皆様こんにちは。
早いもので新年を迎えてあっという間に一カ月が過ぎようとしていますね。
もう少ししたら立春。つまりは暦の上では春が訪れるわけです。
まだまだ寒いですけどね・・・(;´Д`)
立春と言えば、皆様ご存知の『節分』ですよね。
正確には立春の前日に行う行事ですけれども。
『節分』=2月3日という認識が多いようですが、実は日にちが年によって変動するってご存知ですか?
太陽の通り道の角度によって立春の日が異なるそうです。
なので、それによって節分の日もずれるわけです。
立春が3日になれば節分は2日、立春が5日になれば節分は4日ということですね。
ややこしい(笑)。
ちなみに今年は立春が4日なので、節分は3日です。
前置きが長くなりましたが、今回の森岡情報局はそんな『節分』にスポットをあて、
節分について色々なことをご紹介したいと思います。
最後までお付き合いくださいませ。
節分といえば、一番に思い浮かべるのは『豆まき』ではないでしょうか。
「鬼は~外、福は~内」といって豆をまくアレですね。
私も毎年家の窓から色んな方角にむけて豆をまきちらしているのですけれども。
森岡店の皆に聞いたところ、意外や意外、やらないというアンケート結果が多数!
えええぇぇぇぇっ(;゚Д゚)やらないの??
「子どもの頃はやっていたけど。今はやらない。」
「片付けるのが大変だからやらない」
そうか。そうなのか・・・。
どの様な豆まきをしているかのアンケートをしたのに、まさかの参考にならず。
(実家の庭で盛大にと、家でこじんまりに1票ずつあった以外は。)
豆まきは地域や場所によって、掛け声が違ったりするそうです。
鬼を祭った神社や鬼が地名に付いた土地などでは、
鬼は悪ではないので「鬼は内、福は内」「福は内、鬼も内」と唱えるのだとか。
他には鬼ではなくなんと「福は内、悪魔外」と唱える場もあるそう。
京都の一部では「鬼は外、福は内」に合わせて「ごもっとも、ごもっとも」と、合いの手を入れるというのもあります。
ちょっと面白そう(*´з`)
ちなみに私は「鬼は外~、福は内~、福沢諭吉さんも内~」といって、豆まきを楽しんでいますけどね。
(欲望丸出しスミマセン(笑))
続いて森岡の皆に2つめの質問「節分の時に何食べる?」をしてみました。
予想通り全員回答が『恵方巻』でした。
恵方を向き、願い事をしながら無言で丸かじりし食べきる、皆様ご存知のものですね。
節分の時期に色々な恵方巻が売られています。
具に何か意味があるのか調べてみたら、具ではなく『数』に意味があるのだとか。
七福神にちなんで、『7種』の具を使うのがお約束なのですって。
皆の好きな具は、エビ・卵・きゅうり・カニカマ・マグロ・かんぴょう、
サーモン・アボガド・エビフライ・サラダ巻き的なやつ、だそう(笑)。
色々な答えが返ってきました。
今年の恵方は『南南東』ですよ!
皆無言でかぶりついてくださいね。
他に我が家では「イワシ」を食べます。
我が家以外では店長の御宅のみの回答でした。
ちなみに数年前までは、ヒイラギの枝にイワシの頭を刺した、「柊鰯(ひいらぎいわし)」を玄関に飾っていました。
鬼を遠ざけてくれる鬼よけですね。
今は見かけることが少なくなった気がします(;´・ω・)
他に節分で食べると良い物は色々ありました。
「大豆、落花生、ピーナッツ」・・・豆まきをして歳の数だけ食べるは定番ですよね。
「福茶」・・・無病息災を願って飲む、大豆3粒、梅、昆布を入れたお茶(お湯)です。
「節分蕎麦」・・・厄を断ち切る意味があるそう。
「こんにゃく」・・・体内の掃除をして悪い物を取り除くとされています。
「くじら」・・・子供の健やかな成長を願って食べられるそう。
「鬼除け汁」・・・厄除けに、豚肉・根菜を使った味噌汁に蒸した大豆が入っています。
「けんちん汁」・・・体を温める為にも食べると良いそうです。
「しもつかれ」・・・魔除けや厄除けなど縁起のよいものです。
「麦飯」・・・世の中がよく回るようにという願いをこめられているそう。
「ぜんざい」・・・あずきは厄除けの効果があるそうです。
こんなにあったなんて、ビックリです(;゚Д゚)
験を担ぐのを好きな私ですが、ほぼ初耳ばかりでした。
そうそう知らなかったといえば、もう一つ。
皆様が思い浮かべる「鬼」は何色ですか?
森岡の皆は、ほぼ「赤」。少数意見で「青」「黒」でした。
鬼の色って何色なのか調べてみたら、なんと『5色』もありました。
5色の鬼は、仏教における「煩悩」を表しているのだそう。
つまり、豆まきの鬼は自分の中の負の感情などを表していて、
豆まきは鬼に豆をぶつけて自分の悪い物を取り除いているということですね。
追い払いたい煩悩の種類によって鬼の色が変わるわけです。なるほど。
鬼の色によって煩悩(負の感情)の種類があるようで、
「赤鬼」・・・(食欲・欲望・渇望)人間の悪い心の象徴。
豆をぶつけることで、自分の中の悪い心が取り除かれる。
「青鬼」・・・(悪意・憎しみ・怒り)
貧相の自分自身に豆をぶつけることで、福相・福徳に恵まれる。
「緑鬼」・・・(倦怠・眠気・不健康)
不摂生を反省して健康を保つことを言い聞かせながら豆をぶつける。
「黒鬼」・・・(疑・愚痴・疑いの心)
豆をぶつけることで、卑しい気持ちを追い払い、平穏を願う。
「黄鬼(白鬼)」・・・(心の浮動・後悔・甘え・我執)
豆をぶつけることで自己中心的な考えを反省し、公平な判断が出来るようになる。
うーむ。何色の鬼に豆をぶつけるかは、自分次第ということですね。
というわけで、一足早いですが鬼退治をすべく節分の豆を用意しました。
森岡店の皆で、鬼を払いましょう♪
「鬼は~外、福は~内!!!」
※今回投げた豆(落花生)は全て拾って、鬼さんが持ち帰りました。
ではでは、皆様の今年一年、健康で福が来ますように!!
☆森岡情報局毎月11日&25日更新☆
記事担当:森岡店 古川