やっと春らしくなって来ましたね。
今年の桜はなんだか短かったように感じてしまいますが、
入学や入社のタイミングにはバッチリ咲いていましたね。
着慣れない制服やスーツを身にまとい、緊張した面持ちで歩いている姿を見ると、
なんだか無条件に応援したくなってしまいます。
「身だしなみ」に関する好感度の感じ方って、こういうところにあるのかなあと感じます。
接客サービスでは当然の如く、身だしなみについて言及されることが多いです。
『お客様に失礼のないように』『社会人としてわきまえのある身なりを』と。
言われていることはごもっともなんですが、
その基準をどこに持ってくるのかは個人の感性によるものですから、
本来は非難されることでも、正されることでもないように思います。
「じゃあなんでもOKだ!」と言うことを推奨しているのではありません、念のため。
今回新美さんからのお題は「カワサキさんは仕事柄、色んな会社を見ていると思いますが、
有楽グループの身嗜みってどう感じますか?」でしたね。
有楽グループの皆さんの身だしなみについていきなりお話する前に、
身だしなみの根本ついて一度見なおしておきましょう。
そもそも身だしなみって何なのでしょう?
みだしなみ【身嗜み】
=人に不快感を与えないように、言動や服装を整えること。
また、その心掛け。
辞書にはこのように載っていました。
ここで驚いたのが、
服装だけでなく言動まで含めて「身だしなみ」というのですね。
これは私も知りませんでした。
と言うことはですよ、身だしなみというものはそもそも「見た目」が良ければいいというものではない
という解釈になると思うのです。
これはエジソン級に大きな発見です!
ただただ黒髪にすること、ピアスを開けてはいけないということ、爪を短くしていること、
それでは「身だしなみ」としての本当の意味を全うできていないということです。
身だしなみには、ただ見た目の良さや、感じの悪くない雰囲気が求められているわけではないのです。
「なぜ、その髪の色であるべきなのか?」「なんのために爪は短くしているのか?」
そこには、その身だしなみをしている人の「言動」=思い が込められているのです。
いえ、いなければならないのです。
そう考えて、今の有楽グループのスタッフの身だしなみはどうか?と考えると、
単純に見た目がどうこうで語るべきではないということですね。
そこに意味をもたせる活動が、
ハッピーサイクルプロジェクトの根幹を担っている『コンセプト&ゴール』作りです。
身だしなみの基準にも“何故そうあるべきなのか?”というストーリーが本当に大切です。
使い古された言葉かもしれませんが、身だしなみは自分のためではなく相手のため。
「相手に不快な思いをさせない」「“自分”という人間の中身を見てもらうために」と思う
新入社員の様な緊張感を、慣れさせずに常に持っていたいものですよね。
その点では、今回のホールスタッフの身だしなみについての見直しというのは、
かなり大きな変革ですよね。とても楽しみです。
新美さんはその大きな変革にともなって、今まで以上に他のサービス施設で
身だしなみを気にしてチェックされているんじゃないでしょうか?
他の業種も含めて、最近のサービス施設の身だしなみについて、
どのようなご感想やお考えををお持ちですか?
身だしなみについて頭を悩ませている女性リーダー達の参考になるようなお話をお願いします!