皆様こんにちは。
今回のちた散歩は、大府市にある日本ではまだ珍しいオリーブオイル専門店の『白いオリーブ』さんに行ってきました。
白いオリーブさんは、どことなくイタリアの雰囲気がある可愛らしい建物のお店です。
屋根には、なんとネコの置物が!とってもキュート!
お店の看板の横には、大きなオリーブの木が植えられています。
取材に伺った時期は、ちょうどオリーブの実がいっぱいなっていました。
店主の亀山さんは、なんとワインとオリーブオイルのソムリエ資格をお持ちなのだとか!
かっこいい!
早速、亀山さんに取材前から気になっていたことを聞いてみました。
「オリーブの実は、緑や紫、黒のイメージなのですが、白い実もあるのですか?」
答えは「YES!」
種類によるけれど、オリーブの実は一般的に緑から熟して黒色になります。
ですが、1品種に『聖なるオリーブ』と呼ばれる、熟すと白くなる『レウコカルパ』という珍しい品種が存在するそう。
このお店から「日本中や世界中にオリーブについて発信していきたい」という想いで店名の『白いオリーブ』と名前を付けたのだとか。
店内に入ってみると・・・色々なものが並んでいます!
イタリアのオリーブオイル『MIO』は3種類あり、ROSSO(赤)は奥深い味わいがあり、VERDE(緑)は野菜料理に相性抜群、 BLUE(青)は、パンチの効いた味が楽しめます。
オリーブの品種によって味が違うオリーブオイルになるそうです。
その横には、イタリア産に知多半島で採れたオリーブをブレンドした『知多半島オリーブオイル』が並んでいました。
知多市の新知などに、何本かオリーブの木を植えているそうですよ。
因みに、1本でなんと50キロ超のオリーブの実が採れるのだとか!驚きました。
ん?そういえば先ほどから店内に優しい香りがしているような・・・
オリーブの優しい香りのするフレグランスがありました。
とても落ち着く香りです。
オリーブオイルを使った石鹸もあります。
横の棚には、オリーブの葉っぱから作られている、オリーブリーフティーとオリーブの実を使った、オリーブコーヒーが売られていました。
お茶も驚きですが、コーヒーまで作れるなんて、びっくりです!
その下には、剪定をした際にできた枝を使っての盆栽まであります。
さらには、オリーブの木を使ったアクセサリーや
チョーカーやパイプ、時計などの小物まであります。
とても木の温かみが伝わってきます。
葉に実に木・・・!!
そう、オリーブは捨てる部分がまったくない植物なのですって!!!
色々なオリーブの奥深い話を聞きながら、ポテトチップスの試食をさせていただきました。
有機栽培のじゃがいもを使い、オリーブリーフソルトで味つけがされている、素朴な優しい味のポテトチップスです。
ワイングラスが置かれていると思ったら、イタリアの直輸入ワインの量り売りがされているのですって。
ちょうど完売してしまったそうで、また仕入れ次第販売再開予定なのだとか。
この夏に、イタリア文化を伝えるイベントとして、お店横のテーブルで、土曜日の夜に「アペリティーボ」という、夜遅くのお散歩中にワインを楽しむ会が開催されていたとのこと。
暑い時期の夜のみのお楽しみだったそうで、参加してみたかった・・・残念(笑)。
9月はイタリアのビールを販売しているので、購入された方が横のテーブルで、でのんびりしながら召し上っていらっしゃるそうです。
そうそう!建物の隣で、毎週月曜日に「野菜の日」として、大府市の岡田農園さんの有機栽培の野菜を販売しているとのこと。
野菜はオリーブオイルと相性良いので、野菜と一緒にオリーブオイルも購入されてみてはいかがですか?
亀山さんに、オリーブオイルの使い方を教えてもらいました。
お豆腐に、醤油の代わりにオリーブオイルを使うだけで、お豆腐の素材の味を壊さず食べることができるそう。
また、トマトをざく切りし、塩を少しとオリーブオイルをまぶすだけで、すてきな一品になります。
カリカリに焼いたフランスパンにのせて食べてもGOOD!
トマトとオリーブオイルはとても相性が良いそう。
ジャガイモとタコを茹で、ざく切りにし、オリーブオイルをまぶしても美味しいのですって!
オリーブオイルは、素材の味を大切にしたまま、味をつけてくれる優れものだそうです。
亀山さんは食べるのが好きということで、色々な興味深いお話をたくさん伺うことができました。
白いオリーブさんは、新しいものに出会える、びっくり箱のような素敵なお店です。
面白いイタリア雑貨も置いてあります。
不思議発見をしたい方、オリーブをもっと知りたい方、とってもおすすめです。
素敵な亀山さんと、オリーブにまつわる様々なグッズ、イタリア雑貨に会いに来てください。
散歩したスタッフ:森岡店 古川