さぁお待たせいたしましたサッカー大好きおじさんことりんくう店の加藤が今回お届けいたしますのは…
『2026北中米ワールドカップアジア最終予選』
グループ分けも決まり、いよいよ北中米ワールドカップでのアジア代表の国が最終予選で決まります!
日本サッカーだけでなく最終予選での対戦国の情報など独自目線で語り尽くしていこうと思います!(^^)!
2026年のワールドカップから出場国が48チームに拡大し、アジア枠も8.5に拡大しました。
アジア最終予選は6カ国ずつ3つのグループに分けて、各グループ上位2カ国がワールドカップの出場権を獲得することができます。
さらに3位と4位のチームはアジアプレーオフに回ります。
各グループの2チームずつ(3位、4位)の計6チームを3チームずつの2つのグループに分けてグループ1位になったチームは出場権を獲得できます。
さらにこのグループの2位になった2チームは、FIFAプレーオフトーナメント出場をかけて2試合を行います。
勝利したチームはFIFAプレーオフトーナメントに出場して最後の出場権2枠を各大陸から残った6チームでトーナメントをして争うことになります。
一気に説明していきましたが、文字で見ても難しいですよね(;^ω^)
つまり最終予選出場の日本がまず狙うのはグループ2位以内ということです!
予選を勝ち残った世界ランキング上位の3チームずつ、6つのポットに分けて最終予選グループ分け抽選が行われました。
このポット分けによりランキングの近い同じポットの国とはグループリーグでぶつかる可能性がなくなるわけですね♪
日本はアジア最上位ランキングの世界17位のためポット1!
アジアで2位と3位のランキング20位のイラン、22位の韓国とは対戦することがなくなったわけです。
抽選の結果、日本はオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同組のグループCです!
個人的には難しいグループに入ったなーという印象でした(; ・`д・´)
しかし先日行われた中国、バーレーン戦では攻撃的3バックを採用して対中国戦はホームで7対0!
対バーレーン戦ではアウェイで5対0と見事に完勝しています!
しかしまだまだ予選は始まったばかり!
ワールドカップ出場を目指す日本にとって厳しい戦いが続くことが予想されます(´-ω-`)
そんな同組のライバルたちを私の目線でご紹介していこうと思います!
まずはグループ最大のライバルであるオーストラリア代表です!
オーストラリア代表と言えば思い浮かぶのは“ジャパンキラー”と言われていたティム・ケーヒル選手です。
ドイツワールドカップでは後半途中出場にもかかわらず同点ゴール、逆転ゴールを決めて日本を絶望させた選手です。
2019年に現役を引退されましたが今でもケーヒル選手の影がチラついてしまいます。
今のオーストラリア代表では、J1の町田ゼルビアで活躍中のミッチェル・デューク選手がいます。
複数年にわたってJリーグで活躍を続けるデューク選手は日本のサッカーをよく知っている選手です。
33歳のベテラン選手で日本にとっては嫌な選手になりそうです!
最終予選2試合を終えて、勝ち点1と厳しい立ち上がりとなったオーストラリア代表ですが自力のあるチームだけに油断は禁物です!
お次はサウジアラビアです!
近年サッカー強化に力を入れているサウジアラビアでは国内リーグにクリスティアーノ・ロナウド選手やカリム・ベンゼマ選手やネイマール選手などの世界的スーパースター選手を獲得して一気に世界でも注目のリーグの一つになりました。
2022カタールワールドカップでは優勝したアルゼンチンにグループステージで勝利して、大会中唯一優勝国アルゼンチンに黒星をつけたチームになりました。
さらには監督にロベルト・マンチーニ監督を招聘することに成功しています。
インテルやマンチェスターシティ、イタリア代表の監督など名門のコーチを歴任していた名監督です。
ワールドカップでも手強い相手になるのは間違いないですね(^_^;)
最終予選2試合を終えて、勝ち点は4。
初戦のインドネシア戦をまさかのドローで勝ち点を逃した形となりましたが、中国戦では退場者を出しながらも逆転勝利を収めています。
続いてバーレーン代表です。
アジアカップカタール2023でも対戦のあったバーレーン。
その時は3-1で日本の勝利となりましたが長身フォワードのアブドゥラ・ユスフ選手を中心に攻撃を仕掛けてきます。
監督は現役時代にスペイン代表経験もあるフアン・アントニオ・ピッツィ監督です。
スペインのバレンシアで監督経験もある経験豊富な監督です。
前回の対戦時の経験を元に修正してくることが考えられるので注意が必要です。
最終予選2試合では勝ち点3。
日本はアウェイで完勝をすることが出来ましたが、オーストラリアに勝っての勝ち点3は難敵であることを表しています!!
