『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。』
この言葉は、連合艦隊司令長官 山本五十六の有名な言葉です。
初めて見たときは店の事務所に飾ってあり、なんとなく目にする程度で特に意識はしていませんでした。
しかし、役職者としてスタッフに色々指示を出すようになり、上司にご指導頂く中で、この言葉を思い出す場面が度々ありました。
実際にやって見せる。やり方を言って聞かせて、褒めて上げないと人は動かない。
言葉の意味は理解していても、なかなか思い通りにいかずイライラしていた私に当時の上司が教えてくれました。
「この言葉には続きがあるんだよ。」
『話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。』
話し合って、相手の言葉にも耳を傾け、相手を認め、失敗を恐れずに仕事を任せてやらないと人は育たない。
『やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。』
やっている姿を感謝の心を持って見守り、その人を信じてやらなければ成長しない。
この話を聞いて、今まで自分がしてきたことが、間違っていると気付きました。そして
これらの言葉に出てくる『人』とは相手の事、ではなく自分の事なんじゃないか。
と私なりに考えました。
相手を褒める事、耳を傾ける事、認める事、仕事を任せる事、感謝する事、信頼する事
全て自分を成長させるためだと思うと、まずは相手としっかり向き合うことが大切なのではと考えました。
砂川店のゴールは『今日一日のストーリーに拍手を贈ろう!』です。
一日通して起こる出来事を物語と考えて、その物語に自分で拍手を贈り、周りから拍手を贈られる一日にしよう。という意味です。
ここで言うゴールとは『そこで働く人全員が目指すべき目標』です。
拍手を贈る・贈られると言う事は、相手を褒め称える。相手を認める。相手の言葉に耳を傾ける。見守るなど、相手と向きあい信頼する。ということに繋がると思います。
私は共通の目標を持ったスタッフたちやお客様としっかりと向き合い、信頼関係を持ち、“人”として成長していきたいと想います。
そして今よりもっと“グッとハート”な砂川店を作りたいです。
有楽グループ 砂川店
主任 浜崎 剛至