とある日、森岡店でこんな話が出ました。
「『暗殺者のパスタ』って知ってる??」
「なにそれ?」
「最近、YouTubeで動画に挙げる人がいるほど、流行ってるんですよ」
正直私は、その話を聞いて、何かの罰ゲーム的な食べ物なのかと思いました。
『暗殺者』だなんて、あまり良い意味ではなさそうですもんね・・・。
森岡店のスタッフの中でも、
『暗殺者が、誰かを暗殺する時に食べていたパスタ』だとか、
『パスタの色が血の色に似ているから』だとか、
『食べた人が死ぬ(作った人に暗殺される)くらい美味しくないパスタ』だとか、
なんで、『暗殺者のパスタ』なのか、いろいろな推測が飛び交いました。
実際にインターネットで調べてみると、『暗殺者のパスタ』って、こんな料理だったんです。
フライパンの中に乾燥パスタをそのまま投入し、焦げ目をつけながらトマトスープで煮込んで作る。
焦げ目をパスタに付けるのは新しいらしく、これがイタリアで流行ったらしいですよ。
そして、『暗殺者のパスタ』の名前の由来を調べてみると、いろいろな説があることも分かりました。
『暗殺者級の辛さだったから』
『パスタの色が暗殺現場の血の色のようだから』
『殺人級にパスタが美味しかったから』
などなど、どれもあり得そうな由来ですよね。
っていうか、森岡店のスタッフが予想した由来があるじゃないですか!
森岡店には、意外と鋭いスタッフがいるんですよね~。
てなわけで、この『暗殺者のパスタ』、話題に出たからには作らないわけにはいきません!
そして私の今年の目標の一つに、『作り方を見ずに料理ができるようになる』というのがあったので、
今回この『暗殺者のパスタ』を作ってみて、皆を暗殺してみようと思います!!
(パスタを食べさせて、暗殺するという意味はないんですけどね)
名前の由来の中にあった、暗殺者級の辛さのパスタにして、皆を暗殺しましょう(笑)
今回用意したものはコチラ(詳しくは調べてみてね)。
・乾麺パスタ
・カットトマト
・トマトピューレー
・唐辛子
・オリーブオイル
・その他調味料など(写真に載せ忘れました)
まず始めに、カットトマトと水、調味料などを入れて、トマトスープを作ります。
次に、大きめのフライパンにオリーブオイルと唐辛子、(ニンニク)を入れて炒め、そこにトマトピューレーを入れます。
ニンニクがなぜカッコ書きなのかは、またあとで書きますね(笑)
そこに乾麺パスタをそのまま投入し、軽く焦げ目が出るまで炒めます。
が、ここで問題が・・・。
フライパンからパスタはみ出てる・・・。
なんか焦げ臭いにおいもするし・・・。
ホントは良い感じに焦げ目がついたら、ひっくり返してトマトスープを加えるのですが、
はじめに入れたトマトピューレーだけ焦げてきたので、こりゃヤバいと思い、ひっくり返さずにトマトスープを投入!!
無事、パスタもいい感じにしなってきたので、ここで裏返して焦げ目がついたら、
またトマトスープをいれて、煮込んでと、当初予定としていた工程に戻すことができました。
そして、完成したのが、こちら!!
田村特製暗殺者のパスタの出来上がりで~す。
早速、森岡店のスタッフの皆を暗殺しちゃいましょう!!
という事で、森岡店にダッシュで向かい、スタッフの皆に食べてもらいました。
スタッフからは、
「辛いけどうまい!!」
「普通にうまい!!」
などなど、嬉しいような悲しいような意見を頂きました。
あれ・・・、暗殺失敗じゃん・・・って思いましたが、美味しいっていただけたので、満足です(´;ω;`)
1人だけ、辛さで唇が腫れちゃったスタッフがいたようですが、暗殺には程遠い結果になってしまいました・・・。
そして、林次長にも食べてもらったのですが、ここで衝撃の事実を知ることができました。
「これ辛さしか感じないけど、ニンニク入れた?」
・・・はい、そうなんです。
ニンニク入れるの忘れました。
だからカッコ書きになっていたんですよ。
さすが料理人の林次長ですね!
今回作った『暗殺者のパスタ』意外と簡単に作ることができるので、
次回は全員を暗殺できるように激辛仕様に作りたいと思います。
皆さんも、ぜひ暗殺者級の辛さにした『暗殺者のパスタ』作ってみて下さいね!!
ニンニクは忘れちゃダメですよ!!
☆森岡情報局毎月11日&25日更新☆
記事担当:森岡店 田村