みなさん
こんにちは~
今回の情報局を担当します中村です。
年も明け、気持ちも新たに、今年も有楽本店の情報をジャンジャン発信して参ります。
宜しくお願いします~(^-^)/
情報局をご覧の皆様、お正月はいかがお過ごしでしたか?
故郷へ帰った方、海外へ出掛けた方、温泉地でお正月を迎えた方、それぞれ色々とあった事でしょうね。
ちなみに私はお仕事でした。
できれば私も温泉地でお正月がいいなぁ~♪(*^▽^*)ゞ
さて、
私の今年初のお話は・・・
『電卓』と『事務の加藤さん』のお話!
どうです?すご~く古い電卓でしょ?
今でも現役バリバリで使える30年以上前の電卓です♪
こちらの電卓、良く見て頂くとわかりますが、
ごく一般に普及している普通の電卓じゃないんですよ~。
『+』と『=』が1つのボタンになっているのが特徴です。
この電卓は『加算器方式電卓』といいまして、
多数の計算アイテム(伝票など)単純な操作体系が大量の加減算処理や、
まとめて計算する『集計計算』専用の電卓とでもいいましょうか?
企業の経理部門などの事務計算のプロ達に長年愛用されている加算器方式の電卓なのです。
世間に電卓が登場したての頃は、この加算器方式の電卓がほとんどだったそうですが、今では殆ど見掛けなくなってしまいました。
加算器方式電卓の特徴としては、右手にペンを持って、左手で電卓を扱う事が多いため、
左手で扱い易いように作られたものが多く、ボタンのキー配置はそれを考慮して作られているそうです。
そういえば『事務の加藤さん』もすごい速さで左手で電卓を弾いていましたね。
この電卓を長年愛用していた加藤さん。
本店のスタッフや古くからの有楽スタッフからは『姉さん(ねーさん)』という愛称で呼ばれています。
前回にお話しした『玉磨き袋』の考案者でもあるんですよ。
本店で働いている私達にとって、とても大切な存在です。(*^-^*)
今年で何と90歳!
毎日元気にご近所を散歩しているそうです。
28歳頃から88歳頃まで、この仕事にずっと携わって来られました。
60年間ですよ!
長いですよね。本当にご苦労様でした。
私の勤続40年なんて・・・まだまだです。姉さんの足元にも及びません。
もっともっと私も頑張らないといけませんよね!
姉さんの若い頃はホールでお客様に呼ばれると、カウンターを飛び越え、お客様の元へいち早く!
いまでは考えられないお話ですが、とにかく凄かったです。若かったんですね。
今でも時々そんなお話が出るそうですよ~♪
『亀の甲より年の功』とでもいいましょうか。(*^-^*)
私達、本店スタッフにとっては母親的な存在で、
1人1人にも心配やら意見やらご指導やらとで色々と気遣って頂きました。
私も色々と仕事を教えて頂きましたよ。若い頃からず~~っと♪(笑)
今を想えば色々な体験がありましたが、
その中の1つ1つが姉さんに見習わなくてはいけない事ばかりで本当にいっぱいです。
とても器用で何でも自分で直したり、作ったり、物を大切にしてきた方です。
そんな方だからこそ今でも存在するこの電卓。
一度は故障したそうですが、修理で直して復活!
左利きでもある姉さんは、話をしながら左に電卓!右手で筆記!本当に凄いです!
この電卓を姉さんの様に使いこなすのはさすがに無理です・・・。
でも、
『人や物を大切にする心』はしっかりと受け継いで行かなければいけませんよね!(*^-^*)b
その事を肝に銘じて、今年も1年、本店のみんなで頑張って行きたいと思います!
それでは、この辺で♪
「ごきげんよう~♪」(*^-^*)ノ~☆
記事担当:有楽センター 中村