皆様こんにちは、新田店情報局へようこそ。
今回は、睡眠なんてそっちのけ、三度の飯よりも私が愛して止まない『将棋』。
と言えばそう、以前から何度か情報局で取り上げさせて頂いている藤井聡太二冠ですが、
この度、『八大タイトル』独占が私の中でチラリと見えて来ましたので、ぜひお伝えしたいと思います!!
プロ将棋界では時代と共にタイトル数も増えて、
現在では『竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、叡王』の八つがあり、
総じて『八大タイトル』と言われています。
今年度は8月を終えて、藤井二冠自身が持つ『棋聖』『王位』は、見事に防衛をめでたく果たしました!!
ここから今年度残り、他のタイトルで可能性があるのは、こちら!!
『竜王』『棋王』『王将』『叡王』の4つです。
それでは、私の勝手な独断と妄想による今後の展望をご説明させて頂きます。
早速今月には、『叡王』最終決戦が控えております。
来たる9/13には、藤井二冠から“藤井三冠”になる可能性があります。
私の見解では相手が豊島竜王ですので、一進一退の熾烈な攻防戦、
一瞬のミスも許されない五分五分の戦いになりそうなので、ワクワクが止まりません!
そしてそのすぐ後には、『竜王』タイトル戦が始まり、年内に決着となります。
これも彼は順当に勝ち進んでおり、ひょっとして年末には“藤井四冠”になる可能性が十分あります!
竜王戦の最注目時期は11月中旬~です。
残りのタイトル『棋王』『王将』は、まもなく挑戦者を決める決勝戦が始まります。
『棋王』はトーナメント戦、『王将』は7名でリーグ戦を制覇で挑戦権獲得。
来年1月~3月にタイトル戦が行われ、2022年3月には“藤井六冠”になる可能性があります。
そして間隔は空きますが、来年度中には『王座戦』に挑み、最速で2022年秋には“藤井七冠”の可能性が。
最後に、なんとか頑張って欲しいのが『名人戦』です。
この名人戦は、A級しか挑戦権がありません。
今年度の藤井二冠はB級1組の13名でリーグ順位戦を行っており、
好敵手には藤井二冠のデビュー30連勝記録を止めた、あの佐々木勇気七段が好調中です。
このB級1組リーグ戦で上位2名がA級昇格となります。
もし順調に勝ち進めば、2022年度のA級リーグ戦を経て、
2023年春には『名人』獲得で、ついに“藤井八冠”の可能性が。
以上、こんな感じで上手く運ぶのは、実に長く険しい困難な道のりですが・・・。
まずは今から2022年3月までは、「六冠制覇成るか!?藤井聡太!!」に注目が集まりそうです。
過去の将棋界史上、タイトル全冠を独占達成したことがあるのは…
1996年、将棋に興味がある方なら誰もがご存知、あの“羽生九段”(当時25歳)だけ!
独占期間は167日という記録。
当時は、タイトルにまだ『叡王』が無かったので全七冠になりますが、
この前人未踏とも言える伝説を塗り替える偉業を、果たして彼は成し遂げてしまうのか???
お時間がございましたら、皆様もぜひご注目下さいませ。
記事担当:新田店 水谷