『日々、新鮮な気持ちで仕事に取り組む』
「武士道とは死ぬことと見つけたり」
少し大げさ過ぎますが、私の大好きな言葉です。
新渡戸稲造によって世界に発信された、江戸時代中期の佐賀藩士により創られた「葉隠」に載せられた有名な一文です。
戦国時代、生命をかけて立身出世を目指した武士たちも、この頃になると、
今でいう「地方公務員」のような役割を担う立場となっていたようです。
変わらぬ仕事をこなす日々を送るようになってくると、藩士たちのモチベーションも落ち、
仕事の効率も悪くなり、藩の財政も厳しくなる一方だったようです。
そこで、「武士道とは死ぬことと見つけたり」と説き、藩士たちに日々、
新鮮な気持ちで仕事に取り組むように指導していったのです。
ちなみに、これは言うまでもなく、死ぬことを推奨したのではなく、
毎日、生まれ変わったつもりで仕事に臨み、今日、死んでもいいように悔いのない仕事をするべきだと言っているのです。
私は有楽グループ入社以来、いつもより良い結果、成果を出すために努力を続けてきたつもりです。
良い結果が出なかった日や、努力の甲斐なく良い成果が得られなかった日は幾日もありました。
そして、それは何日も続くこともあります。
決して失敗を忘れると云う事ではなく、失敗にも点数を付け、反省にも取り組んで、
翌日には新たな気持ちで仕事に取り組む事が重要だと思っています。
有楽グループの社員の皆様にも「日々、新鮮な気持ちで仕事に取り組む」ことを私は推奨します。
日々、新鮮な気持ちで取り組めば、毎日同じ様に見えるお客様への挨拶や言葉がけ、
スタッフとのコミュニケーション、共同作業も一日一日違って感じられて、
より一層会社の掲げるハッピーサイクルのゴールも近づいて見えてくるのではないでしょうか?
皆で日々の仕事に新鮮な気持ちで取り組み、より良い成果を挙げられるようにがんばりましょう。
有楽グループ
営業課長 鈴木道男