寒い日が続いていますが、みなさん明るく暮らしていますか?
今回の情報局では「和の心」についてお話してみようと思います。
日本はかつて“倭”であり、“和”であり、“大和”という国号でした。
この中で倭は中華思想に基づき漢民族の付けた当て字であり(当時中国は世界最大の国家であり、周辺諸国の国名に野蛮等を意味する漢字をあてたそうです。ちなみに倭という漢字には、曲がりくねっている、従順に従うという意味があるそうです。)、日本人が自らの国に付けた国号は和でありました。
我々の先祖が“わ”の国に自らあてた“和”という漢字、
今では、日本古来の、または日本風のという意味で使われますね。
足し算の答えも“和”と言います。
人と人とのつながり、これも人の和などと言います。
日本人の大多数が嫌がる言葉の一つに「和を乱す」という言葉があります。
“わ”という音に注目してみますと、もうすぐ終わってしまいますが、
「笑っていいとも」でかつてはやった「友達の輪」などやはり人と人との繋がりをを示す言葉に突き当たります。
“輪”には終わりが無いんですよね。
我々の先祖は人と人の繋がりを大事にし、
この国風を後世の我々に伝える為にこの字を選んで国号とした、なんていうのは考えすぎでしょうか?
現在の我々が良く使う言葉で、これはもう日本語といっていいでしょう、
「チームワーク」、これはまさしく、人と人との和を示しています。
私はテレビでサッカーの観戦をするのが好きなのですが、
ある解説者の方が、サッカー日本代表の長所として、「連動性」、「献身性」をあげていました。
自分の事だけ考えていてはできない事です。
チームの和を大事にして、みんなで結果に向けて邁進する。
それが長所だというのです。
我々が先祖から受け継いできた“和の心”が今現在でも、日本人の長所としてクローズアップされているのです。
「チームワーク」については、
マイウエイの川崎さんも本ホームページの「ハピプロ経過報告」でこのように触れていました。
「“信頼・思いやり・コミュニケーション” この3つは正に、
『個の能力を高めること』の先にある個人プレーにすることを回避し、
より強固なチームワークを築くために欠かすことのできない要素です。」
信頼・思いやり・コミュニケーション、これらは“和”の心を表現するための要素と言い換えても良いでしょう。
つまり、
“和”とは、
私たちの暮らすこの国の事であり、私たち一人一人の繋がりの事であり、
一人で生き抜くことが困難なこの時代には、“和”の心が大切なのであり、
“和”の心を集団の中で表現する事が、「チームワーク」なのです。
「チームワーク」、
甘美なこの言葉には仲良しこそ最高と受け取られかねない危険性もありますが、
我々が先祖より受け継いできた、“和”の心こそが、チームワークであり、
あなたと、あなたと、あなたが揃えばそこに「チームワーク」が発生するのが日本人の本質であるのならば、
一人一人の個性の和こそチームワークといえるのではないでしょうか。
「チームワーク」の要はあなたなのです。
新田店のスタッフも「チームワーク」を大切にして、業務に取り組んでいます。
新田店のゴールを達成するための要素「スマイルで最高のチームワークを」は
笑顔=幸福、チームワーク=和とするならば、幸福の和(輪)を作っていく事が新田店のスタッフの仕事なのです。
あれ???英語にしてみたら・・・ハッピーサイクル!!!!!!
記事担当:新田店 三谷