皆様こんにちは!
衣浦情報局担当の久保田です。
実は私、スポーツ観戦をするのが大好きで、
コロナ禍になる前はプロ野球や大相撲を見にときどき現地に行っていましたが、
最近は行けてないのでテレビやネットで見ています。また行きたいな~。
さて、早速ですが、
昨シーズン、135年ぶりという「150奪三振&150塁打」の偉業を達成したエンゼルスの大谷翔平選手。
投打二刀流の大活躍、本当に凄かったですね。
以前テレビ番組で、大谷選手が高校生の時に書いた「目標達成シート」が紹介されていました。
中心のマスに「大きな目標(夢)」として「ドラ1・8球団」と書かれ、
そのまわりに、実現するための要素として、「体づくり」「メンタル」「人間性」「運」……などが書かれていました。
そして、それぞれの要素ごとに、必要なことが書かれていました。
「人間性」には、礼儀・感謝・思いやりなど。「運」には、挨拶・プラス思考・ゴミ拾い・審判さんへの態度など。
高校生の時に立てた目標(夢)に向かって、強い気持ちを持って努力し続け、今の活躍に繋がっているのですね。
先月、両国国技館で行われていた、大相撲の初場所では、千秋楽で関脇の御嶽海が3度目の幕内最高優勝をしました。
御嶽海は初場所で13勝2敗の成績を残し、場所後の番付編成会議で正式に大関昇進が決まりました。
長野県出身の大関誕生は江戸時代の1795年、「伝説の力士」とされた雷電以来、227年ぶりとなるそうです。
大関伝達式の際の御嶽海の口上は
「大関の地位を汚さぬよう、感謝の気持ちを大切にし、自分の持ち味を生かし、相撲道に邁進して参ります」でした。
口上に「感謝」の言葉を入れたことについては
「中学校から恩師に感謝の気持ちを忘れないで相撲を取りなさいと、大学いってもプロいってもずっと言われ続けたので」と説明していました。
小学校4年生の時のインタビューでは「夢はね、相撲の大関。(横綱じゃないの?)うん、大関」と語っていました。
夢だった大関昇進、本当に凄いです。夢を叶えるために相当な努力をされたのですね。
相撲の世界も、新弟子検査から始まり、
前相撲、序の口、序二段、三段目、幕下、十両を経て、ようやく幕内力士となります。
幕内力士となるために、厳格な礼儀を身に付け、
「心・技・体」を磨きながら、長く厳しい道のりを歩み続けなければいけません。
ところで、大相撲の「行司」が発する声として、「はっけよい のこった」のような言葉があります。
テレビ観戦中に、この「はっけよい」って何だと思い、調べてみました。
日本相撲協会の公式Webサイトによれば、「はっけよい」は「はっきよい(はっきょい)」であり、
「発気揚揚(はっきようよう)」が語源・由来であると説明されています。
「体中の気分を高めて全力勝負せよ」とか「気合を入れて」とか、そんな意味だそうです。
他にも「八卦良い」「早競へ(はやきほへ)」など、諸説があるようです。
そして「のこった」は、両力士とも土俵に「残って」いて勝負がついていないと知らせる掛け声だそうです。
つまり、まわしをがっちり掴んで動かない時は「はっけよい」、技をかけている時は「のこった」と言うそうです。
学生時代に「柔道部(兼・相撲部)」だった私ですが、今回初めて知りました。(笑)
私自身、また皆様にも、自分の夢や目標の実現に向けて、
あるいは、今やるべきことの一つ一つに、強い気持ちを持って=「はっけよい」して取り組んでいけたらと思います。
★衣浦情報局 毎月2日&16日更新★
記事担当:衣浦店 久保田