お次は中国代表です!
中国も近年サッカーに力を入れている国です。
国内リーグでは一時高額オファーにより大物海外選手を国内リーグに呼び込んでいましたが、それも今では落ち着いてきています。
一定の基準を満たすと他国籍だった選手を帰化することができて自国の選手として出場させることができるのですが、現在の中国代表は複数の帰化選手がいます。
能力の高い帰化選手も多いことから注意が必要です!
最終予選2試合を終えての勝ち点は0となっています。
日本とサウジアラビアとの連戦では勝ち点を奪えませんでしたが、どこかで波に乗られたらやっかいな相手です。
最後はインドネシアです!
先日のアジアカップではオーストラリアや韓国を破り注目を集めました。
惜しくも大陸間プレーオフでギニア代表に敗れたため、パリオリンピック出場はならなかったですが、アジアのサッカーのレベルが年々上がって実力が拮抗してきていることの象徴のように感じました(*’ω’*)
最終予選2試合を終えての勝ち点は2。
サウジアラビアとオーストラリアから引き分けによる勝ち点奪取に成功しています。
手強いライバルだらけのグループですが我らが日本も負けてはいません!!
近年の日本代表はチームのほとんどのメンバーが海外のクラブでプレーをしています。
中でも主力メンバーは欧州5大リーグと言われているイングランドのプレミアリーグや、スペインのラ・リーガ、ドイツのブンデスリーガ、フランスのリーグ・アンでプレーしている選手がほとんどです。
リーグレベルが1番高いと評価されることの多いイングランドプレミアリーグで優勝争いをしていたアーセナルとリバプールには富安健洋選手と遠藤航選手がいます。
カタールワールドカップでは『三苫の1ミリ』と話題になった三苫薫選手もプレミアリーグのブライトンでプレーしています。
今季からサウサンプトンに菅原由勢選手、クリスタルパレスに鎌田大地選手が移籍してプレミアリーグの日本人選手がさらに増えています。
昨季ドイツブンデスリーガのシュツットガルトで活躍した伊藤洋輝選手は今季からブンデスリーガの強豪バイエルンへの移籍を果たしています。
テストマッチで大きなケガをしてしまい出遅れてしまっていますが復帰が楽しみです。
欧州チャンピオンズリーグに出場できるチームに所属している選手も多く、日本代表には非常にハイレベルな選手が集まっています!
各ポジションにアジア随一のタレントが揃う日本ですが各国ももちろん分析、対策を講じて日本戦に備えてくるわけです。
ワールドカップ最終予選で日本は毎回苦しい戦いをしいられているイメージが強くあります。
戦術面で日本がアジアで苦戦するのは対戦国がボールを繋ぐことよりも、ロングボールで一気にゴールに迫るようなプレーをしてくると危ないシーンが出てくることです。
アジアの各国も日本が強いことは分かっているので、ボールを繋いでショートカウンターをくらうリスクをとるより、ロングボールで一気に前線にパスを送ることでリスクを減らしながら少しでもチャンスをものにしようという戦術をとってくることがあります。
日本は守備が弱いわけではないのですが、ロングボール戦術に弱いとよく言われています。
近年アジアの国に負けた試合のほとんどはボール支配率で相手を上回っている試合で、1点をなかなか取れない時に攻撃へ人数をかけて攻める。
そこで手薄になった自陣にロングボールを送られて1点をとられる。
さらに守備をガチガチに固められて負けてしまうという負け方だったように思います。
選手の質では間違いなくアジアでトップクラスの日本が負けるというのは戦い方、戦術に不備があったと考えられると思います。
森保監督がアジアの各国を相手に選手の質頼りの戦い方ではなく、選手をより輝かせる戦い方をしてほしいです。
そしてワールドカップ出場!
ワールドカップでは初のベスト8以上を目指して勝ち進んでほしいです!
我が家のサッカー小僧とサッカー女子と一緒に全力で応援しています!
がんばれ日本!!!
記事担当:りんくう店 加藤