『口笛はなぜ 遠くまで聞こえるの あの雲はなぜ わたしを待ってるの♪
教えて おじいさん 教えて おじいさん 教えてー アルムのもみの木よー
雪の山なぜ バラ色にそまるの あの風は何処に 隠れているの♪
教えて おじいさん 教えて おじいさん 教えてー アルムのもみの木よー
眠るときなぜ 星はそっと見ているの わらの中なぜ いつもあったかいの
教えて おじいさん 教えて おじいさん 教えてー アルムのもみの木よー』
皆様こんにちは衣浦店情報局担当、水野です。
アルプスの少女ハイジの歌を思わず歌ってしまう木を紹介いたします!
その名は「オウシュウトウヒ(欧州唐檜、学名: Picea abies)」マツ科トウヒ属の針葉樹です。
ヨーロッパ原産で標準和名は、「ドイツトウヒ(別名でヨーロッパトウヒ、ドイツマツ)」。
樹高は50メートルのもなる高木で、ヨーロッパではもみの木ではなくてドイツトウヒが主にクリスマスツリーに使われています。
またバイオリンの響板に利用されているそうです。
行きつけの園芸店さんにもみの木を探しに行き、もみの木のとなりに一緒に並んで置いてあったのが、ドイツトウヒを知るきっかけでした。
本命のもみの木は弱っていて、値引きされた状態で販売されていたのですが、そのとなりに緑鮮やかに葉ぶりも良くきれいなドイツトウヒがいました。
無知なわたしは、もみの木もどきと馬鹿にしていたのですが、調べてみると、クリスマスツリーに適した木であることが判明しました。
なぜ、もみの木を探していたかというと、有楽グループ恒例行事「クリスマスデコレーションコンテスト」で植物好きの私がぜひ衣浦店に生きているもみの木を飾って置いてみたいと思っていたからです。
スタッフ一丸となって衣浦店を装飾して、デコレーションコンテストでは夏に続いて連覇することができました。
クリスマスにもみの木をツリーとして飾るのは、もみの木が常緑針葉樹だからそうです。
厳しい冬が訪れる土地でも、葉が枯れて落ちることなく色鮮やかな緑を楽しめるもみの木は、昔から強い生命力の象徴とされました。
力強く葉を茂らせる姿から、もみの木を神聖なものとしたそうです。
ドイツトウヒの花言葉は「逆境の中の希望」「不運中の希望」だそうです。
そばに置いておくと強い人間になれそうです。
そういえば、トウヒのシロップなんて物もありました。
薬効成分から、ヨーロッパで何百年も前から使われている伝統的な天然の症状緩和剤だそうです。
このシロップは、トウヒの樹の針葉の新芽から作られ、主に咳・喉の痛みを抑えるために使われていたみたいです。
シロップ作りは、ぜひお料理大好きな衣浦店のアイアンシェフ峰松パティにいつか作っていただきたいです。
2月現時点で樹高は90センチほどですが、一年でどれほど大きくなるか楽しみです。
日本のうだるような暑さに弱いアルムのもみの木ですが、今年の冬に一回り大きくなったアルムのもみの木を、皆様にお見せできるようにお世話していきたいと思っております。
本格的なクリスマスツリーでクリスマスを楽しみたい方は、ぜひ育ててみてください。
素敵で幸せな気分でクリスマスを迎えられ、きっと聖なる夜にハッピーサイクルが回りだすと思います。
★衣浦情報局 毎月2日&16日更新★
記事担当:衣浦店 水野