毎年2月上旬ごろに開催されている、「知多・衣浦地区山車祭り交流会議」というものがあります。
簡単に説明すると、地域により色々なお祭りの形があり、お祭りに曳き出される「山車(おくるま、だし、やまぐるま)」も地域によりさまざまな形をしています。
その保存や伝統継承をしていく組織が、いわゆる保存会になります。
愛知県内でも数多くの保存会が存在しており、その交流の場を持ち回りで設けています。
半田山車祭り保存会で毎年開催をしているのが、この知多・衣浦地区山車祭り交流会議になります。
今年で29回目になり、半田市内の山車組に加え、武豊町や犬山市などから50以上の団体が参加をしており交流を深めています。
また、からくり人形の上演会でからくり人形師九代玉屋庄兵衛さんが、乙川地区浅井山宮本車「小烏丸 夢之助太刀」の制作にまつわるエピソードを披露されました。
令和6年2月4日(日)10時00分より、半田市にある「雁宿ホール」で開催がありました。
その内容とは、「上山からくり人形披露発表会」です。
半田市内では「上山からくり人形」を、乙川浅井山宮本車には2体、10の山組に各1体保有しています。
半田市には10地区31輌の山車がありますが、上山からくり人形を乗せているのは11輌の山車なります。
そのうちの中から上演されたのは、
1.下半田地区 南組護王車「二福神」(にふくじん)
2.亀崎地区 西組花王車「桜花唐子遊び」(おうかからこあそび)
3.乙川地区 浅井山宮本車「小烏丸 夢之助太刀」(こがらすまる ゆめのすけだち)
になります。
~下半田地区 南組護王車「二福神」~
~亀崎地区 西組花王車「桜花唐子遊び」~
~乙川地区 浅井山宮本車「小烏丸 夢之助太刀」~
実は、このからくり上演に有楽グループYY会のメンバー3名が参加しています。
ざっくりと「YY会」について簡単にご紹介します。
発足は、平成25年(2013年)1月1日になり、気がつけば約11年目を迎えています。
有楽グループ内の活動として地域のお祭り情報を発信し、目的は「祭礼に関する活動を行う事により、地域貢献すること」としています。
「有楽グループy/y会 知多半島山車祭り」としてInstagram(インスタグラム)やFacebook(フェイスブック)で情報を発信しています。
おかげさまでFacebookのフォロワー数1477人とInstagramフォロワー数453人と多くの人たちがフォロワーになって頂いています。
YY会ページを見かけましたら、あなたもフォロワー登録をお願いします。
【有楽グループy/y会 知多半島山車祭り↓↓↓】
https://www.facebook.com/profile.php?id=100063771811624&sk=about_details
下半田地区南組護王車「二福神」の上演前に演壇でMCを務めたのは、なんと!この記事を書いている堀尾が務めました。
感想はと言うと…、慣れないことへの緊張と話すことのカンニングペーパーが頭上からのライトで反射してしまい、見えない…。
どこを読んでいるか迷子になる始末で、いわゆる「ドッグワード」が所々でてしまった!
しかし凄く良い経験ができたことは事実です。感謝しております。
乙川地区浅井山宮本車「小烏丸 夢之助太刀」の上演前の口上をのべるときに拍子木を叩き上演のときの笛を奏でる弊社社長と、からくり上演のときに「能のうた」を詠い、大太鼓を叩く本部長。
ご兄弟で上山人形からくりに携わり自ら地元に貢献されています。
~乙川 浅井山 宮本車 小烏丸 夢之助太刀~
※一部公開
上演時の様子を一部抜粋して公開させて頂きましたが、令和6年3月17日・18日に開催される乙川祭りではすべてをご覧いただくことができますので、是非足をお運びください。
それぞれのお役目を無事につとめていました。
さらに裏話をすると、この上演のためにからくり人形の稽古をしてきました。
その日数は3週間ほどでしょうか、夜23時ごろ近くまで稽古がおこなわれた日もありました。
まさに『大活躍!これぞ地元魂にふさわしい』
誰でもできることではなく、またこの様な機会に有楽グループYY会のメンバー3名が、そろい踏みしたのも地元魂からではないでしょうか。
貴重な機会になり、今後もどんどん地元に貢献し発信をしていきます。
まだまだ、知多・衣浦地区山車祭り交流会議は来場者が少ないように思います。
一般の方も入場無料でどなたでも観覧できます。
次回の30回目は、どのような催しがおこなわれるか分かりませんが、会場まで足をはこぶことをお勧めします。
記事担当:本部 堀尾