皆さんこんにちは!!
早いもので今年も残りわずかになりましたね。
今年は自分にとって色々と苦労し勉強になる一年でした。
一通りは自分に与えられた業務はこなせるようになったつもりでしたが全く分からない事があり、頭を抱える上半期となりました。
その内容というのが、カウンター業務になります。
自分ではカウンターも出来ているつもりになっていましたが甘い考えでした…。
まず分からないのが、ホールに陳列してある商品がどの業者さんから来ていて賞味期限がいつまでなのか把握出来ていない事でした。
そして月末に行っている棚卸作業も分からない事だらけです。
今では棚卸作業は慣れてきて、ある程度把握が出来てきてスムーズにこなせるようにはなってきましたが、一つだけ僕を悩ませる事があります。
それは賞味期限管理になります。
定期的に期限チェックをしていますが、この作業が一苦労で時間もかかるので大変です…。
そもそも誰がどうやって期限を決めているの?賞味期限って何?
分からないと何も進まないので調べてみましょう!!
ちなみに皆さんは誰が賞味期限を決めているかご存知でしょうか??
それは、その食品を加工したメーカー、輸入食品は輸入業者が決めているそうです。
その食品についてよく知っているのは作った人、輸入した人達が責任を持って設定をしているそうです。
では、どの様に期限を設定しているのかというと、食品によって様々な特性が有るので食品ごとに色々な方法で検査が行われています。
・微生物検査
食品中に有害な微生物がいないか、増えていないかを調べる
・理化学検査
粘りや濁り、比重、等を測定
・官能検査
実際に食べたり、匂いを嗅いだり、見た目を調べる
この様に食品は調べられているそうです。
期限の決め方や検査の仕方は分かりましたが、賞味期限と消費期限の違いが判らなかったので調べてみました!
・賞味期限
賞味期限とは、美味しく食べられる期間の事です。
加工食やお菓子などがこの期限です。
言われなくても誰でも知っていますよね(*^-^*)
では、期限の「年月日」表示と「年月」表示の二種類は何で表記が有るのか知っていますか?
「年月日」はそのままその日付ですが、「年月」表示は製造されてから三ヶ月以上もつ物に表示が許されているそうです。
あと食品ロスを減らす目的もあるそうです。
賞味期限は表示されている月末までになります。
僕はその期限の月になったら期限切れなのかと思って、気になって調べちゃいました。
普通に考えたら月末ですよね…。
・消費期限
消費期限は主に生鮮食費で記載されていて、保存方法を守って保存していた場合に期間内なら安全に食べられる期限の事です。
保存方法を守らずに期限内だから大丈夫だと思い、過去に僕はお腹を壊した事があります。
皆さんはそんな事をしないと思いますが、保存法、消費期限が過ぎた食品を食べないようにしましょうね。
食べちゃダメ絶対!!期限がくる前に消費しよう!!
賞味期限と消費期限の違いは分かりましたが、食品によってはこの両方とも記載されていない物がありますよね?
その代表的な食品は「アイスクリーム」だと思いますが、では何故記載されていないのでしょう??
答えを先に言うと、長期間保存しても品質の変化が極めて少ないので、アイスクリーム等の一部の食品は賞味期限の表記を省略する事ができます。
では、アイスクリーム以外に表記を省いている物は何があるのでしょうか?
・ハチミツ
自然の保存食ともいえるハチミツは、その抗菌性と低水分環境により賞味期限が基本的に無いとされています。
・塩
塩は腐敗することなく長期間保存が可能です。抗菌性があって、他の食品の保存にも使われます。
・砂糖
適切に保存された状態であれば砂糖も長期間保存可能です。湿度を避け、密封して保存しましょう。
期限チェックを僕がやり始めた時に期限表記が見当たらず、吉留さん(共和店のカウンターのボスです!)にどこに表記されているか聞いたら砂糖には期限が無いと言われて衝撃を受けたと同時に、めちゃくちゃ弄られました…。
アイスクリーム等でも賞味期限表記が有る物もあるので、表記確認は必ずしましょうね!
そして、表記されている保存法をしっかりと守り保管しましょう!!
知識は付いたので引き続き皆さんが安心して景品を見て頂けるように期限チェック等を徹底していきますので、是非とも景品コーナーにお立ち寄りください!!
あなたが欲しい物があるかもしれませんよ!?
種類が多くて迷ってしまう時はカウンタースタッフがその時々のオススメをご案内しますので声を掛けてみて下さい。
最後となりますが、本年の共和店情報局はこれで終了となります。
まだまだ半人前の僕ですが、景品カウンターでの皆様の温かいお言葉のおかげで乗り越えられた時もありました。
自分一人では超えられない壁でも共和店の皆や、ご来店される皆様との繋がりで超えてこられたと感じます。
この感謝を少しでも皆様に返せるように来年もより一層努力して参りますので是非とも共和店をよろしくお願いいたします!!
長々とお付き合いいただきありがとうございました!!
それでは皆様よいお年を!!!
記事担当:共和店 野々山