皆様、新年明けましておめでとうございます。
共和店情報局年明け最初の記事を担当するのは、有楽一のサウナ好きなのになぜか有楽銭湯倶楽部から華がないからと退部勧告を受け続ける野々山です。
今年もめげずに頑張ります!
さて、寒さが身に染みる季節になってきましたが皆様、身体の調子はいかがでしょうか?
私は趣味のサウナのおかげで、すこぶる元気です!!
寒くなればなるほど、サウナ後の外気浴が言葉に出来ないくらい気持ちが良いです。
そこで今回は、初心者の方に是非ともサウナで使用してほしい「サウナハット」の効果と利便性を解説していきますので、お付き合いお願い致します。
まず、初心者の方がサウナハットを使用しない理由として良く聞くのがこちらです。
・裸に帽子を被る姿に違和感があり恥ずかしい。
・目立って周囲の目が気になる。
・タオルを頭に乗せるだけで十分。
・サウナハットをしているのに短い時間で出るのが恥ずかしい。
こうして見ると、殆どが「周りの目を気にしている」のが分ると思います。
ですがそんな初心者の方に言わせていただきます!!
誰もアナタの事を気にしていません!!
なぜなら皆集中しているので、それどころでは無いからです。
最初は勇気がいるかもしれませんが、使用してみたら周りの目なんか気になりませんよ。
実は僕も、最初は恥ずかしさも有り、タオルを被せるだけで十分だったのですが、今ではサウナハットが無ければサウナを楽しめない体になりました。
本当にサウナを最大限楽しみたいのであればサウナハットは必須級のアイテムになります。
それでは、何故サウナハットが必須なのか説明していきますね♪
※施設によって着用が禁止されている所もあるのでルールに従って着用しましょう。
タオルを頭に巻く方法もありますが、サウナハットと比べると生地が薄いので熱気を通しやすくサウナのような高温の室内では効果が薄れてしまいます。
一時的な代用としては良いですが、サウナハットがあった方が髪や頭皮ケアに効果がありのぼせるリスクを減らせます。
・髪や頭皮を保護出来る
サウナ室は髪の毛には過酷な環境です。
高温に晒されると、水分が急速に失われて、キューティクルが開いてしまいます。
髪が脆くなり、枝毛や切れ毛の原因となります。
更に、頭皮も高温によりダメージを受けやすくなり、乾燥や炎症を引き起こす事もあります。
特に髪の長い女性の方や髪質が敏感な方にとっては、必須アイテムですね♪
・熱中症対策
サウナ内の高温環境では体温調節が難しくなります。
特に頭部は体の中でもっとも高い位置にある為、熱がこもりやすく、体温上昇のリスクが高くなります。
サウナハットを被ることで、頭部への直接的な熱の影響を軽減し、体温の急激な上昇を防ぐ事が可能になります。
僕は基本的に10分を目安にサウナから出るのですが、最後の方はボーっとしてクラクラしていたのが、サウナハットのおかげで無理なく最後まで楽しめるようになりました。
・快適性の向上
サウナは大量の汗をかきます。
特に頭部や額からの汗が顔に流れ落ちてきます。
僕はそれが不快だったので、よく下を向いて座っていました。
サウナハットは、頭部や額の汗を吸収してくれるので、目に汗が入いるなど顔全体がべたつくといった不快感を減少出来ます。
結果として、リラックス状態を維持しやすくなるので、サウナの目的でもある心身のリフレッシュを十分に堪能出来る様にもなるのです。
更にタオルを頭に被せるより安定しているので、サウナ中に動いても外れにくい為、タオルを巻きなおすなどの煩わしさが無い分、常に快適な状態を保つことが出来ます。
サウナハットには色々な利便性がありますが、使用する時に注意をして欲しい事があります。
それはサウナハットを濡らした状態で使用する事です。
水に濡らして使うと最初は気持ち良いかもしれませんが、内部が蒸し風呂状態になってしまい、水分が蒸発する際に頭部の温度が上がりすぎて、過剰な発汗や脱水症状のリスクが高まるので止めましょうね!
