリと並んだお部屋に案内されました。
さわやかで、高級感もあって、今すぐにでもお店として開店できそうな雰囲気でした。
まずは工場見学の前に、スライドを使って
グレーンウイスキーの作り方や、歴史や、役割などを説明してくれました。
このサングレイン蒸留所は40年以上もの歴史があるんですね~。
知多半島に住んでいながら、ぜんぜん知りませんでした。
でも、スライドであるように、『知多』として発売される前から、
サントリーウイスキーの響、OLD、角などのブレンド用として
なくてはならない、まさに縁の下の力持ち的な存在だったんですよね。
そしてこのブレンダーさんの言葉ですよ。
「縁の下の力持ちが表舞台に出てきてもいいのではないか!?」
シングルグレーンウイスキーとして表舞台に立たせるために、
蒸留塔の使い分けでヘビー・ミディアム・クリーンと3種類の原酒を造り出したり、
シェリー樽やワイン樽など、複数の樽で熟成させた原酒を造り出したりと、
深みのある味わいを出すためにいろいろ工夫していることが、すごく伝わってきました。
次は、いよいよ工場見学です。
実際に工場を見ながら、女性スタッフの方がニコやかに丁寧に説明してくれました。
トウモロコシを糖化させている臭いなのでしょうか?
甘~くて鼻に刺さるような、なんとも言えない臭いが強烈でした。
このサングレイン知多蒸留所で蒸留までの工程は全て行うのですが、
熟成だけは、同じサントリーの白州蒸留所まで運んで、そこで行うそうです。
サングレイン知多蒸留所は海に近いので、
原料となるトウモロコシを運び受けるには最適な立地ですが、
熟成するには、潮の香りの影響を受けすぎてしまうということなんでしょう。
そして最後は、お楽しみのテイスティングです。
3つの原酒と、完成形の知多のテイスティングです。
①「知多クリーン原酒×バーボン樽」
ほんとにクリーンで原料の持つ風味はあまり感じません。
トゲは感じず少々の熟成感があります。
グレーン特有の爽やかさを作り出す原酒ですね。
②「知多ヘビー原酒×バーボン樽」
アルコール高濃度で蒸留してあるのに、原料の風味を感じました。
この原酒が知多の深みを作り出しているのでしょう。
③「知多ワイン樽原酒」
見た目の色からして、全く違う原酒ですね。
とっても甘い香り。口に入れた時は華やかで徐々に余韻が収まっていきます。
そこまで多くはブレンドされていないでしょうが、
この原酒が香りや味の微妙な甘さを演出しているのでしょう。
④「サントリーウイスキー知多」
①~③などの数多くある原酒をブレンドさせて完成させた知多。
ほんのり甘い香り。全体的には清涼感のあるスッキリとした味わいですが、
数多くの原酒がブレンドされているため、他のグレーンと比べると複雑な味わいでもあります。
私は今回、運よくサングレイン知多蒸留所を見学することができましたが、
これだけのお部屋やスライドや模型やテイスティングが用意されているのに、
一般公開されてないというのは、やっぱりもったいないですよね~。
一般公開する予定はないのか尋ねましたが、今のところ予定ないらしいです。
ハァ~、残念。
ってことで、この記事はど~やってシメればいいんですかね?
お決まりの「みなさんも一度、行ってみてね♪」とか使えないし・・・。
「いつか一般公開されるように祈っててね☆僕も祈ってるよ♪」
こんな感じですかね・・・。
散歩したスタッフ:口田店 森岡