皆様こんにちは衣浦店情報局担当、水野です。
私事ですが、コロナ禍でおうち時間が増え、昨年より「植物ライフ」を始めました。
園芸店で夏によく見かけるハエトリソウは、管理しやすく元気に育つので、夏休み自由研究などにぴったりだと思います。
ハエトリソウは北米原産の食虫植物で、地面を踏むとじゅわっと水がしみ出てくるような浅めの湿地に自生します。
ハエトリソウはお水が大好きです。
真夏などは朝昼晩と霧吹きなどでたっぷりと水やりをします。
効果的な水やり方法は、葉水「はみず」です(植物の葉っぱに水を与える方法を葉水といいます)。
植物は土だけでなく、葉っぱからも水分を吸収します。
葉水はこの特徴を活かした水の与え方で、植物を元気に保つにはとても効果的なアプローチです。
食虫植物だけに、葉っぱに虫などがとまると葉を閉じて食べてしまいます。
葉の中に「感覚毛」という小さな毛が生えており、2度ほど刺激を受けると左右の葉がピッタリと閉じます。
手で感覚毛を刺激しても閉じますが、やりすぎるとハエトリソウが疲れて枯れてしまいますので、触らない様にした方が良いです。
1対の葉っぱで通常2~3回、多くても4~5回ほどしか開閉する体力がないです。
肥料は要りません。栄養は根から十分吸収するので、わざと虫を与える必要もないです。
大きな昆虫などを食べると、消化不良で枯れてしまいます。
また冬になると葉が枯れてしまいます。
今まで枯れて死んでしまうと思っていたのですが、冬を越して春を迎えると新しい芽が出てきます。
珍奇な姿やダイナミックに動いて虫を捕らえるおもしろさなど、わかりやすい魅力が多いハエトリソウは、飼う(育てる)のにはお勧めの植物です!
ゲームなどで似たような植物(キャラ)を見かけたのは、私だけでしょうか・・・?
★衣浦情報局 毎月2日&16日更新★
記事担当:衣浦店 水野