更に、髪や頭部に直接触れる為、濡れたサウナハットは高温・高湿・低酸素の環境を作りだしてしまうので、髪のダメージや頭皮のダメージを引き起こす可能性が高まります。
個人差によっては濡らす事で発汗量や心拍数が上がり、デトックス効果や自律神経への良い影響があるそうですが、あくまでも例外的なケースらしいので、僕はオススメをしません。
サウナハット未経験の皆さん!
だんだんとサウナハットが欲しくなってきましたよね?
利便性と注意点が分った所で次は「素材」の事についてお話をします。
サウナハットに使用されている素材を大きく分けると、フェルト、リネン、タオル地、ナイロン、ウールの5種類になります。
・フェルト
フェルトとは、羊やラクダ等の毛を圧縮して、シート状にした繊維品の総称になります。
耐久性や耐熱性を重視するなら、高温サウナでものぼせにくいフェルト素材が良いそうですよ。
・リネン
亜麻科のフラックスという植物の茎から作られる天然繊維で、特に汗をかきやすい人に適していて吸水性が高く、水滴が落ちやすいスチームサウナにオススメです。
・タオル地
タオル地なのでコチラも吸収性が良く、汗をしっかりと吸収してくれる特徴があります。
汗を素早く吸収してくれるので、何セットもサウナを利用する方にオススメみたいです。
・ナイロン
合成繊維なので他と比べて軽量であり速乾性も十分。
デザインや形状も種類が多いのも魅力の一つとなります。
リーズナブルな価格の物が多いのも良いですね。
・ウール
温度を調節する性質があり汗を適度に吸収してくれます。
天然繊維の為、肌に負担が少なくサウナの高温から頭部をしっかり保護してくれます。
ただし、手洗いを推奨している製品が多い為、洗濯タグの確認をして下さい。
色々紹介してきましたが、「素材は分かったけど、他はどうやって選べばいいの?」という初心者の方に僕なりのサウナハット選びのポイントをお教えします!
・サイズとフィット感で選ぶ
適切なサイズを選ぶ事で頭部をしっかりと覆い、熱から保護します。
サイズがフィットしていると、サウナハットが落ちにくくなるので、適正サイズを選んで下さいね☆
・デザインで選ぶ
伝統的なデザインからモダンな形まで様々な種類があるので、自分の好みで気にいった物があれば選んでみましょう!!
サウナハットは似たような物が多いので、他人のサウナハットを間違えて持って帰ってしまう事も防止できますよ。
ちなみに時田主任のサウナハットはスティッチのサウナハットなので、とても分かりやすく個性もあります!笑
・保護性能の有無
熱に弱い方は、サウナハットの厚さや精製方法などで頭部を守る保護性能が変わってくるので生地が厚手の物を選んでみてはいかがでしょうか。
・通気性の有無
しっかりと熱を保持しつつ、適度な通気性を持つ物を選ぶ事で快適なサウナ体験が出来るようになります。
・洗濯のしやすさ
頻繫にサウナを利用する方はこれが一番重要かもしれません。
物によって洗濯機で洗えるのもあれば、手洗い推奨もあります。
僕は面倒くさがりなので、洗濯機で洗える物を選びました。
最近ではサウナの後に毎回洗濯するのが面倒なので、もう1個購入を検討しています♪
それでも何を選んで良いか分からない方は、ひとまず安価な物を選んでみてはいかがですか?
僕は未確認なのですが、なんと今だとDAISOさんとかにも売っているらしいですよ!
まずは安価な物から使ってみて、気に入ればより良い素材を使ったサウナハットにしてみてはいかがでしょうか?
タオルを頭に被せていた時と比べれば、快適性が全く違うので世界が変わりますよ!!
え??まだ勇気が出ないですか?
大丈夫です、アナタには仲間がいます!!
共和店では、サウナに行く人全員でサウナハットを被り、サウナを満喫していますよ。
皆で被れば怖くない!!
アナタも今年はサウナハットを被り、心からサウナを楽しみましょう♪
それでは僕はそろそろサウナに行ってくるので、今回はこの辺りで失礼します。
皆さん、良いサウナライフを楽しみましょう!!
ビバ♪サウナ(^^♪
記事担当:共和店 野々山