皆様こんにちは!衣浦青果部の佐藤です!
今回の情報局では果物の知っておかないと損をする?!ちょっとした豆知識をご案内しようと思います♪
いろんな果物にちょっとした豆知識がたくさんあるのでご紹介していけたらいいなと思いつつ、
今回はタイトルで触れていますが、「キウイフルーツ」について掘り下げていこうと思います!
キウイといえばニュージーランド産が有名で、
スーパーでもたくさん入った1,000円ほどのパックがよく売られてたりしますよね。
割と安価で、包丁で半分に切ればスプーンで食べられる手軽さもいい果物です。
佐藤にとっての「キウイ」は学校の給食にでてきて、四苦八苦しながら大きいスプーンで掬って食べていたイメージです笑
その頃の記憶が邪魔をするのか、特に好き好んでは食べることがなかったのですが……
今回ご紹介する豆知識を頭の片隅に入れておいて頂ければ、
「あれ?!キウイってこんなにおいしかったっけ?!」
「なんだ、簡単に食べれるじゃないか」
と思って頂けること請け合い!
それではさっそく今回実験台として登場して頂くのはこちら、なんと東京生まれのキウイ「クリーミー三鷹」さんです。
左右色が違いますが、両方とも同じ品種の子です。
この色の違いは個体差ではなく、実は購入日が違います。
左側の色が濃い方が購入から3日程、右側の色が薄いほうが10日程経っています。
え、10日もほっておいたの?大丈夫なの?って思ったそこのアナタ!
よくこのページを見て下さいました。ありがとうございます。
実は……キウイって『追熟』が必要で、梨などとは違い買ってすぐ食べるわけではなく、
ちょっと放っておくことでおいしくなる果物なんですね。
(すぐでも食べられますが、正直ちょっと損です。もったいない。)
この赤い丸で囲ったキウイのヘタの部分を軽く押してみて、凹むようになったら食べ頃です。
・常温でも冷蔵庫でもよいのでおいて置くだけでOK
・皮に皺が寄ってきたら限界なのでそれ以上はNG
注意するのはこれくらいですね。
購入日というよりは収穫からどれくらい経過しているかなので、ヘタの所を押して判断してみてください!
それでは、さっそくカット!
白い!!!
実は今回実験に使用した「クリーミー三鷹」は実が白い変り種キウイ。
追熟前の左側は本当に真っ白な実で、追熟が完了するとクリーム色になります。
パッと見でだいぶ様子が違うのがわかりますね。
追熟前のキウイは包丁を入れるとサクッと音がなり、実も硬いので桂剥きもちょっと一苦労。
追熟後はスルっと包丁が入り、皮と実が剥がれやすくなっているので桂剥きも力がいりません。
重要なお味は?!いざ!
追熟していない方は普通に甘いですが酸味が芯の周りにあって甘酸っぱい感じです。
端っこの方はすごく酸っぱくて……ちょっと失敗。スプーンでは食べれません!
追熟させた方はスプーンで掬って食べれるくらい柔らかくて、
まるで白桃のように口の中でとろけてなくなる感じですね♪
まさに「クリーミー三鷹」という名にふさわしい滑らか食感です。
酸味もまったくなく、甘みがぎゅっとしていて美味しかったです!
さぁ、あなたも追熟キウイ試してみませんか?
★衣浦情報局 毎月2日&16日更新★
記事担当:衣浦店 佐藤