こんにちは!今回の衣浦情報局は平間がお届けします!
皆さんはスマホのワイヤレス充電を使った事はありますか?
ワイヤレス充電には共通の規格があって、代表的なものに「Qi(チー)」や「MagSafe(マグセーフ)」があります。
使った事がない方でも、iPhoneユーザーならMagSafeは聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回はこれらのワイヤレス充電についてご紹介していきます♪
【目次】
・Qiって何?
・MagSafeって何?
・Qi2規格の登場
・Qi2充電器買ってみた
・スタンバイモード
・良かった点、気になった点
・まとめ
・Qiって何?
Qi(チー)は、ワイヤレス充電の国際標準規格です。
「チー」は中国語で「見えない力」を意味する「気」の読みから来ているそうです。
現在では多くのスマホ充電器がワイヤレス充電機能としてQi規格を採用しています。
・MagSafeって何?
MagSafe(マグセーフ)はアップル社が提供するデバイスに搭載されるワイヤレス充電のブランド名で、磁石で張り付く機能を持っています。
ざっくり言うと、MagSafeとはQi規格の充電器に磁石でくっつく機能がプラスされたものです。
iPhoneではiPhone12以降の機種にこの機能が搭載されていますが、iPhoneSEは対応していません。
Qiの充電器は置くだけで充電が可能ですが、充電する側とされる側の内蔵コイルがピタリと合わないと充電効率が落ちます。
僕も過去にQi規格の充電器を使用していたのですが、端末の中心から少しでもズレると充電されなくなるのでモヤモヤする時がありました。
一方MagSafeは磁石で双方をピタリと合わせる事ができるため、ワイヤレス充電の効率を最大化する事ができます。
さらにこれにより15wの高速充電にも対応しています。
・Qi2規格の登場
MagSafeはとても優れていますが、アップル製品デバイスにしか搭載されないというのが難点でした。
しかし2023年に新しくQi2(チーツー)規格が登場しました。
Qi2はアップル社協力の元開発された規格で、MagSafeの技術が積極的に採用してされています。
簡単に言うと、「MagSafeの磁石機能がQiでも使える様になった」わけです。
これによりサードパーティ製(アップル製以外)のデバイスにもMagSafeと同じ様な機能を搭載する事が可能に。
今後Qi2に対応したAndroid端末が発売されれば、iPhoneと同じ様に磁石でワイヤレス充電が可能になります。
・Qi2充電器買ってみた
2024年春頃から徐々にQi2規格の充電器が発売され始めましたが、僕も気になったので買ってみました!
買ったのはこちら、「Belkin(ベルキン) Qi2折り畳み式充電スタンド」
充電器は30w以上の物が推奨されているのでこちらも購入。
こちらの充電器は折り畳める様になっていて、置き型・スタンドの2wayで使用できるのがポイントです♪
畳んだ状態
スタンドの状態(可動域は70度ほど)
ちなみに通常のQi規格とも互換性があるので、畳んだ状態だとQi対応製品も使用できます。
Qi規格対応のワイヤレスイヤホンも問題なく充電できました。
そしてQi2規格の真骨頂、磁石機能をチェック☆
付けてみてビックリしました。
かなり磁力強めで、吸い付く様にスマホと充電器がど真ん中でピタッ!とくっつきます。
付けたまま充電器を持ち上げる事もできます。
この充電器の良いところは、適度な重さがある事です。
軽すぎるとスマホの重みに負けて土台が倒れたり、スマホを外す時スマホに充電器がくっついてきたりしますが、適度に重いのでとても安定しています。
片手で外せないのを危惧していたのですが、杞憂に終わりました。
iPhoneはケース無しの状態でもくっつきますが、MagSafe専用ケースを使用するとより強い磁力で付ける事ができるのでオススメです。
・スタンバイモード
横向きで付けるとiOS17から新登場したスタンバイモードも手軽に使用できます♪
これはiPhoneが充電中、かつ本体が横向きになっていると使用できるモードなのですが、MagSafeと同じ様にQi2でもバッチリ使用できます☆
時計やカレンダー、写真、天気等を表示させられる便利な機能です。
常時画面表示機能があるPROモデル以外は20秒で消灯してしまいますが、画面を1タップすればすぐ表示できますし、個人的にはバッテリー寿命的にも消灯した方が良い気がします。
・良かった点、気になった点
実際に数日間使ってみた感想としては、とにかくめっちゃ楽です!
このスタンドを部屋に置いておけば、スタンドにくっつけるだけで充電開始→終わったら外せばOKなのが素晴らしい。
磁石でピッタリくっつく所も良くて、Qi規格の時にあった位置調整問題が完全に解消されているのでストレスフリーです。
逆に気になった点は、「そこそこ熱を持つ」点ですね。
以前の記事でも取り上げましたが、熱はスマホのバッテリーを劣化させる要因になります。
熱はこの製品のせいというよりは、ワイヤレス充電の仕様によるものなのである程度は仕方ないと思います。
どこまで許容できるか、といった所ですね。
僕の環境では劇的に熱くなる訳ではないので許容範囲だと思いました。
ワイヤレス充電は有線充電に比べて熱を持ちやすいですが、iPhoneにはこれを制御する為の対策プログラムが組み込まれているので、過度に心配する必要は無さそうです。
・まとめ
Qi2規格が登場した事により、磁石を使用した充電がより身近になりました。
今後は更に様々な種類の商品が増えていき、少しずつ普及していくと思われます。
商品が増えると競合が起きて商品価格が下がってくるのも良い点ですね。
実際今回買ったスタンドはアップルのMagSafe充電器と比べても数千円安く購入する事ができました。
ちなみに、ワイヤレス充電ではないですが、衣浦店ではスマホ充電器の貸し出しを行っています☆
会員カードをお持ちならすぐに貸し出しできますので、衣浦店で充電が少なくなった際は是非スタッフまでお声がけ下さい♪(会員カードがない方は景品カウンター預かりでも対応しております)
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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記事担当:衣浦店 平間