『 楽 』
毎年年末になると今年の漢字というのがありますが、
私の人生の漢字と言っても過言ではない漢字が「楽」です。
「楽」と言う漢字は「楽しい」「楽(らく)をする」などいろいろな意味を持っていますが、
仕事をする上での「楽」というものは、もっと深く様々な意味を持っていると思います。
私が考える仕事上での「楽」とは当然、馴れ合いの楽しさでは無く
責任感を持って臨んだ結果生まれる充実感や達成感だと思っています。
自分は若い頃から上司に恵まれ、いろいろな仕事を任せてもらえました。
具体的にはスロットの設定や折込みチラシのデザインなど、
本来ならば店長がする様な仕事を任せてもらえた事が、とても嬉しかった記憶があります。
その仕事をやり切った時の充実感や、結果が伴った時の達成感は決して忘れることはありませんし、
今でもその時の気持ちを追い求め、仕事に取り組んでいます。
現在有楽グループで取り組んでいる「ハピプロ」も、
私の考えている「楽」に通じるものがあると思います。
私の所属する阿野店の
コンセプトは「ぼくらのパワー&スマイル工場(ファクトリー)」
ゴールは「価値あるハッピーギフトを作ろう!」ですが
コンセプトにある「ぼくらの」はスタッフ全員で「楽しんで」という意味が含まれています。
ゴールの「ハッピーギフト」も、自分自身がハッピーで(楽しく)なければ
お客様にハッピーギフトを届ける事ができません。
やはり全ては、自分自身が仕事を楽しいと思って取り組めるかに尽きると思います。
だからこそ、私の現在の立場では、いかに若いスタッフに
仕事上での「楽」を分かってもらい、やる気を引き出せるかが大切だと考えています。
「早く仕事に行きたい!」と思ってもらいたいというのは言い過ぎかもしれませんが、
少しでも多くのスタッフに責任を持って仕事に取り組み、
充実感や達成感を味わってもらうにはどうすれば良いのかと日々考えています。
まずは,
自分自身がいかに現在の仕事を楽しんで行っているかという事をもっとうまく伝えて行きたいと思っています。
「有楽」という会社名に恥じない様、
自分の努力で沢山の「楽」が有る会社にして行きたい、これが私の想いです。
有楽グループ 阿野店
次長 森下 克彦